鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

桧木内川・玉川釣行

2011-07-23 22:08:17 | 提案・要望

  桧木内川がそこそこ釣れているという情報をもとに釣り友と行って来ました。 東北自動車道から秋田道に入って秋田県角館市へ。途中見えたのが鳥海山でした。目にはもっと大きくきれいに見えたのですが、写真に撮ると大したことはないように見えたのが残念です。 小国川から見える月山が雪を残しているのと同じく、鳥海山も残雪が見えます。

 数年ぶりに見た桧木内川はやはり渇水でした。 「秋田県一の放流数と最高の釣り場」と漁協のチラシにうたわれています。

              

 上下の写真はオトリを買った漁協の売り場から見た桧木内川の上下です。日釣り券は1,700円、オトリ2匹で1,200円でした。 上の写真の釣り人は10匹くらいは掛けているのではないかと、組合員が言っていました。 下の写真の波立ちのところは岩盤で、真っ白になっていました。苔はついていないということです。

 

 ここで日釣り券とオトリを購入して、上流部へ向かいました。 この川は45キロの範囲でアユ釣りが可能といっています。

 向かう先は松原周辺です。

 

                

 

 上の3枚の写真のところで竿を出しました。かなり渇水していることが分かります。でも、いい瀬が続きます。オトリを入れればすぐにでも野アユがアタックしてくるのではないかとワクワクするところです。

 本当に水がきれいです。透き通っています。瀬の上、鏡の部分はどこまでも川底の石が見られます。まあ川幅が狭いのですが。 あまりに綺麗過ぎて、水清ければ魚住まずとならなければいいなあとさえ思いました。

 最初に竿を出したのは1枚目の写真の右側(上流部)です。オトリアユは感心にも?よく泳いでくれました。対岸、上流と泳いでくれます。 でも、よく泳いでくれる割には掛かりません。野アユが追ってくれません。減水のためでしょうか、アユはどこかに避難しているのかも。

 そうこうする内、待望の1匹が掛かりました。ハリ掛りして魚体をくねらせるのが見えます。掛かった瞬間が見えるというのは嬉しいものです。時間は掛かりましたが、ポツポツと掛かりました。といっても3匹だけですが。 そうそうタックルは、水中糸はフロロの0.125号です。(ダイワの時のもの。)

 その下に対岸は崖で、荒瀬、急瀬から早瀬、平瀬に移るところがありました。その平瀬で泳がせていると、その日一番大きいアユが掛かりました。これも掛かったのが見えるのです。 この川のオトリは17センチくらいですか、最初に掛かった3匹もそのサイズでしたが、18,9センチはありました。その後15センチくらいのチビアユが掛かりました。10時から午後1時までで5匹のみ。

 その後が掛かりませんし、お昼も過ぎたので、この場所はやめて、昼食後下流の玉川へ行くことにしました。

 以下の写真は玉川です。 桧木内川は玉川に合流します。その玉川は雄物川に注ぎます。

 

             

 

 場所は下延橋の下流域でしょうか(と思います)。 一気に大河川、まるで最上川に来たみたいな感じでした。 濁りはないのですが、素晴らしい水量、川幅です。 橋下右岸に一人釣り人がいましたが、我々はもっと下流の左岸から竿を出しました。

 うっとりするような川です。 これでいい型のアユが掛かってくれたら、もう申し分ありません。腰下まで入っても川の中央にはまだまだで、左岸の半分も行っていません。 一見するとトロ場のようですが、押しが強いのです。川底は小粒の石が中心です。だから足元は動きます、足がとられます。

 でも、気持ちいいものです。こんな広い川で伸び伸びと、どこにでも自分の好きなところで竿を出せる喜び。 釣り人を全く気にすることはありません。 体力に自信があればどこまでも入っていけますし、自分の好きなように竿を操れます。

 しかしながら残念なことは、アユがいない、少ないことと型が小さいことでした。 私はここを500メートル以上も釣り下りましたが、掛かったのは2回のみ。それも急瀬で掛かったもので、何とかのされないように注意して左岸に寄せようとしたものの、バラシです。がっかり。 もう1回は確かにハリ掛りしたのに、サカバリが外れただけで、掛かりアユはついてきませんでした。

 釣り友が5匹掛けましたが、小さい、桧木内川のアユよりもかわいいのです。 こんなに広く大きい川で、早瀬で大きなアユが掛かったらもう堪りません。堪えられないでしょう。 そうなのです、まだ早い、この川の盛期は8月以降でしょう。

 結果として釣果0でしたが、何百メートルにもわたって竿を出せたので満足です。釣れなくても爽快でした。気分は良かったです。 本当にここで大きなアユが一杯掛かってくれたら、もう身体はクタクタでしょう。 これぞアユ釣りでしょう。 楽しみはとっておきましょう。

 というような桧木内川・玉川での釣行でした。

コメント (2)
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またまた、はじかれて

2010-10-30 23:42:39 | 提案・要望

 さっきいろいろと入力して「投稿」のボタンをクリックしたのに、またしてもまたしてもまたしてもはじかれてしまいました、またしても・・・・。

 もう時間ですし、今日はこれでお仕舞とします。すみません。悪しからずご了承ください。

 以上は一応復活したようですので、とりあえずのお知らせでした。


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この時期に、この大きさ???

