田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

熱い男 川平慈英のメッセージ

2009-05-11 17:06:57 | 講演・講義・フォーラム等
 連休中の「札幌ウォーク」のレポートはまだあるのですが、あまり続くと食傷気味でしょうから、今日はテイストを変えてのレポートです。

 熱く語る男…
 激しく生きる男…
 川平慈英は川平慈英そのものだった。

 5月7日、「NHKプロフェッショナル・トーク in 札幌大学」という催しがあり、そのゲストとして舞台俳優であり、NHK・BSの「地球アゴラ」の司会を務めている川平慈英氏が招かれました。(札幌大学の位置はこちら
        
        ※ 札幌大学正門から大学本部を臨んだところです。        

 入場整理券を入手できたので職場に時間休をいただき、私は駆けつけました。
 川平氏は入場時からテンション全開です。テレビで見る印象そのままに…。

 川平氏はNHK伊藤アナの適切な問いに答える形で自分の生い立ちから語り始めました。
 沖縄に生まれた自分の出自。(日本人の父と米国人の母。三人兄弟の末っ子)
 母親の実家の米国カンザス州でサッカーと出会ったこと。
 サッカーに明け暮れた少年時代。
 アメリカでプロサッカー選手一歩手前での挫折。
 日本の大学に編入し、そこで出会った演劇の世界。
 演劇のプロとして順風満帆の中での挫折と再起。
 テレビのサッカーコメンテーターの仕事。
        
        ※ トーク中は撮影禁止でしたので、トーク前にパチリ。

 彼の生き方は常にポジティブだった。
 そこには沖縄の血が流れているのではないかと…。
 しかし、彼は数多くの挫折を味わっている。
 そしてその度に挫折を乗り越えたから今の自分があると…。

 彼は聴衆のほとんどを占めていた札幌大学の多くの学生に語りかけた。
 「失敗してそこから立ち上がるためにポジティブになろうとするのは真のポジティブではない。失敗したことから何かを学んで立ち上がろうとすることがポジティプに生きることなんだ」と…。
 そして若者たちに「無駄な経験をたくさん経験し、失敗も恐れないことが大切なんだ」と説いた。

 話の中にサッカーを愛する熱い心を垣間見せる川平氏にシンパシーを感ずると共に、彼に心からのエールを送りたいと思った。
        
        ※ 札幌大学のマスコット「サップ」と「ユニポン」だそうです。

札幌ウォーク 81 西区・農試公園コース

2009-05-10 18:03:17 | 札幌ウォーク & Other Walk
 ああ、またやっちゃいました!十分にリサーチしないまま臨むとこうした失敗を重ねてしまうことを教えられました。(トホッ・・・)
 
 このコースの正式名は西区・八重桜並木と農試公園をめぐるコース(コースマップはこちら 緑色のコース約3.2Km)と称します。コース名にもあるとおり、私は八重桜並木を楽しみにこのコースを訪れたのでした。ところが・・・。

 このコースのスタート&ゴールはJR琴似駅です。
 JR琴似駅の横にはコミュニティFM放送局「三角山放送」のスタジオがあるレンガ倉庫を横に見ながらスタートです。
        
        ※ 「三角山放送」はコミュニティFMの中でも元気のある放
         送局のようです。                          

 レンガ倉庫の横の通りを手稲方面に向かうと右手に北海道警察本部琴似庁舎という厳しい(?)建物が見えてきます。そこからまもなく行くと八重桜の並木道に入ります。
         
        ※ いかにも警察の庁舎っていう感じがしませんか?       

 八重桜並木は西区八軒の国家公務員宿舎のアパートが立ち並ぶ通路沿いに植栽されています。その並木の八重桜の全てが蕾のままの状態なのです!(う~ん)
 通りを通っていた若い婦人に聞きました。
 「桜の開花はまだなんですねぇ・・・」
 「そうです。まだもう少し先ですね。ここの桜を見にいらしたんですか?」
と残念がってくれました。
        
        ※ ご覧のようにまったく花が咲いていない状態だったのです。

 蕾のままの並木通りをがっかりしながら歩きます。それにしても以前にもレポートしましたが、たいへんな戸数が集合した国家公務員の宿舎群です。(そのレポートはこちら
        
        ※ 私の計算では戸数が軽く1,000戸を超える大規模団地です。
             
 宿舎群を抜け、下手稲通に出ると農試公園の入り口があり、そこを左手にしながら税務大学校沿いを歩きます。その税務大学校の角に見事に開花している桜の木がありました。
 税務大学校のところを左折し、琴似発寒川にぶつかったところでさらに左折すると、農試公園の外縁をなぞるように琴似発寒川沿いの堤防上を歩きます。
        
        ※ 税務大学校の敷地に植わっていた桜が満開でした!

