先月 友人達と出かけ 博多駅で時間調整のため丸善書店で 30分間、自由行動になりました。 その時に買ったのが 【夏の庭】(湯本香樹実著 新潮文庫)です。
以前 土曜日だけ営業の“カフェ・コバ+土曜日”で ギタリストの 舛田隆志さんが 同名の映画を見て作った曲を演奏されたことを思い出しました。
パラパラとめくって・・ 映画とは別物と思っていました。 私は映画を知らないし・・ 映画の内容のお話をされたわけでもないから・・
小学6年生3人の少年の1人が親戚のお葬式に出たことから 人間の死に関心を持ち 死にそうなおじいさんを見つけて 見張って 人間が死んでいく様を観察しよう くらいの好奇心で 探偵ごっこをします。
軽く読めそうだったから買いました。 私がこの時。遭遇していることに似ていました。 おじいさんはゴミ屋敷に住んでいて 子供たちは 敷地内に入って ゴミを片付けます。いい子たちです。 誰からも褒められたりしていません。 家族にも内緒 おじいさんも最初のうちは 頑固です。
出だしは思い出話で大人になるのかと・・・でも最後までひと夏の夏休みです。。結局 老人と子供たちの間に友情が芽生えます。 色んな事を命令されるうちに覚えていきます。
途中から ハンカチが必要になりました。戦争の事・・書き始めたらきりがないから。。。興味のある方、薄い文庫本です。
少年たちが合宿中の数日の間に 老人は孤独死します。
警察の検死や 監察医も登場 この夏 身近に実体験したことが、そんなこと知らないのに 本の方から 私のもとに来ました。
本との縁を思うとき 時々そう思います。 本の方から近づいてくる・・・
佐伯泰英著 酔いどれ小藤次 これは20冊以上あって あと3冊残して停まっている この本には竹トンボが武器? として出てきます。
・・・ということで 写真は 竹トンボ にしました。 友人に作って貰いました。
竹トンボの友人の家 葡萄が生っていました。つまんで食べたら 甘かった・・・🍇🍇
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