2010-09-16 22:57:03 | 提案・要望

 9月15日は午後からの勤務でしたので、午前中は川に入ることが出来ました。天気は好し!!最高気温は25.0度とか。その前の14日は20.6度でした。今日も涼しいくらいの一日。この急激な気温変化は一体なんなのでしょうか!!??

 何とも天邪鬼ではありますが、ここまで一気に気温が下がると、勝手なものであの時のあの猛暑がとっても懐かしく感じられるから不思議です。夏はあくまでも暑く、秋は程ほどに残暑が厳しくあって欲しいということです。天邪鬼といえばアユも天邪鬼です。アユと同じということは誇るべきなのかな? 

 15日の広瀬川、いつものところです。とっても素晴らしい川と思いませんか。落ち着いた水量、笹にごり、好天、青空、何も問題はないように思いますが、そうではありません。やはり増水による垢とび、川底の石は白く、全く滑りません。

   

 増水により川底の石のコケ(垢)がすっかり飛んでいました。これではアユは掛かりません。川の中を歩くのには好都合ですが。

 そんな中当ブログの愛読者と河原で初対面し、簡単なあいさつの後早速彼がガラガケで掛けたアユを2匹お借りしました。初めての経験です。

 どうです、写真だけなら素晴らしい広瀬川に映るでしょう。でもアユはいないことはないのですが、少ないのです。それは石垢がなくなっているからです。あと2日くらい好天が続いて石垢がすっかり着いてくれれば、その日は最高のアユ釣り日和となるのではないでしょうか。その時はそう思っていましたが、今日は一日パッとしない天気で雨が降ったりして、これでは新しい石垢はなかなかつかないでしょう。・・・相変わらずくどい文章となっていることを改めてお詫び申し上げます。・・・

 要はガラガケの人からオトリを分けてもらい、友釣りをしたということです。ありがたいことです。今年は意地を張って地元のオトリ店からは、オトリは買わないと決意したのですが、何とかやってこれました。       

 元気なオトリをお借りしてやや上流部で竿をだしたところ、すぐに当りがあり1匹ゲット。しかしその後が続きません。

           

 もう眠くて駄目です。さっぱり要領を得ない文章となってしまいました。半分寝ながら書いています。正しくは?明日のブログに譲ります。すみません。お許しください。それではまた明日!!


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第34回G杯争奪全日本アユ釣り選手権 小国川予選

2010-07-19 20:48:34 | 提案・要望

 (待っていなかった人も)お待たせしました。G杯小国川大会の様子です。川の状況は泥水の川、最悪の状態でした。これで釣りができるのか、釣れるのか。アユはオトリを追うのか甚だ疑問でした、誰もが。「こんな状態の川で、大会をやるのかよ~」というのが大多数の参加者の正直な気持ちでした。でも大会関係者は増水しているわけではないし、この川はすぐに澄むといわれているためか、決行するようです。

 番号抽選の結果、No,12でした。100余人を3つのグループに分けましたので、私は上流域となりました。上流域は「長沢堰堤下」、中流域は「教壇原」、下流域は「R13から鉄橋付近」という分類。中流域以外は車での移動となります。

 1枚目の写真は長沢堰堤下の深い早瀬から急瀬になるところです。ご覧のとおりの濁り具合。川底は全く見えません。石の状態も深さも分かりません。正直怖いです。

 オトリ配布(自分で選びます)は番号の多い人から、入川順は若い番号からとなります。どこに入っていいのか全く分からないので、写真の奥の急瀬の右側の右岸へチに入ることにしました。右岸はボサというのですか、草が一杯。

 予選は午前7時から10時までの3時間。仕掛けは、竿ががまかつの「ファインスペシャル95」、水中糸はホクエツの「乱 0.06号」です。苦労しながら現場に行って見ると、思った以上に水量があり、流れも強そうです。選定ミスか!?早くも暗雲が忍び寄ってきます。始めはごくらく背バリを使いましたが、オトリが小さいし弱いので、さらにオモリをつけました。しかし、これが失敗の始まり。しばらくして根掛り。軽く煽ったのですが、そのうち下の付け糸付近から切れてしまいました。開始30分くらいで、もうマイナス1匹です。ここは無理と諦め、放浪の旅に出ることにしました。普通ならこうなったらもう最悪、悪循環の始まりです。写真の右手に見える中州を伝って堰堤のぎりぎりまで行ってみようと思い、草むらを歩きます。そして堰堤のすぐ前まで行きました。

   

 2枚目の写真は堰堤の左岸側の様子です。ここには幅広い階段状になっている魚道があります。強い流れが見えるでしょう。でもこの魚道、水流が強すぎると思いませんか。ここを遡上するのはかなり困難でしょう、稚アユには。

   

 そして竿を出したところは、3枚目の写真の左側、草と大きな岩の間の弱い流れです。丁度向かい側に大会参加者がいて竿を出していました。左右両方から竿を出しても十分な広さがあります。

 でも、釣れる気は全くしませんでした。しかし、向いの人が掛けたのです、アユを。他人事ながら嬉しかった!!「いるじゃないか、アユが。しかも掛かるじゃないか、よし、気合を入れなおして集中しよう」と、俄然ヤル気を起こしました。