 琴似発寒川の堤防に設けられたコンクリート状のスポットは絶好のバーベキュー場なのかたくさんのグループが陽気に誘われてバーベキューを楽しんでいました。
        
        ※ こうした光景が河畔のあちらこちらに見えました。

 一方、農試公園内の遊具が備わっている広場ではたくさんの親子連れが休日を楽しむ姿を見ることができました。
        
        ※ 農試公園内はたくさんの親子連れで大盛況でした。

 あの見事な八重桜の並木は「ぜひともリベンジしなくては」と田舎おじさんは自分自身に誓ったのでした…。
《ウォーク実施日 ‘09/05/03》

札幌ウォーク 80 西区・西陵公園コース

2009-05-09 17:26:30 | 札幌ウォーク & Other Walk
 西区々民の「母なる川」(と私が勝手に呼んでいる)琴似発寒川沿いに設けられた西陵公園は私の目にはなかなか魅力的な公園に映りました。

 私の「札幌ウォーク」も80コース目となり、いよいよ終盤を迎えています。

 このコースの正式名西区・小鳥のさえずる西陵公園コース(コースマップはこちら 緑色のコース約2.4Km)のスタート&ゴールもやはり天狗橋でしたから、発寒いこい公園と新川河畔コースに続いてのウォーキングとなりました。
        
        ※ スタート地点の天狗橋には天狗のレリーフが張られています。

 こちらも初めは新川の川面を見ながらの河畔に設けられたウォーキングコースを歩きます。堤防の土手を利用した子どもの壁画が目を惹きます。
        
        ※ 河畔沿いのコースには地域の子どもの絵を原画とした
         このような壁画が数ヶ所ありました。

 新川の水量が一段と増えたな、と思ったらそこは新川と琴似発寒川の合流地点でした。
 合流地点で河畔のウォーキングコースは終わり、堤防上に上がって琴似発寒川に沿ってのウォークとなります。
        
        ※ 水量が豊かになったところは二つの川の合流地点でした。

 西陵橋の下をくぐると、右手に「西陵公園」が広がっています。
 西陵公園は少年野球場、遊園地、芝生、樹林といろいろな顔をもった公園のようです。
 堤防上を「西陵りんりん橋」という人と自転車だけが渡れる橋のところから折り返して、西陵公園の中に入っていきます。
 西陵公園内は期待に違わず、たくさん木々の中で桜も見事な花を咲かせていました。
        
        ※ 西陵公園の桜はちょうど満開状態でした。

 いろいろな顔をもった公園は、いろいろな人たちが犬の散歩、カップルの語らい、家族の寛ぎ、野球に興ずる少年など、さまざまな楽しみ方をしていました。
        
        ※ ほれ、このとおり! 幸運でしたよ!

 西陵公園を過ぎ、コースはもと来た新川沿いを戻りますが、復路は堤防上を歩きます。
 そのとき、民家の庭にモクレンの紅紫の花と白いコブシの花(ハクモクレンかもしれない)が見事に対をなしているのが目に入り、思わずパチリ。
        
        ※ 見た目はもっと鮮やかだったのですが…。腕ですかね…。

 連休中でしたが、それほどたくさんの人影もなく清々しい心地のウォーキングを楽しみました。
 小鳥の声? あれっ、聞こえたかな?
        
