田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

マンション建設現場

2006-08-09 17:03:30 | その他
 昨日の投稿と順序が逆になったような気がしますが、今回の札幌行では、私たちの契約しているマンションの建設現場にももちろん行ってみました。

 建築工事は5Fくらいまで進んでいるようで、現場を覆ったテントが5Fと表示していました。(まだまだ工事は始まったばかりです)

 私たちがこのマンションを契約することを決めた最大の理由は、ロケーションの良さでした。都心でありながら、某小公園が我が庭のごとく眼前に広がるロケーションが決め手となりました。つまり私たちが入る予定の部屋のリビングからは、小公園が手に取るような近さで迫り、窓いっぱいに緑が広がるのです。
 私たちは分不相応かなと思いつつ、利便さと景観の良さを追求したのでした。

 私たちは周辺の商店街などを散策すると共に、小公園のベンチに腰掛けて、近い将来の自分たちの日常に思いを馳せました。
 好天の日に、携帯用のポットにコーヒーを入れ、公園のベンチに腰掛けて読書にいそしむなんていうのも一興だなぁ、などと夢想したのでした。
 

OO市場

2006-08-08 16:37:10 | 札幌(圏)探訪
 今回の札幌行で新しい発見がありました。
 入居予定のマンションの周辺を散策しているときでした。
 とある街角の一角に「OO市場」と称する市場を発見しました。
 興味を抱いた私たちはさっそく覗いてみることにしました。
 小規模な市場でしたが、中には生鮮食料品を中心にさまざまな店舗が並んでいました。

 小腹が空いていたので市場内の蕎麦店で冷たい蕎麦を食しました。蕎麦店の向かいは市場内の休憩所を兼ねた情報広場のようになっていました。そこには地域限定誌「OO散歩道」なるミニコミ誌がおいてありました。それを手に取ると、その地域ならでは細かな情報がたくさん掲載されていました。外の人間にはけっして気づくことができない情報を教えていただいたような気がしました。

 市場内を散策しました。店の人たちが次から次へと声をかけてくれます。
 これがいいんだなぁ~としみじみ思ったものです。いわゆる対面販売の良さです。大型のショッピングセンターではけっして味わえない人と人が接することによって生ずる何ともいえない温かさです。
 それはけっしてノスタルジーとか、懐古趣味というものではなく、大型店の利便さと共に、なくしてはいけないもののように感じました。ぜひとも共存していってほしいと強く思いました。
 私たちも札幌に移り住んだら、足繁く通いたいと思ったものでした。

 

札幌移住 二人の先輩

2006-08-07 17:42:02 | その他
 今回の札幌行で、田舎から札幌に移り住んだ二人の先輩の家を訪問しました。
 その二人とは、すでにこのブログ上でも紹介したことのある二人です。
 A氏は札幌郊外に一戸建てを買い求めました。対するB氏は都心に近いところにマンションを購入しました。

 最初にB氏のマンションを訪ねました。
 快適なマンション住まいのようでしたが、それと引き換えに何かと制約の多いマンションライフに対応するために腐心しているようにもうかがえました。もっとも、B氏は入居してまだ4カ月、本当に融合するためにはもう少し時間が必要ということかもしれません。

 翌日は、A氏のお宅を訪ねました。
 A氏の場合は、田舎から都会へと住む地域が変わったとはいえ、緑豊かな郊外の一戸建てのためか、それほどの違和感も感ずることなく生活しているように私には映りました。
 A氏固有の部屋(書斎)も備え、豊かな退職ライフを満喫しているようでした。

 さて、私の場合は住環境としてはB氏と同じマンション住まいです。
 都心のマンションですので何かと便利なのだと思いますが、反面いろいろな制約によって息苦しさのようなものを感ずるのではないかと予想しています。何せ生まれ育って今日までずーっと田舎住まいだったのですから、そのギャップは相当なものなのではと思っています。あまりストレスを貯めることのないよう解消法を探りたいと思っています。
 現時点で考えられることは、デメリットを嘆くのではなく、メリット面を積極的に謳歌することだと考えています。
 年老いても私の好奇心はまだまだ旺盛です。交通の便の良さを活用して、私の興味の赴くまま「私の札幌学」を追求することもメリットを活かす一つです。
 さあ、どんな札幌ライフが待っているのでしょうか? 8カ月後の自分が楽しみです。




オシムの言葉

2006-08-06 21:35:41 | スポーツ & スポーツ観戦
 「ライオンに追われたウサギが逃げ出す時に、肉離れを起こしますか? 要は準備が足らないのです」

 札幌へ出て、まず買い求めたの本がこの『オシムの言葉』でした。(別に札幌でなくとも地元でも買い求められるのですが…)
 札幌滞在中、時間を見つけてはむさぼるように読み進めました。

 コンサドーレサポーターを自称するJ2ウォッチャーの私としては、恥ずかしながらつい最近までオシムの存在を知りませんでした。
 「ジーコの後にオシムが就任するらしい」との情報を得て、ジェフ千葉のHPに掲載されている「オシム語録」を読ませてもらいました。そこで語られているオシム氏の数々の語録は、一言一言がインテリジェンスとユーモアに富んでいて、私は一気にオシム信者になってしまいました。

 「『オシムの言葉』の内容は「オシム語録」を再録したものだろう」と私は思っていたのですが、大違いでした。
 著者の木村元彦氏はスポーツライターというよりは、アジア・東欧の民族問題を追いかける方で、ユーゴスラビアの崩壊過程を取材する中でオシム氏の存在を知り、その後ずーっとオシム氏に注目してきたという人でした。ですから、その内容はオシム氏の人と成りを知るには十分な内容で、私はますますオシム氏にはまってしまいました。
 