 そして、運命の8時20分。ククッという軽い当りが手元に伝わってきました。やったあ~と思わず心の中で叫びました。快哉です。腹掛かりでしたがオトリと同じくらいの野アユです。すぐに交換して同じところを泳がせます。そしたら、またしても心地よい当りが、脳に心臓に響いてきます。これは背掛かり。3匹目もすぐに掛かり、これも背掛かり。ということは確かにアユはオトリを追いかけているということです。嬉しくて嬉しくて堪りません。またまた、子アユの当りが伝わってきます。しかし、これはバレてしまいました。15分で4匹掛け、3匹の取り込みです。この川の状態ならOKでしょう。十分ではないかと、本当は根掛りがなければ、オトリ込みで5匹となっていたのですが。

 どういうわけかその後当たりはまったくなし。不思議なものです。たった15分だけの黄金郷だったようです。その後1枚目の急瀬を攻めてみましたが、掛かりません。

   

 結局オトリ込み4匹でした。でも上流域では予選通過となりました。ヤッタア~!!中流域も4匹で通過、下流域は3匹(つまりは1匹掛かればOKということ)が通過匹数でした。

 でも嬉しさも半分かな、100余人中予選通過者は47人という有り様です。半分近くの人が予選通過ということですから。

 決勝戦は11時30分過ぎからとなりました。また抽選したところ、No,40。なんじゃこりゃあ!!オトリは早くもらっても、入川は終わりも終わり近く。これではいい場所には入れません。

 下の写真は昨日も使いましたが、左側の電柱というか鉄塔みたいなものが立っているところの上流域が空いていたのでそこに決めました。オトリ配布場所から斜め右下流方向です。でも、ここも思ったより水量があり、かつ流れも速そうでした。瀬も前後にはありますが、私のところにはありません。おとりが入ってくれるか心配でした。ここでもオモリは使わず、背バリのみ。しかも深くというか背びれに近い方まで刺して右岸へチ付近を泳がせます。幸いにも小さいオトリは流れに負けずに健気にも泳いでくれます。

   

 泳がせて5分くらい経ったでしょうか、コツンという軽い当りが伝わってきました。掛かったのです、私の竿に!!慎重に引き抜きます。こうなると流れはいい方向に向かいます。根掛りすることもなく、ポツ、ポツと掛かってくれます。前後の人には掛かりません。私の竿のエリアのみ掛かります。しかも、みな背掛りです。

 まあ、この時間になるとにごりも少しはよくなり、何といっても天気です。午前中は曇っていて、いつ降り出すか分からない状況だったのに、昼近くからは猛暑、一転して猛烈な暑さが襲ってきました。これも良かったのかも。

 こんなことを書くと一生懸命釣ろうとした人には申し訳ないのですが、あまり掛からないでくれ、もしかして全国大会に出なければならないようになっては困る、出る気はないのだから。予選さえ通過すればいいのだから、それが目当てなのだから。来年以降なら全国大会OKだが、今年までは無理。地区予選大会で2回釣りができればそれで満足というつもりで出ています。だからあまり釣れすぎて4位以内に入ってしまったら拙いのです、困るのです。

 しかし、そうは思いつつもやるからには、勝負なのだから負けたくはない、1匹でも多く釣りたい、他の人には負けたくはないという気持ちもあります。そういう矛盾を抱えつつ、葛藤しながら竿を出していました。それなのに、ポツポツと掛かるのです。ほとんどが背掛りです。きちんと追って掛かるのです。どんなに小さいアユでも掛かったアユをオトリに使いました。小さいほうが大きいアユが掛かるのです。よく泳いでくれるのです。何か全てがいい方向に、いい方向に流れます。

 これは拙いと思って10分前、1時20分には納竿しました。9匹取り込んだつもりですが、2匹バラしています。バレがなければ11匹掛けたことになります。オトリ込みで13匹です。いの一番に検量してもらいました。

 そしてすぐに着替えて、大会関係者の I さんにあいさつして早めに小国川を後にしました。この後の日程がありましたので。

 長くなりましたが、昨日のがまかつの大会は以上のような状況でで推移しました。小国川漁協のHPを見た人は既にお分かりかと思いますが、優勝は14匹、13匹が二人、12匹が3人でした。そうなのです、バレがなければ、2位になれたのです。危なかったあ~。変な話しです。

 明日はダイワの大会です。いつもなら竿はダイワの竿を使っていましたが、明日は縁起を担いでがまかつの竿にしようかなと思っています。竿も仕掛けも18日と同じで臨もうかなと思っています。


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5月9日母の日

2010-05-09 22:29:08 | 提案・要望

 今日もいい天気。申し分ない。異議なし!!

 今日は全国的に”母の日”、そして仙台ではハーフマラソンの日。今年で20回になるようです。父の日は、6月20日(日)です。

 下の写真は仲の瀬橋から上流側のほぼ真下を撮ったものです。丁度若いお母さんと小さい息子が網を持って魚採りをしていました。こんなところで魚が取れるわけがないのですが、親子での河川でのふれあい、いいものです。息子が大きくなって川に、釣りに興味を持ってもらえればいいのですが。

 浅いところは水も澄んできましたが、少し水量があるところではまだ濁りはとれていません。雨による増水で岩盤底が石で洗われたということが、真上から見ると分かります。

                

 第20回仙台ハーフマラソン。下の写真はゴールまであと1キロという付近の様子です。何というかかなりスピードは遅いと感じました。この付近の選手(参加者)達は、参加することに意義を見出しているのかもしれません。 かなり前になりますが、先頭集団の走りを見たことがありますが、その速さにビックリした記憶があります。私の50メートル走よりも速いスピードに圧倒されたものです。

   

 ここのカーブを曲がればあとは最後の直線コースです。定禅寺通りのケヤキ並木も葉が茂りはじめ、新緑の若々しさが、息吹が感じられます。

                     

 今日の写真の最後は地元の桜です。堤防に咲いている八重桜です。青い空と白い雲に映えて、咲き誇っています。

            

   


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やはり、似つかわしくない。

2010-04-06 22:52:46 | 提案・要望

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シーズン到来!?