        ※ ごくごく平凡な堤防上の歩道という感じでしょうか。

《ウォーク実施日 ‘09/05/03》


札幌ウォーク 79 西区・新川河畔コース

2009-05-08 19:29:37 | 札幌ウォーク & Other Walk
 【札幌ウォーク】とは、札幌市保健福祉局が各区に呼びかけウォーキングコースの設定を提唱した。これに応える形で中央区25、北区6、白石区6、豊平区9、清田区5、西区21、手稲区9、厚別区13の計94コースが設定された。(東区と南区は未設定)この設定された94コースを実際に歩いてレポートしようと挑戦しているのが【札幌ウォーク】です。

 新川の河畔、そして堤防上にウォーキングコースが広がり健康のために心地よい汗を流すウォーカーに出会いました。

 5月3日は薄曇りのウォーキング日和でした。
 私は西区の三つのウォーキングコースを一気にこなしました。(といっても距離は短いのですが・・・)ということで今日から怒濤(?)の「札幌ウォーク」三連発を!

 今回の「新川河畔コース」のスタート地点は我が家からかなり遠い新川の天狗橋でしたが、自転車で約50分かけてスタート地点に立ちました。
 その新川沿いの右岸は約7Kmにわたって桜並木が続きます。
 桜の木はまだ若木の段階ですが、それでも見事な桜の花の下を気持ちよくサイクリングすることができました。
        
        ※ ご覧のとおり見事なピンクの花のトンネルです。

        
        ※ まだちょっと若木の桜のようです。

 コースの正式名西区・発寒いこい公園と新川河畔コース(コースマップはこちら 赤色のコース約2.4Km)は新川の左岸に設けられていました。
 天狗橋に愛車を置いて、ウォーキングコースとして整備された河畔を川面を見ながら歩きます。
        
        ※ 我が愛車を弁慶橋のたもとにおいてスタートです!

 私のような札幌探訪的なウォーカーではなく、健康のために歩いている近隣の人たちにけっこう出会います。
 新川は春の雪解け水のせいで水量が多くなっているようでした。
        
        ※ 河畔はご覧のように整備されたウォーキングコースです。

 新川河畔に一度別れを告げ、「発寒第二工業団地緑地」「発寒いこい公園」に向かいます。
 発寒第二工業団地緑地は工業団地のわずかな空き地を緑地としたような感じで、札幌市の公園や緑地造りにかける熱意のようなものを感じさせてくれるものです。
        
        ※ 規模は小さいですがなかなか感じの良い緑地でした。

 緑地に続いてある「発寒いこい公園」は少年野球場がメインの公園でしたが、整備が行き届いていないように見えて、ちょっと寂しさをおぼえました。
        
        ※ もう少し整備されていれば良い公園なのですが・・・。
        
 再び新川沿いに戻り、今度は堤防上に設けられたサイクリングコースをスタート地点に向かって戻ります。
 「行きの河畔コースとの景色の違いを楽しんで」という資料の案内でしたが、私としては周りの景色が遮られて川の流れしか見えない河畔コースの方がお好みですが、人それぞれでしょうね・・・。
        
        ※ 水辺は穏やかで都会の川とは思えないほど静かな流れでした。

《ウォーク実施日 ‘09/05/03》

札幌 桜の名所巡り

2009-05-07 21:21:33 | 環境 & 自然 & 観察会
 最盛期はやや過ぎたかな?と思われた好天の6日、満開の桜の花の艶やかさと花びらがひらひらと舞う儚いばかりの美しさを堪能しました!
 
 連休期間中は連日「札幌ウォーク」に費やしたのですが、そのレポートより先にタイムリーな桜の花巡りの話題を…。
 連休最終日の6日は「札幌ウォーク」にやや疲れたこともあって、車で市内5ヶ所の桜の名所巡りをしました。
 訪れたところは順に、
 ◇旭山記念公園(旭山記念公園はここ)  
        
        ※ 改修なった公園内の遊歩道に桜の花が映えています。

        
        ※ ちょうど見頃の旭山記念公園の桜でした。

 ◇発寒河畔公園(発寒河畔公園はここ
        
        ※ やや葉桜状態だったものの花見客で盛況でした。

        
        ※ 桜の花より、梅の花が満開でした。(手前の花です)

