モモちゃんへ
日々の出来事を亡きモモに教えます。
 



旧伊藤邸には今まで何度か行きましたが、1年前に建てられた歌碑を探せず見ていませんでした。
今回はそれをお伝えします。

石橋がど真ん中ですが、白蓮の部屋から見た庭です。ここから月を観て夜毎わが身を嘆いたんでしょうね。。





お庭に珍しい貴重な四阿があり、そこから見た邸宅です。ボランティアガイドさんのお話です。

左側の二階が白蓮の部屋なんですが屋根の形(鶴)がとがって冷たい、
右の伝右衛門の棟は緩やかでそれぞれ性格を表しているようですねとの説明でした。





かりそめにも一時は夫婦だったんですから お部屋くらい一緒に撮りましょう。





そして遠賀川河川敷に行きました。歌碑を探します。

月の満ち欠けとわが身を思い合わせて強く生きる覚悟を表した歌だそうです。
白蓮の筆によると横の説明の碑に書いてありました。



「おもひきや 月も流転の かげぞかし わがこしかたに 何をなげかむ」



私は白蓮贔屓になったり伝右衛門に同情したりですがこの歌はやはり白蓮の心を思い胸にぐっときます。







ただし白蓮晩年の歌で飯塚時代のものではありません。でも荒尾の月を観ながら
胸の奥に飯塚の月も思い出したと私は思います。

でないと伝右衛門があまりにも哀れです。







このあたりはカヌーの体験コースでこの日も家族連れの姿がありました。


ウフフ 去年の今頃も 書いていました。白蓮のこと。。




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