 本の中で紹介されていたオシム氏の言葉をいくつか紹介します。
 ◇連勝を続けていたチームが敗戦した後で発した言葉
  「今日唯一良かったのは、全員が最悪のプレーをしたという点だ」
 ◇サッカーというスポーツの奥深さを問われて
  「サッカーにおいて最も大切なものはアイデアだ。アイデアのない人間でもサッカーはできるが、サッカー選手にはなれない」
 ◇監督としての哲学を訊かれて
  「作り上げることは難しい。でも、作り上げることのほうがいい人生だと思いませんか?」

 まだまだ本の中では魅力に溢れた言葉が満載されています。
 ところで、オシム氏の言葉ではないのですが、私がグッときた言葉がありました。ジェフ千葉のキャップテン阿部選手の言葉です。
  「何ていうか、試合に勝って、監督と握手する時なんかね、ちょっと嬉しいなっていう感じですね。僕たちがこれだけ世話になったオシム監督に何が恩返しできるかっていったら、やっぱり優勝しかないと思うんです。監督が喜ぶ顔、その顔が見たいから…。いつもあんまり笑顔を見せないけど、さすが優勝したら、ちょっとは笑顔を見せるでしょう?あの監督を喜ばせたいから、僕は頑張っているっていうのはありますね」
 高校生の言葉ではありません。れっきとしたプロの選手にここまで言わせるオシム氏の魅力が日本サッカーをきっと蘇生させてくれると信じています。
 すぐに結果を求めるのではなく、私たちは長い目でオシムジャパンを見守りたいものです。




大通りビアガーデン

2006-08-05 13:51:14 | 札幌(圏)探訪
 31日夜、予定通り「大通りビアガーデン」に行ってきました。
 テレビ情報で大通りビアガーデン限定のビールが味わえるとのことで、西8丁目のサッポロビールの会場に向かいました。
 好天だったこともあり、8丁目まで向かうどの会社の会場も満席状態でした。
 目ざしたサッポロビール会場もほぼ満席状態、空席を探してウロウロする中でなんとか二人分の席を確保しました。
 さっそく、大通りビアガーデン限定の「まるごと北海道~130年の実り~」を注文しました。その味は?というと、鈍感な私の舌(喉)では的確には講評できませんが、飲みやすいことは確かで、比較的ライトな味わいということでしょうか…

 それにしても大して安くないビール、大して美味しくもない食べ物に、なぜあれほどの人が集まるのだろうかと思いました。
 客層をじっくり観察したわけではありませんが、観光客というよりは、地元のサラリーマン風の方たちが多かったように思います。
 ということは、やはり野外という開放感、そして短い北海道の夏、というシチュエーションが人を招くということでしょうか。

 かく言う私も、札幌へ移住したら大通りビアガーデンに通い、北海道の夏、札幌の夏を満喫したい、とほろ酔いの中で思いながら会場を後にしました。

案山子

2006-08-04 16:26:01 | ステージ & エンターテイメント
 元気でいるか
 街には慣れたか
 友だちできたか

 寂しかないか
 お金はあるか
 今度 いつ帰る・・・

  札幌へ向かう道中は長い。
  いつも何枚かのCDを聴きながら札幌に向かうのが私の常となっています。
  今回、その中の一枚に「さだまさしベストアルバム」を入れました。
  さだまさしさんの名曲「案山子」は、ときどき聴いていたのですが、
 札幌の向かう車中で聴いた「案山子」は特に私の中に滲みわたりました。
  進学のためだろうか、就職のためだろうか…、田舎から都会に移り住んだ
 我が子のことを気遣う親の想いが凝縮された6行に思えました。

  私の場合、息子はどうやら札幌でそれなりに自活できるようになりましたが、
 数年前までの私の思いと見事にダブってくるのでした。
 
  殺伐としたニュースが飛び交う今の世相の中で、こうした親子関係が崩壊し
 つつあるとしたら、それはとても悲しいことであり、憂うべきことです。
  「案山子」の詩が(想いが)日本の親たちの心に届くことを願ってやみませ  ん。

歌マラソン5時間2006 in 札幌駅

2006-08-03 17:02:56 | ステージ & エンターテイメント
 札幌へ行ってきました。
 しばらくブログの投稿を休みましたが、テーマが3~4個溜まりましたので、今日から連続で投稿を続けようと思っています。
 さっそく、札幌行きの主テーマであった歌マラソンのことを書き綴ります。

 高石ともや フォークシンガー 65歳
 彼の体力、気力、意志力の強さをいやというほど見せつけられた5時間でした。
 彼は5時間の間、立ちっぱなしで、休憩も取らず、飲み物も食べ物も一切摂らず、彼は歌い続けたのです!!!
しかも驚嘆すべきことは、その間演奏した80数曲を楽譜など一切ないなかで、自らギターやバイオリンを奏でながら、歌い続けたのです。
 アメリカ大陸を自らの足で横断し、ホノルルマラソンを30回連続で完走(次回で完遂するそうです)するという彼の体力、気力、意志力の強さの真骨頂を見せ付けられた思いがしました。
 65歳とはとても思えない若々しいステージから、たくさんのエネルギーをいただきながら、5時間を共にしました。
  
 今回の「歌マラソン5時間2006 in 札幌駅」は、北海道新聞社が提唱する「野生動物基金」の運動に協賛することが趣旨だということです。
 私も僅かながら協力させていただきながら、清清しさとたくさんの勇気を高石ともや氏から与えてもらいました。