 ◇新川桜並木(新川桜並木はここ
        ※ 新川はほとんどが葉桜でしたので写真は撮っていません。

 ◇軽川緑地(軽川緑地はここ
        
        ※ ご覧のように背丈の低いチシマザクラが目立ちました。

        
        ※ 手稲連山をバックに丈の低い桜並木を写しました。

 ◇西野緑道(西野緑道はここ
        
        ※ 緑道内の八重桜は未開花で、川沿いの並木が見事でした。

        
        ※ 川向こうの桜並木もきれいに咲き誇っていました。

と名所とはいっても札幌市民に言わせれば比較的渋い選定ということになるかも知れません。というのも、メジャーな名所(こんな言い方はありますかねぇ?)は昨年訪れていて新たなところを、という思いが表れた選定と言えます。

 6日時点での開花状況は、発寒河畔公園、新川桜並木はすでに最盛期を過ぎていたように思われます。旭山記念公園と軽川緑地はちょうど満開、西野緑道の八重桜はこれからで、むしろ緑道に沿って琴似発寒川沿いに植えられた桜の並木が満開でした。

 札幌市内でも微妙に違う開花状況に桜の花の繊細さをうかがう思いです。
 新川桜並木は3日前に訪れたときには見事な並木となっているところもあったのですが、すでにほとんどは葉桜状態でした。
 もっとも新川の桜はまだ若木状態で、真の意味で名所の仲間入りをするには今しばらくの時間が必要と思われます。

 また「面白い」と思われたのは軽川緑地の桜です。非常に樹高が低く、人間の背丈くらいなのに花が木全体を覆っているのです。
 何事にも詳しく私が私淑している秘境探検隊長に伺ったところ「チシマザクラが主として植栽されているからではないか」とのお答えでした。調べたところ、なるほどチシマザクラは樹高がそれほど高くはない桜のようです。

 しかし、私はしみじみと不思議な思いに駆られています。
 というのも、現職時代には桜の花にこれほど執心する気持ちはありませんでした。せいぜい「ああ、咲いたね」というくらいの関心でした。
 それが、昨年、今年と桜の花を追いかけているのですから変われば変わるものです。
 現職時代には花を愛でる心の余裕もなかったということなのかもしれません…。

 現役の皆さん、時には仕事を忘れて花を愛でる心の余裕を持ちたいものですね。けっして花見酒を勧めているわけではありませんよ!

CVS初体験

2009-05-06 16:04:21 | ボランティア
 初めてのCVS体験は「また頑張ろう!」と思わせてくれた楽しい体験で、心地よい疲労感を感じながら家路に就くことができました。

 CVSとはConsadole Volunteer Staffの頭文字をとった、コンサドーレの試合運営を補助するボランティアの略称です。

 5月5日、対栃木FC戦で初めてCVSを体験しましたが、楽しく業務に当たることができ「コンサドーレ札幌のチームを多少は支えることができたかな」というある種の充足感を感じながら一日を過ごすことができました。
 そう思えたのは・・・。
◇CVSの方々がとても明るかったこと。(5日は98名の参加でした)
◇そしてそのCVSの方々の動きがとてもてきぱきしていたこと。
◇HFC(コンサドーレの運営会社)のスタッフがとても親切だったこと。
 (スタッフは業務担当中、何度も巡回し、その度に笑顔で会釈してくれた)
◇朝礼、体操、集合写真、終礼と全体の動きにめりはりがあったこと。
などとなどです。(朝礼にはHFCの担当重役が挨拶をしました)

 私の担当業務はS指定席のインナーチケットのチェックをすることでした。
 S席で観覧の方々の多くはシーズンチケットを購入している方ですから、私たちがボランティアであることを知っていて、とても協力的で中には「ご苦労さま」と声をかけてくれる方もいました。
 私の相方はCVSのベテランの方で、業務が暇になった時間帯にはコンサドーレ談義などを交わしながら楽しく過ごせました。
        
        ※ 私の相方だったCVSのベテランのT氏です。         

 試合のほうは片目で追う程度で落ち着きませんでしたが、絵に描いたようなコンサドーレの逆転劇で観客もCVSの方々も大満足でした。
 試合終了後、CVS全員で観客席のゴミ拾いをしましたが、観客のマナーも向上したようでそれほどゴミは落ちていなかったように思えました。

 全員のCVSが控え室に戻ったところでHFCのスタッフから労いの言葉があり、全日程が終了しました。
 コンサの試合をゆっくり観戦したいという思いもあるので、頻繁にとはいかないけれど、これからもできるだけCVSでも参加してみよう、と思えた初体験でした。
        
        ※ CVSとともにコンサを支える熱烈サポーターの人たちが
         私たちが帰る頃まで応援用具を片付けていました。

札幌ウォーク 78 清田区・平岡公園コース

2009-05-05 21:12:56 | 札幌ウォーク & Other Walk
 札幌ウォークの中では比較的長丁場のコースでしたが、好天の中で気持ちのよくウォーキングを楽しみました!