2010-03-05 23:11:28 | 提案・要望

 シーズン到来です。何の? 新年会ではなく、送別会および歓送迎会のシーズンです。

 というわけで、今日は飲んできました。送別会でした。また何回かお酒とお付き合いしなければなりません。致し方のないことですので、喜んでお付き合いしようかなと思っています。

 

 昨日の夜は冬とは思えないほどの強い雨が降りました。朝起きだしたとき、どのくらい広瀬川が増水しているか、それが気になりました。楽しみでもありました。

 それで朝7時前にカメラを持って広瀬川へ、分流へ行って来ました。増えていました、濁っていました。

 

 どうです、久し振りに見る川の増水。何かとっても嬉しくなりました。ようやく川も生き返ったかのようです。ワクワクします。

     

 3枚目の写真は分流の上流域の様子です。

        


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アユ友釣り 年度比較(その2)

2008-12-04 23:04:48 | 提案・要望

 今日も月の右下方に金星と土星が見えました。 かなり月との距離が広まった感じです。

 でも、天体とは不思議なものです。夜空には数え切れないくらいの星があるそうですが、地球との距離はそれぞれ異なります。

 爆発し、なくなってしまった星の光が今届くというものもあるというのですから、自分の想像の域をはるかに超えています。

 大体にして一番身近な月でさえ、どうやって人間や無人探査機を月まで送り届けられるのか、軌道の計算等をどうやってやるのか、私には全く未知の世界で、人間ってすばらしいなあと思います。

 でも同じ人間が、一方では殺し合いを続けているのも現実で、こうみると科学の発達は本当に人間を幸せにしてくれているのか、そういっていいものかどうか疑問でもあります。

 

 振り返ってみると、自分としては隠岐の島でみた夜空の星が一番綺麗で多く感じたものですが、そのうちいつか惨状ならぬ山上から夜空の星を眺めて見たいものです。

 

 今年のアユ釣りの総括の最後は「アユ釣り費用」の年度比較です。

 

 (年度) (総費用)(1日当たり費用)(1匹当たり費用)

  単位   千円         円         円

 2008   182    8,279        939

 2007   186    8,831      1,472

 2006   336   22,409      2,527

 2005   282   14,827      1,409

 2004   348   15,840      4,199

 2003   338   21,123      5,541

 2002   293   12,727        832

 2001   327   14,210        895

 2000   460   20,909      2,081

 1999   528   18,207      2,627

 1998   412   14,714      1,907 

 

 というような今夏のアユ釣りでした。

 お付き合いありがとうございました。


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また、サケの話題

2008-12-03 23:02:27 | 提案・要望

 今日の地元の新聞に嬉しい記事が載っていました。

 

 梅田川にサケが群れて遡上したというのです。

 見出しは 「数十年ぶり?群れ遡上」 「仙台・梅田川 サケ15匹を確認」というものです。

 

 それによると、サケの群れの遡上が確認されたのは数十年ぶりとのこと。

 状況は、「尾びれで深さ約五十センチの川底の砂をかき出し、産卵の準備をしていた。胴体のうろこが所々はがれてまだら模様になり、遡上の厳しさを物語っていた。」とのこと。

 また、「群れの遡上は戦後初めてではないのか。」とも。

 

 前に書いたと思いますが、”梅田川”は本当に小さい河川で、延長はたったの15キロのちょろちょろとした、川というにはおこがましいような河川です。仙台市内を西から東に流れて、七北田川に合流します。

 でも全国的に誇れるものがあります。 

 それは、河川愛護発祥の地というか川ということです。

 

 それだけ河川としての汚れがひどかったということもできますが。梅田川のそばに住むものとして我慢できなくなったから、河川清掃に取り組み、河川愛護までいったということでしょう。 

 まあ、理由はどうあれ、住民が立ち上がったことは素晴らしいことです。あとは継続していくこと、これが肝心です。 NPO法人も立ち上がっているし、付近の小学校も梅田川を環境授業に取り組んだり、いろいろと活動しています。

 

 今回のサケの大量遡上がその動きにさらに拍車をかけてくれればありがたい、サケ様様です。

 梅田川にさえサケが群れで遡上するような状況だから、広瀬川にも沢山のサケが遡上したのでしょうね。

 

 

 もう一つのサケに関する記事があります。

 

 見出しは、「サケ密漁 4度目は起訴 保護法違反罪で岩沼の男」です。

 福島県から宮城県南を流れる阿武隈川で、”ガラガケ”でサケを2匹捕まえて逮捕・起訴されたということです。

 この男は過去に3回も書類送検されているにもかかわらず、それでも性懲りもなくサケを捕獲しようとしていたために、悪質と判断され、逮捕・起訴されたものです。

 

 警察には今後ともこういう行動をとって欲しいものです。


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青葉カワセミ会の釣行遠征について(提案)

2007-08-16 16:46:32 | 提案・要望

 写真は宮城県美術館です。これから館外に展示されている彫刻等を逐次紹介していきたいと思っています。

 今日は正面からの美術館の全景?です。

 

 ≪青葉カワセミ会の皆様へ≫提案です。

 8月25・26日に予定している遠征釣行の場所ですが、皆さんは当然”米代川”とおもっているかもしれませんが、米代川はかっての様な大鮎の釣れる川ではなくなってきているし、漁協が一杯あって境界が分からないこともあるし、阿仁川は全くパッとしていない、ということで、今回は【北上川】にしてはどうでしょうか?

