ミズバショウが、フクジュソウが、フキノトウがそこここに咲き、はたまたザゼンソウやナニワズも顔を出し、野幌森林公園にはそこここに春がやってきていた!春爛漫というにはまだ早いが、早春の森林ウォークを満喫した。
※ 最も足元近くで咲いていたミズバショウです。
どなたのブログだったか失念してしまったが、昨日「清田緑地のミズバショウが咲いていた!」という投稿を拝見して、「それなら、きっと野幌森林公園でも咲いているはず」と思い、今朝少し遅くなったが野幌森林公園へ向かった。
大沢口の「自然ふれあい交流館」に立ち寄り、ミズバショウのことを聞くと「何か所かで開花している」との情報を得た。
そして森林公園の中へと分け入った。最初にアドバイスをもらった「桂コース」(1.7km)に入ると、入って直ぐの沢のところであっけなくミズバショウを見つけることができた。しかし、そこには2~3株だけでガクが開いているのは1株たけだった。交流館のスタッフによるともっと大群落のところがあるというので期待して進んだ。
※ 今日、最初に目にしたミズバショウです。
※ 上の写真を大写ししたものです。
久しぶりの野幌森林公園だったが、天気が良かったこともあり新鮮な空気を思い切り吸い込みながら楽しいウォークとなった。
路傍にはフキノトウが目立った。また、春の使者のフクジュソウの黄色い花がいたるところに顔を出していた。
※ 路傍のいたるところにフキノトウは咲いていました。
※ 春の使者フクジュソウも目立ちました。ところが基線や中央線では目にしませんでした。
※ 写真のように群がって咲いているところもありました。
さらには濃い紫色をしたザゼンソウもところどころで目に付いた。このザゼンソウは陽が当たるのを嫌うのか仏炎苞に囲まれた花の部分をなかなか見せてくれない。何度もそうしたザゼンソウばかりにぶつかったので、仕方なくひざまづいて反対方向にカメラを向けてようやく仏炎苞の中を撮ることができた。
※ ザゼンソウは雪を割って芽を出すそうです。
※ これは苦労して花のところを撮った一枚です。私はひざまづいて覆いかぶさるようして撮りました。
その他に、ナニワズ、オオウバユリの幼芽、エゾノユズリハなどを目にしてカメラの収めることができた。
※ 長いコースの中でわずか一か所で目にしたナニワズの黄色い小さな花です。
※ オオウバユリ(?)の幼芽です。これからグングンと成長します。
※ 一年中、このような状態を保つエゾノユズリハです。
さて、ミズバショウの大群落である。そこは「桂コース」に続く「四季美コース」(1.9km)に入った直ぐのところにあった。湿地帯が広がっているところに数えきれないほどのミズバショウが群生していた。白いガクが開いているのはまだ少数派だったが、まだ咲き始めだから仕方がない。最盛期だとかなり見応えのある光景となるのではと想像された。
※ ミズバショウの大群落です。最盛期には見事な光景を現出するのでしょう。
この後も歩き続けたが、新たに発見したものはなかった。今日は私の中では体力づくりも兼ねていたので、コースの両脇に目を配りながら結局12kmくらい歩いたのだが、特に後半は基線とか、中央線という人の通りの多いコースだったこともあり、ほとんど見るべきものはなかった。
※ コースの大半はこのようにすでに乾いていました。
※ ところどころで写真のように雪が残っているところもありました。
※ 途中、目に入った「大沢の池」です。
野幌森林公園は冬の眠りからようやく覚めたばかりといった感じだったが、コース上に残っている雪もほとんどなく、森林独特のフィトンチッドに満たされた空気の中でのウォーキングは心楽しく、心地良い疲労感と満足感に包まれている私である。
そうですか!ニアミスでしたね。今冬もいろいろ歩かれたようですが、やはり歩き回るには夏ですよね。これからが本番。私には見えない、鳥や動物たちの目撃写真を楽しみにしています。
いつか再会できることを楽しみにして…。
本文にもあるとおり、急に訪れてみようと思い立ちました。久しぶりでしたが、やはり林間コースのウォーキングは気持ちの良いものですね。近くにいらっしゃるのが羨ましいです。
帰路についた時、ランナーが住宅から森林公園に走られていた方に二人で会いました。「もしかしたらフナさんかも」と目を凝らしましたが他人だったようです。
久しぶりにお会いしたいですね。(3年ぶり?)コロナ禍の終息を願っています。
走ろう会ブログ楽しみにしています。