 清田区で最後に残しておいた正式名清田区・平岡公園よくばりコース(コースマップはこちら 約8Km)は、梅の開花に合わせて実施しようと計画していました。(梅の花のことについては、昨日レポートのとおりです)

 連休初日(マスコミは29日を連休初日と報じていましたが、私にとってはあくまで5月2日が連休初日と思っています)のこの日は暑くもなく、寒くもなくウォーキングには絶好のコンディションでした。

 清田区役所まで車を走らせ、そこからウォーク開始です。
 厚別神社の桜を眺めながら、旧国道36号線をまずは平岡南公園を目ざします。
        
        ※ 厚別(あしりべつ)神社のところに咲いていた桜です。        

 やや上り勾配の中、都市の郊外の風景が続きます。
 道幅の広い厚別中央通に至ったところに平岡南公園がありました。
 その公園の傍らに「三里塚」(その由来はこちら)という碑が建てられていました。
        
        ※ 平岡南公園の一角を写したものです。

        
        ※ 「塚」などと言いますから何かのお墓と思いましたが、さにあらず・・・。

 平岡南公園のところを左折し、厚別中央通沿いに淡々と歩を進めます。
 平岡南小学校、平岡高校などを横に見ながら、周りはやはり郊外風景が続きます。
 そして、平岡公園に到着したのでした。

 平岡公園を出ての帰路、コースは住宅街を通り、小さな公園や緑地が続く平岡3号線に導かれます。
 「平岡東公園」「平岡しらかば緑地」「平岡ぼだいじゅ公園」と続きましたが、歩道は必ずしも広くはありませんでした。それだけに平岡東公園に隣接していたマンション前の歩道が広く立派だったのが目立ちました。
        
        ※ 公園を撮らずに看板を撮った写真になっちゃいました。(トホッ)

        
        ※ 猫の額のように狭い緑地でした。

        
        ※ こちらの方がむしろ緑地という風情ですが、立派な公園です。


        
        ※ 某マンション前の歩道です。そこから先は見事に細い歩道でした。        

 やがてコースは清田区役所に通ずる大通りに出て、区役所の駐車場に至り約8Kmのウォーキングを終えました。
 
 清田区のウォーキングコースは、このコースを含めて比較的長いコース設定が一つの特徴のようです。私にはちょうど良い負荷のかかるコースです。
 心地よい汗をかかせてくれた連休初日のウォーキングでした。
《ウォーク実施日 ’09/05/02》


完敗ではなかったが・・・

2009-05-04 21:22:56 | 環境 & 自然 & 観察会
 「梅の花が開花した」との報を聞き、勇躍「平岡公園」に出かけたのですが・・・。 

 連休も我が家は特に予定はなく、私はもっぱら「札幌ウォーク」に徹しています。
 5月2日、「梅の花が開花した」との報道があったので、清田区・平岡公園よくばりコース(約8Km 後日レポートします)のウォーキングを兼ねて出かけました。
 平岡公園(場所はここ)の梅の花は一昨年に訪れているのですが、その時は少し早すぎてほとんど梅の花を見ることができずに終わっていました。

 好天の絶好のウォーキング日和の中、平岡公園に向かったのですが・・・。
 公園にはたくさんのマイカーが訪れ、たくさんの人たちが公園に向かっています。
 いやがうえにも期待が高まります。ところが・・・。
 公園入り口に梅の開花状況を知らせる告知板がありました。
 そこには・・・。
 「白梅 一分咲き 紅梅 未開花」
とあるではありませんか!「ガーン!」
 私はそこでようやく悟りました。開花とはそういうことなんだと・・・。
 私は私のうかつさを攻めるより外はありません。
        
        ※ 公園内に向かう人たちです。人の波とはちと大げさか??        