 

 HP”ぞっこん!北上川の大アユ”を見てください。今年は1994年以来の当たり年というではありませんか。26.5センチの大アユが釣れています。

 一旦盛岡まで北上してから南下するのもよし、北上あたりから北上するもいいのではないでしょうか。

 

 北上川には漁業権がありません。誰がどこで竿を出そうと構いません。問題はオトリです。北上市にある和賀川河川公園で入手するのがいいようです。一人4匹くらい。

 盛岡市に近くなれば、雫石川でオトリの入手は可能と思います。

 

 「めのどく」さんのHPを参考にしながら、まず最初は水沢市(今は奥州市ですか)あたりの北上川から攻めてみてはどうでしょうか。釣れそうもなければ、北上川は諦め、そのまま北上して米代川に行く手も考えられます。

 

 とにかくここは一か八か?!北上川に挑戦してみようではないですか!!!

 

 HP「ぞっこん!北上川の大アユ」を隅々まで見てください。特に【コラム】を見てください。本当に懇切丁寧に釣り場を公開しています。この情熱は大したものです。

 近年にない暑さを記録した今年に相応しい川ではないでしょうか!?

コメント (1)
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解禁しました!

2007-07-01 22:24:50 | 提案・要望
 解禁日。
 とはいってもいまいち盛り上がらない解禁日ということで、午前5時前に目が覚めてしまったので、ゆっくり起床。
 着替える前に、車で近くのおとり店へ。2匹で1200円。自分で選ぶのではなく、奥さんが掬った網に入ったアユを“黙って”受取るシステムです。

 おとりを買ってきて、今度は着替え。着替えて川に向かったのは、6時過ぎ。ダイワのドライタイツを履き、メガネにクリップオンタイプのサイトマスター・セレンをつけて、次男からもらった白い帽子を被る。シャツは、勝負をかけて?赤いシャツとする。

 いつもならオトリ缶は持ち運ばないのだが、今日は小さい方のオトリ缶を川に持っていく。釣れないときは、早々に諦めて、おとりを生かしておこうと思ったわけ。

 向かうは、澱橋上流の岩盤の瀬(定点観測でいつも写している所)。水はやはり多いが、昨日ほどではない。濁りも濃い笹にごりというところか。
 先行者は2人、ともにガラガケの人。他には誰もいない、淋しい解禁風景。
 岩盤の瀬の上の瀬に立ち込み、仕掛けをセットする。
 竿は「ダイワ・VS銀影競技T中硬硬95SG」、水中糸はオモリを使うかもしれないと思い、「ホクエツ・尺鮎0.25号」とする。去年使用したもので、ハナカン仕掛けもついているもの。ごく楽背バリもついている。切れないことを第一に考えてのことです。

 足元は滑らない。水は冷たい。計測したら16度。冷たいはずだ。
 第一投?目は6時15分。背バリで十分もぐる。しかし、思ったとおりかからず。全くかかる気がしなかった。バイタルサインは全くなし。
 35分くらい動き回ったが、全くあたりなし。やっぱりだめかと諦めの心境で、そばにいたガラガケの人に話しかける。そしたら、「上流のほうで15匹くらいかかった」らしいというではないか。松淵の付近とか。ということは48号線のトンネルが切れるところ。

 上流に向かう。松淵には先行者が一人いた。でもこれから仕掛けをセットするところ。雑談しながら、付近を見渡すが、とても水が多すぎて、ここでは竿は出せないのではないかと思う。動けない。少し上流にも行けそうにない。
 先行者は、竿を伸ばして糸をセットし、ハナカン周りをセットするときに、大きくあおってしまったためか、竿がパキーンと軽い大きな音を立てて2箇所で折れてしまう。ああ!気の毒な・・・・。自分の竿ではないが、いい気持ちではない。

 もっと上に行くことにする。下の堤防と上の堤防が合わさるところに、人相のあまりよくない4人組みがご飯を食べていた。もうひと勝負が終わったという感じで、缶ビールまで飲んでいた。
 かかわりたくない気がしたが、入川するためには挨拶をしておかないと拙いかもと思い、話しかける。一杯話が返ってきたが、話しかけてよかったなと思ったのは、この付近は釣れるということ、アユがいるという。
 一人が、牛越橋のうえで“投網”をしてきたという。そして30匹取ってきたとのこと。牛越橋から下流域は8月14日までは投網は禁止ですが、牛越橋上流域は投網可となっています。それでなくても数が少ないのに、投網ですから、がっかりです。
 
