鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

アユの記事第一号

2010-01-15 22:09:53 | お知らせ

 相変わらず凍てつく寒さが続いていますが、読者の皆々様はお変わりないでしょうか。 寒いから風邪を引くわけではなく、体力が衰えているときに風邪を引きます。 くれぐれもお体にご注意ください。

 それにしても寒い。風が冷たい。マフラーで襟元、喉元を覆わないと冷気が身に沁みます。春のため、夏を待って、じっと耐えましょう。

 ところで、家では朝日新聞をとっていますが、職場では地元の(●^o^●)歩く新報、ビックリしたあ~、入力間違いです。「かほくしんぽう」と入力するつもりが、「かおほくしんぽう」と入力したようです。 河北新報をとっています。その河北新報の昨日の記事ですが、なんとナント何と、この時期に、冬真っ盛りという時期に、夏真っ盛りの風物詩”アユ釣り”の記事が載っていたのです。

 「とうほく食材の泉」というコーナーで、久慈川のアユを紹介していました。見出しは、「清流育ち 味も姿も日本一」

 女性の記者が書いているのですが、さすがに最初から「ちょっと季節外れですがアユのお話」と断っています。

 久慈川は、福島県から茨城県を流れて太平洋に注ぐ川です。東北地方のアユ釣りの解禁は、7月1日がほとんどですが、福島県を流れる久慈川は例年6月上旬の解禁となっています。(茨城県の久慈川は6月1日解禁です。)そのため、東北地方では一番早い解禁となります。例年解禁日には2,000人を超える釣り人が竿を出すそうです。

 かなり前に茨城県側の久慈川の解禁日にアユ釣りに行ったことが何回もありましたが、そんなには釣り人がいなかったように思うのですが・・・。まあ、そんなことはどうでもいいでしょう。福島県を流れる久慈川は矢祭町を流れています。

 矢祭町といえば、町長が全国的に有名です。気骨のある、中央の言うことに堂々とNONを突きつけることができる、自分の考えを持った、精神的にも独立した気概を持つ町長がいました。住民基本台帳の全国ネットに加入しないということで、存在感を十分に知らしめました。 また、財政が厳しいということもあり、図書館の蔵書を全国各地からの無償での提供を呼びかけ、全国から沢山の本が集まったということでも有名です。 でも確か今は町長も変わっているはずで、その後の動きについては分かりません。

 どうも話しがそれてしまいます。漁協の人が言うには、「えらの黄色がはっきりしています。アユの食べるコケの質がいいのでしょう。清流久慈川のアユは味も姿も日本一という人も多くいます。」と。

 「地元には、アユの顔をみたら、久慈川のアユか違う川のアユか分かる名人がいるとか。」 それは、久慈川に放流しているアユの種類が分かれば、ある程度の違いは分かるでしょうが、100%分かる人がいるとは思えません。 どうしてもおらが川のアユが一番と言う地方は多いというか、ほとんどの河川では自分の川のアユが一番と思う、思いたいというのが正直な真情の吐露というべきでしょう。ということは、客観的には当てにはならないということです。でもそれでいいのです。自分の川が一番と思って、その川を愛する、それが貴重なことなのです。

 来月には大阪で国際釣博が開かれます。どんなアユ釣り関係の新製品が展示発表されるのか、いまから楽しみです。

 極寒のなか、しばしアユ釣りに思いを馳せてくれた新聞記事に感謝です。


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