 それでも人の波にと共に公園内に向かいました。
 確かに見えてきた梅の木に花はそれほど付いていませんでした。
 しかし・・・。
 生き物には育ち方の違いがあるものですね。
 一つの木にたくさんの紅い花を付けた紅梅の木がありました。
 また、情報どおり白梅はところどころにけっこうな花を付けていました。
        
        ※ ほれ!こんなに咲いている紅梅の花がありました!

        
        ※ 近づいて撮影すると立派に満開です?もっともこの木だ
         けだったですが・・・。

 花はところどころにしか見えなかったけれど、公園内にはたくさんの人の花が広がり、持参の弁当を食べたり、親子が寛いでいる姿がありました。
 私たちも持参のおにぎりを広げ、心地よい風をスパイスに美味しい昼食を堪能しました!

 観梅は完敗にあらず、といったところでしょうか・・・。

        
        ※ 梅の花より目立つ人の花といった光景です。              

        
        ※ 公園内で比較的状態の良い白梅です。一分咲きとは
         これくらいの状態ということなんですね。

         
        ※ 同じ木に近づいて撮影してみました。       

札幌ウォーク 77 手稲区・手稲記念館コース

2009-05-03 20:31:58 | 札幌ウォーク & Other Walk
 心地良い春の日和の中、ほんと~に心からウォーキングを楽しむことができた7キロメートルでした!

 私が取り組んでいる「札幌ウォーク」は、各区が提案するウォーキングコースを正確にトレースすることを原則にしています。
 しかし、時にはワンウェイのコースを往復したり、先日の「かもかも月寒河畔コース」のように短いコースを自分なりに延長して実施する場合もあります。
 今回のコースの正式名手稲区・手稲の昔を訪ねよう手稲記念館コース(コースマップはこちら 約7㎞)はワンウェイコースだったのですが、ゴールが地下鉄「宮の沢」駅でしたので、宮の沢駅からコースのスタート地点までもウォークすることにして周回コースとすることにしました。
        
        ※ 札幌市生涯学習センター(愛称:ちえりあ)は2000年開
         館の新しい施設で理想的な市民学習施設といえると思います。

 まずはいつも市民カレッジの受講で訪れる「ちえりあ」から国道5号線を小樽方面に向かいひたすら北上します。
 好天に恵まれ、朝の冷気がまだ残っている中でのウォークは車の多さも気にならないくらい心地良く感じました。
        
      ※ 国道5号線は幹線道路らしくたくさんの車が行き交っていました。

 およそ2キロ強歩いたところに本来のスタート地点の「富丘宮の沢まちづくりセンター」が道路脇にありました。しかし、このセンターがマップ上に記されているところと実際の情景がどうも合っていないのです。いくらいろいろと解釈してもマップに記載されているようにはなりません。
 思い余って現在地が特定できないまま、おおよその方向に向かって歩き始めました。途中住宅前で、洗車をしていた方にマップを見せて現在地を教えていただこうとしましたが、彼も頭をひねるばかり…。手稲区のマップはこれまで比較的「良くできている」と思っていたのですが、少し印象が変わってしまいました。
        
        ※ 「富丘宮の沢まちづくりセンター」の建物です。マップ上の
         の位置を確認するのに苦労しました。

 その彼に現在地は分からなくとも「宮の沢公園の位置を教えてほしい」とお願いしたところ、「何という公園か知らないが、ちょっと大きな公園が向こうの方にあるよ」と言われたので、その方向へ向かっていくと目ざす「宮の沢公園」にぶつかりました。ようやく現在地を特定することができたわけです。
        
        ※ 野趣豊かな「宮の沢公園」です。

 丘陵地に造られた「宮の沢公園」は木の影が濃く、あまり手を入れていない野趣に富んだ公園でした。
 公園の外れから札樽自動車道の下をくぐり、一部歩道も整備されていないような裏道を行きます。そしてその道は片側3車線という広い北1条宮の沢通に出ます。
 坂道の多い北1条宮の沢通を上っていくと、このコースのメインでもある「宮丘公園」にぶつかります。宮丘公園は北1条宮の沢通を跨ぐようにして造られた大きな公園です。
        