 ガラガケでは、15センチ以上のアユがそこそこ釣れている。4人でガラガケをして、アユを散らしてやったから、深い瀬に寄っているのではないかとかいう。
 まあ、何にしてもアユがいて、アユが釣れればそれでいい、何としてもボーズ、解禁日のボーズだけは避けたいという強い思いで、川に入る。

 左岸に友釣りの先行者が一人いた。話しかける。パッとしないという。彼の上流に入らせてもらう。ここでの第一投?は7時30分。目の前には広い岩盤、その奥に(右岸側に)いい感じの石と流れがある。深さがあり、根がかりしたらアウト。
 泳がせること10分余。待望のあたりあり。ガサガサというか、ゴソゴソというか前あたりがあって、よしこれは来るぞ!と心を弾ませて、本あたりを待つ。強いあたりとともに目印は下流に。十分にためて少し下って、慎重に引き抜く。

 やったあ~、17センチクラスの放流アユ(と思われる)が無事タモに収まる。時に7時42分。これで、解禁ボーズがなくなったと内心では大喜び。(情けない話ですが)


 早速おとりを取り替えて、再度送り出すも釣れず。そのうちまた上流側に友釣りの人がやってくる。30分以上粘るが、かからず。一回かかったのだが、水中でのバラシ、逆バリのみ外れていた。

 ここも見切って、いっそのこと牛越橋の上流に向かうことにする。川の中を上流に歩くのは大変なので、一旦堤防に上がって橋に向かう。
 何ということか、この光景は一体何なのだ!上流にはガラガケの人が4,5人もいるではないか。こっちの方が釣れるのか?!左岸から竿を出してみたが、全くあたりなし。空しさのみ漂う。何という悲惨な解禁日となったことか!
 
 何処の局かは不明だが、テレビカメラが撮影していた。会いたくないなと思っていたら、向こうから話しかけて来た。「どうでしたか?」「さっぱりです。たった1匹。」「どうして釣れないのですか?」「解禁直前の大雨、コケがながされたこと、水温が低くなったこと」と言う会話をしたら、録音しますので、もう一度同じことをお願いしますときた。惨め!

 9時過ぎ、橋脚の下の急瀬というか荒瀬に入る。ここは中州の左側にあたり、右側は三居沢発電所からの放水路があるところ。幅は15mくらいで、左岸ぎりぎりでも水位は腰くらいまである。
 だめもとで、おとりを入れたところ、すぐに強いあたり。居たのです。居るところには居るのです。9時10分から11時頃まで中州の左の本流で、15、6匹はかけました。

 しかし、狭くて流れが急で不安定ということもあり、4回もキャッチミスを犯してしまいました。恥ずかしい。結局ここでのキープは12匹でした。大きさは18センチ前後から20センチくらいまでの大きさ。11時30分から休憩。

 この頃の水温は18度から18.5度。

 後半は12時半から、最初の1匹を釣ったところに入る。この付近には友釣りの人が5人となる。この付近を行ったりきたりして、3時までにキープが11匹でした。合計24匹となりました。

 澱橋付近からは全く考えられないことです。養殖鮎を放流したのは、澱橋に100キロで、牛越橋ではないのに、実際は一つ上流の牛越橋の前後にアユが一杯たまっている。遡上したのと下ってきたのと両方のアユがたまったのでしょうか。
 この前の大雨増水でも、この付近(牛越橋下流域)の石は滑るのです。そりゃいつもよりは滑りにくいけれど、石は黒いし、歩きにくいのです。だからアユがたまったのでしょう。

 広瀬川に入るのであれば、絶対にここがお勧めです。牛越橋の下流左岸。ここなら、上流に車を止められるし。


 今日は、結果的にはいい思いをさせてもらいましたが、これも積極的にいろんな人に話しかけたお陰と思います。挨拶をして、仲良く釣りたいですし、そうするといろいろ情報も入って、お互いの利益にもなるというものです。
3時の水温は、20度でした。

(その他)
・右腕が疲れました。左岸からしか竿を出せなかったので、どうしても前を握る右手が疲れてしまいます。
・ウミネコが2羽、飛び交っていました。一回は、危うくかかり鮎を抜こうとしているときに襲われかけました。
・ウグイスがすぐ近くで一杯鳴いていました。きじも鳴きました。
・最上川の清川、ここはガラガケはできないそうです。漁協からNOとか。
・ガラス製の偏向グラスは重くて、鼻めがねになってしまいます。

 お付き合いありがとうございました。
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5月です。

2007-05-01 23:50:03 | 提案・要望

 コンバンワ。

 歓迎会で飲んできました。二次会にも行って、すっかり酔っ払ってしまいました。酔っ払いの戯言と思って読んでください。

 

 今日は5月1日。何の日ですか?メーデーです。労働者の日です。日中メーデーのデモ隊を見ました。とっても懐かしく感じました。

 現役の労働者が自分の権利を守るのはいいとして、フリーターとかホームレスの人たち、どうして立ち上がらないのか!!!この治世に満足しているのですか??こんな世の中をひっくり返そうとは思わないのですか??!!

 なんでこうも日本人は従順になってしまったのでしょうか??「和をもって尊しとなす」と言う精神が生きているのでしょうか。「和」はとっても大切ですが、世の中がおかしかったら、何とかしよう、いい方向に持っていこうとか思わないのでしょうか??

