【52ヘルツのクジラたち】町田その子 著
本屋大賞受賞作 他の賞よりも読み易いから好きです。 まだまだどんどん売れる筈だから あらすじを書くのは止めますが 気に入り度 は ★★★★★
今日は子供の日 子供たちがみんな 穏やかに過ごせますように・・
虹の大好きな クマの子が、うつくしい虹がかかっているのをうっとり眺めている。それを見ていたきつねの子が、ガラスの小瓶を振り回すと、虹の欠片を瓶に閉じ込めることができるんだよと嘘を教えるのだ というくだりがあります。
もういったい いつから持っているのかわからないけど レインボーガラスの小瓶 私 持っています。
凝り性の私は まだまだ作家に拘って読んでいます。 アフガニスタンで凶弾に斃れた中村哲さん
今回は 【ペシャワールにて】 まだ医者として渡航した初期のことから記してあります。
湾岸戦争の時 日本が米英軍に追加支援として90億ドル、を拠出する たった数行だったけど パキスタン・アフガンの地での思いが胸をつく。
中村哲さんが ペシャワールで水路を造るのに見本にした 朝倉市 山田堰 道路向かい側の恵蘇八幡神社から。
これまた ずっと凝っている 帚木蓬生さん【老活の愉しみ】 今回は小説ではありません。
著者はお医者さんです。 何だか私に言われているみたい 病名は 病気不安症
治療法は 症状を人に言わない 、見せない、悟られない。繰り返し書いてあります。 言い得てます。
最後は 葉室麟さん 【恋しぐれ】 年の離れた祇園の妓女、小糸との 蕪村の老いらくの恋 フィクションじゃなく歴史もののようですよ。
蕪村が若い時の恋人が生んでいた子供が 老いた父親の様子を一目 見に来たところから・・・いろいろの後 確認しに行くんですが 同行するのが 医者であった上田秋成 他短編集
特に面白かったのは学校で習った人たちが繋がっていたということ。
蕪村といえば 菜の花や 月は東に 日は西に しか知らない。それが 円山応挙・上田秋成とは 兄弟のような仲で 他も私が名前を知らないだけでしょう。
去年も 京都高台寺に行ったけど2006年に行った時 円山応挙の 幽霊の絵を観ました。
本は買っても 勿体ないからすぐには読みません それが2~3冊あるのが幸せなんです。
帚木蓬生さんの 【沙林】(サリン) 3月26日発売 アマゾンで先行予約で買いました。送料無料
中村哲さん【ダラエヌールへの道】 出版元の 石風社から送ってもらいました。送料無料
葉室麟さん 【オランダ宿の娘】友人から貰いました。
そして 今回初めて読んだ 町田その子さん 次は 【コンビニ兄弟】 書店で立ち読みしてたら ゼリービーンズが出てきたのです。 たしか 52ヘルツのクジラたち にも出たと思います。
子供のころから これが好きなんです。つられて本も買いました。そして この4人の作家たち 全員 福岡県出身です。
長い記事を読んでくださった方 ありがとうございました。
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