        ※ 広々とした片側三車線の「北1条宮の沢通」です。

 「宮丘公園」の一部は「宮の沢公園」をさらにワイルドにした感じで、そうとうきつい上り道もありました。上がりきったところからは手稲の街並み、遠くに日本海が眺められる絶景ポイントが待っていました。気温も最高!空気も最高!景色も最高!私は柄になく妻にメールを打ったのでした。「気持ちいい~!」と…。
 久しぶりの好天とあって、整備された芝生広場にはたくさんの市民が楽しんでいました。
        
        ※ 一度使用した「宮丘公園」内の上り階段の写真です。

        
        ※ こちらも前回使用した「宮丘公園」から見た手稲の市街
         地を望む写真です。

 公園を過ぎ、恐ろしく急角度な丘の上に建てられている「上手稲神社」を訪れた後、近くにある「手稲記念館」に寄りました。
        
        ※ 急勾配の丘の上に造られた「上手稲神社」です。

        
        ※ 国道5号線の賑やかな通りのすぐ近くにひっそり建って
         いた「手稲記念館」です。        

 手稲記念館は残念ながら休館日でした。(私は以前訪れたことがある)
 手稲記念館の所在地は西区です。これは手稲村が札幌市に統合された時点で建造され、その後西区から手稲区が分区されたためにこうしたことになったと推察されます。

 いずれにしても久しぶりに気持ちの良いウォーキングとなりました。
《ウォーク実施日 ’09/04/29》

市民カレッジ 札幌を学ぶ Part Ⅱ

2009-05-02 21:56:31 | 札幌学 & ほっかいどう学
 札幌市には円山、藻岩山、野幌原始林と三つの原始林がありますが、これらは先人たちの英断や英雄的な活動で今に遺されていることを知り、先人たちの偉業に尊敬の念を覚えました。 

 札幌市生涯学習センター(愛称:ちえりあ 場所はこちら)で開催されている市民カレッジ「緑豊かな街札幌」の第3講、第4講をそれぞれ4月21日、4月28日と受講しました。
 それぞれの回のテーマは、
 第3講「『環状夢のグリーンベルト構想』と課題」(4/21)
 第4講「残された自然『世界に誇る-円山・藻岩山・野幌原始林』」(4/28)
というものでした。それぞれの回の講義の概要と感想を簡単にレポートします。

 『環状夢のグリーンベルト構想』と課題
 札幌には全市的に緑で取り巻くように外郭環状を形成するグリーンベルト構想があるそうです。その構想は、現在の市街地(住宅地)をぐるっと緑で囲もうとする構想です。
 まるで夢のような話ですが、実際には南区の森林地帯、手稲区、北区の畑作地帯を結び、その他のところは意識的に緑地を形成するなど、徐々にその構想は具体的な動きを見せているようです。
 しかし、現在利用されている土地を緑化していくという構想ですからコトはそう簡単には進みません。
 とても夢のある話ですが、夢は夢で終わってしまうこともありえます。
 しかし、遠い将来に向けてますます魅力的なマチづくりを進めようとしている札幌市の動きに期待したいと思います。

 残された自然『世界の誇る-丸山・藻岩山・野幌原始林』
 札幌には市街地にごく近いところに三ヶ所の原始林があります。(丸山・藻岩山は厳密には多少人の手が入っているので天然林と称するそうです)
 三ヶ所の原始林は早くから注目されていて、1921年天然記念物制度ができたときにそろってその指定を受けたということです。
 丸山・藻岩山は明治初期に開拓使がいちはやく「禁伐採」にしたことで今もその姿を保っているということで、いわば官主導で保護された歴史があるようです。
 対して野幌原生林は一時北海道(国)の方針で分割・払下げによって伐採される危機がありました。しかし、当時周辺で水田工作をしていた北越殖民社の人々の粘り強い反対運動が功を奏して現在の姿を保ったということでした。

 いずれの原始林とも多様な樹木や野草、そして多くの動物が生息する豊かな森を形成しています。
 身近なところにこうした魅力的な森を保存してくれた先人に思いを寄せるとともに、できるかぎり現地を訪れこうした財産を未来に引き継いでいきたい、とちょっと真面目に考えてみた田舎おじさんでした。

※ 市民カレッジは写真撮影が厳禁です。したがって、とても地味なレポートになってしまいます。でも時にはこうした地味なレポートもいいですかね。