 

 今必要なことは、安倍に対して”NON”ということです。小泉から安倍に続く政権に対して、はっきりと”拒否”を示すべきです。

 安倍という売国奴がやっていることは何ですか??日本をアメリカに売り渡していながら、「美しい日本」をつくるのだとかぬかしている、アメリカに対して従順な国民をつくって、飼いならしてブッシュに媚を売ろうとしている、若いくせに、戦後最悪の内閣の安倍政権を打倒しましょう!!

 日本人を、日本の魂を鬼畜米英に売り渡そうとしている、戦犯岸の孫である安倍、戦後生まれというメリットが何もない、祖父の岸の果せなかった売国奴政策をトラウマのように実行し、日本・日本人を滅亡に導こうとしている安倍内閣を、次の参議院選挙で解散にもって行きましょう!!

 次の総理大臣が誰になろうとも(松岡はだめですが)、安倍よりはましでしょう。アメリカに対する朝貢外交はもうやめましょう。このままいくと本当に取り返しのできない局面を迎えてしまいます。全ては参議院選挙です。

 

 話し変わって、まじめな話しです。アクセス件数ですが、3月は一日平均103件でした。

 残念ながら1月、2月、3月と全く変わらないし、その結果・現実から一年間一体何をやってきたのだろうか、自己満足のためにやってきたのか、マイペースでやっていく、無理をしないでやっていく、結果はどうでもいいという気持ちで今までやってきたが、本当にそうか、それでいいのか、やるからには少しでも多くの人に読んでもらいたいとは思わなかったのか、自問自答しました。

 空しい気持ちになったのは、いままでやってきて、それで何か社会に役立つようなことがあったのか、単なる個人的な愚痴をこぼす場でしかなかったのか、と思うようになってきたからです。

 欲が出てきたのですね。他の人のブログを見て、そのあまりの違いに圧倒されてしまったということもあります。不純な気持ちになってきたということでしょうか。

 4月は一日平均130件です。(去年の5月と比べると3倍以上ですが) 増えましたが、4月の前半は低迷しました。正直なところ、それで一時期もうやめようかなと思いました、このまま低迷が続くのならばと。

 それと、4月12日ですか、なぜかアップできなかった日ですが、それまで続いてきた毎日更新、連続更新が途絶えてしまったのですが、その割には悔しくなかった、残念と思う気持ちが少なかったのです。

 そんなものかと空しくなりました。そしたらその後なぜか少し持ち直し、アクセス数が増えてきました。それでここまで継続したわけです。

 そういう不安定な状態なので、いつ休止することになるか、すっかりやめてしまうか、なんともいえません。不純な動機かもしれませんが、ブログの更新がなかったときはそういうことですので、悪しからずご了承ください。

 

 写真は、我が家のいちじくの木です。去年購入したのですが、今は私の背よりも高くなってしまいました。我が家の家族はいちじくが好きなこともあって、買ったのですが、結構高いのですね。5800円くらいしました。

 真直ぐに伸びているのですが、これでいいのでしょうか。普通いちじくというと高さよりは、横に伸びていくとばかり思っていたのですが・・・。

コメント (2)
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今日の広瀬川(その1)

2007-04-30 22:21:17 | 提案・要望

 今日は振り替え休日、暑いくらいの一日でした。

 少し風はあったものの、上着はなくてもシャツだけで川原を歩けるくらいのいい天気でした。明日もこのまま行ってくれればありがたいのですが、午後からは曇ってきて、夕方から雨になるかもしれないとか。

 

 広瀬川は、平水よりは少し多いかなと思われる位の水量で、少し濁りあり。5月3日のニジマスの放流が楽しみです。

 河原では親子連れが野球やサッカーをやったりして、晴天のもと遊んでいました。

 

 犬を連れての散歩の人はたくさんいますが、この頃これは何だ??と思うことがあります。

 まず、犬に服を着せていること。これは犬にとって迷惑以外の何ものでもないと思うのですが。

 それと、犬をつないで一緒に歩くというのではなく、犬を抱っこして歩く人が多くなったなあと感じるのですが、如何なものでしょうか。


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今日の一日

2007-04-29 23:24:21 | 提案・要望

 今日はというか、今日もいい天気。そんな中うちの奥さんは、午後から一人でフルキャストスタジアム宮城へ、野球観戦へ行きました。

 私はテレビで時々見ていました。

 今日で、奥さんとしては2回目の観戦、応援となりますが、この前も今日も大差で、”楽天”は負けています。

 昨日ほどひどくはなかったものの、いいところで打てない病は重症です。ワンアウト満塁での山崎の三振は痛かったし、次の外国人の当りはライナーのいい当りだったけれどもセンター正面となり、あえなくスリーアウト・チェンジ。球場はほぼ満員の入りでしたが、応援空しく完敗でした。

 

 それに引き換え、”ベガルタ”はやってくれました。ようやくすっきりと、2-0で水戸を下しました。”札幌”も昨日勝っていますので、順位は変わらないでしょうけど、何にしろ負けないことはいいことです、と言っては失礼か、勝ったのだから素直に喜ぶべきでしょう。

 

 その間私は、5月3日のニジマス放流の準備をし、テレビを見、ツタヤにて初めてDVDを3枚も借りてきました。映画を見ようと思っていたけど、見られなかったものばかりです。

 ニコラス・ケイジの『ロード・オブ・ウオー』、『ホテル・ルワンダ』そして『白バラの祈り』で、さっそく、『白バラの祈り』を見ました。

 1943年の時点で、こういうナチスに対する大学生の抵抗運動があったんですね。

 

