鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

分流の拡幅とサケ

2008-11-18 23:21:46 | 広瀬川

 今日は午後からの勤務でしたので、昼前に河原に行って見ました。

 写真は今日の中洲を挟んだ分流の様子です。 こちらは下流域です。 ここまで水量が多くなったのは、上流側の取水部分を拡幅したからです。

 この分では、夏のアユ釣りのシーズンにはこの分流にも鮎が遡上してくるかもしれません。 少なくとも放流アユの何%かはここに住み着くでしょう。

 またこれだけ水量が多くなるということは、本流域の方の水量が減るということになります。 これがどういう影響を与えるか? 楽しみでもあり、不安でもあります。

 

 

 上の写真のすぐ上流の写真が2枚目の写真です。 黒く細く見えるのはなんと何とナントサケです。

 そうなのです、ここにもサケが群れをなして住み着いていたのです、産卵のために。 牛越橋まで行かなくてもサケの群れを見ることができたのです。 

 しかしながら、デジカメの乾電池がなくなりそうになり、シャッターが切れなくなってしまいました。ダマシダマシというか、電源を切ったり入れたりして何とか撮ったのですが、残念です。 でもこれだけは何とか写っていました。 川底が小砂利底だったのが幸いしたのでしょう。 ここにはサケの雌雄が10匹ほど群れていました。

 

 

 しかし、こともあろうに、親子らしい3人家族がこのサケを捕ろうとしていたのです。オヤジが磯釣りで使う伸び縮みするタモで泳いでいるサケを掴もうとし、息子はルアーで釣ろうとしていました。オバンはそれを見ていました。

 最初は何か工事に伴う調査で捕ろうとしているのかと思ったのですが、どうもそうではないようで、だから気になって後ろを追っていました。 一段高い後ろから3人の様子をジーと見て、彼らに気がつかせるようにして、シャッターを押したりもしたのですが、これは写ってはいなかった。電池がなくなっていたからでしょうか。 ブログでアップしてやろうと思ったのに残念です。

 でも嬉しいことに、オヤジのタモが丁度真ん中から折れてしまいました。 いい気味です!!サケをすくったからその重みで折れたのではなく、捕ろうとして川底をすくったりしていたから、その抵抗で折れたようです。

 折れたタモ網を補修しようとしたようですが、無理と諦めてすごすごと?帰って行きました。 (二度と来るんじゃない!!)

 

 2枚目の写真のところにいい年の男が3人並んで雑談しながら、群れているサケ、番となっているようなサケを見つつ、何とか産卵の様子を見られないものかと話しをしていると、ナントなんと何と何回も小砂利を掘り起こしていたメスとそばに寄り添っていたオスが受精したのです。 かなりの量の精子が流れていきました。 ここから何匹のサケの稚魚が誕生するのでしょうか。 ここでも4年後が楽しみです。

 

 それにしても我家からすぐそばの川で、それも今年整備された分流でこんなにも沢山のサケを見ることができたなんて幸せです。 こういう川の環境がズーと長く続きますようにと祈るばかりです。

 

 このとき丁度近くの保育園の園児8人ほどが二人の先生に引率されて見ていました。 今ならすぐそばでサケの遊泳、最後の泳ぎ、産卵の様子、そして死、を見られるのですが。

 

 

 おまけは町内の紅葉(もみじ)と黄葉(いちょう)です。

 

コメント (2)
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