 抵抗運動と言うと、今日は「昭和の日」といわれるはじめての祝日です。去年までは「みどりの日」、昭和天皇がなくなるまでは「天皇誕生日」でした。

 ”山崎”・”抵抗”・”昭和”とくれば、思い出すのは【山崎天皇を撃て】という本です。映画にもなったはずですが、著者は奥崎謙三というもと日本兵で、山崎と言う人も日本兵でした。

 うろ覚えで恐縮ですが、奥崎という元軍人は、お正月の皇居参賀のとき、国民にあいさつするために皇居に並んだ天皇に向かって、山崎という戦友に成り代わって≪パチンコ玉≫を発射したものです。

 もう何年前になるでしょうか、30年以上も昔のことだと思いますが、こういうことがあったために、次の年から参賀の場所はガラス張りになってしまいました。主権在民、国民主権なのに、天皇は単に象徴なのに、国民と天皇の間にそれこそ目に見えない壁が築かれてしまいました。

 たったこれだけのために、パチンコ玉だったのに、天皇一家を隔離してしまったのは残念です。

 

 奥崎謙三元日本兵は、無念の死を迎えなければならなかった山崎に代わって、不条理かつ理不尽、無責任な戦争指導者、そのトップに君臨していた天皇の戦争責任を問うというものだったと思います。

 何もかもが曖昧なままに、水に流されてしまうかのように事実を究明しようともせず、だから責任を明確にすることもなく、あまつさえそういうことはなかったと強弁して憚らない、恥も外聞もなく無責任極まりない体制になってしまった日本、そういう国が独立国として、世界平和のために貢献するなんてことができましょうか。

 どうしてもそういう愚痴になってしまいます。

 そんな国が、安倍ごとき輩を首相とし続けて、憲法改正まで一気にやってしまおうとしている現状は恐ろしいとしか言いようがありません。

 救いは夏の参議院選挙で退廃している自民党を大敗させて、安倍を引退させることしかありません。

 

 でも、救いは天皇が靖国神社参拝をやめた動機が、靖国神社がA級戦犯を合祀したからだということです。よっぽど天皇の方がしっかりしている。アジア太平洋戦争についてもはっきりと反省しているようですし。


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アヒルと鴨の・・・

2007-04-28 22:50:40 | 提案・要望

 「楽天」、10-2で完敗。うまくいきません。

 といっては贅沢か?ここまで粘り強くなったのだし、着実に今までよりは強くなってきたのは確かですから。

 ここはあまり一挙手一投足?に浮かれたり、落ち込んだりしないようにして、静かに応援していきましょうか。

 

  そして、「ベガルタ仙台」はこのまま負け知らずに、勝つか引き分けだけでシーズンを終わったらどうなるのでしょうか??

 

 5月中旬、13日か、ほとんど仙台市か仙台市周辺でロケが行われた映画「アヒルと鴨のコインロッカー」が一般公開されます。

 タウン誌等によると、仙台周辺では結構映画のロケが行われているのですね。

 『半落ち』『千の風になって』『東京タワー』『フラガール』そして『アヒルと鴨のコインロッカー』。これから公開予定の映画としては、『自虐の詩』『実録・連合赤軍ー浅間山荘への道程』『SUKIYAKI WESTERN DJANGO』があるそうです。

 せんだい・宮城フィルムコミッションによると、昨年県内ロケに協力した映画は8件、テレビのドラマなどは21件もロケに協力してきたそうです。

 

 「アヒルと鴨のコインロッカー」に戻りますが、近々映画が上映されると言うことで、それに合わせて、街の書店では、原作者の伊坂幸太郎の本が前のほうに山積みされています。

 個人的には彼の本は一冊も読んだことがありません。旺盛な執筆活動をしているようですが、読んでみようかなという気にはなれませんでした。

 でも、今回初めて、東京創元社の文庫本を買って「アヒルと鴨・・・」を読んでみました。あまりに前評判がいいし、映画化が難しいと言われてきた「アヒルと・・・」を原作者も納得するような形で映画化したといわれているので、ついついというか、とうとうというか買ってしまいました。

 

  お昼休みを中心に読んだのですが、私にはきわめて平板な、盛り上がりのない淡々とした、しかし読みやすい小説だったとしかいえません。

 圧倒的なとまではいわなくても、感動らしきものはありませんでした。感覚が鈍いのでしょうか。不感症なのでしょうか。自分としては、そうは思ってはいないのですが・・・。 

 

 読みやすいとはいえます。すらすらと進みますが、ただそれだけ。いつの間にか最後となってしまいました。何?これでいいの?と自問自答してしまいましたが、致し方ありません。事実そうなのですから。

 ただ、よく考えられているというか、よく練られているストーリーだとはいえます。

 読み進むにつれて、納得していきますが、ただそれがあまりにうまく収まりすぎている、できすぎているという感じがして、いくら小説でもそれはないだろう、もっと理不尽なことというか、不条理というか、うまくいえませんが、そういうものがあってもよかったのではないか、というよりもあるべきではなかったか、そんなことを思ってしまいました。私の正直な感想です。

 

 この本を読んで感動した、映画を楽しみにしていると言う人に対しては、水を差すようで申し訳ないですが、私としては映画は見るつもりはありません。


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