鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

8月15日

2011-08-15 21:24:43 | お知らせ

 きょうも暑かった。 なんでも仙台の最高気温は34.6度だそうで、これは今夏一番の暑さだそうです。 お盆に、終戦(敗戦)記念日に仙台は一番の暑さを記録しました。 でも35度を超えることはないので、他都市と比べれば、恵まれています。

 天気予報によれば、18日辺りから雨も降り、気温も30度を切るようで、もうこのような暑さは戻ってはこないようです。 そのこと自体はありがたいのですが、寒冷前線が下がってきているとかで、東北地方は週末辺りから天気は雨模様とか。 

 週末といえば、何年振りかで米代川に釣行する予定になっています。そのため何とか20日、21日は晴天でなくてもいいから、曇りで推移して欲しいと切に思います。雨が降っても小雨程度で終わって欲しい。くれぐれも土砂降りだけは御免被ります。

 

 きょうは66回目の終戦記念日です。例によって自民党の谷垣総裁たちが靖国神社に参拝しました。 退任間近の菅首相初め、菅内閣の閣僚は参拝はしなかったようです。

 私としては、現在の靖国神社はいくら戦没者の御霊が祀られているとはいえ、二度と戦争をしない、平和を祈る場所としては相応しくないと思っています。 個人的な考え心情は全く省みられず、死ねば強制的に、自動的に靖国神社に祀られるとか。理不尽なことです。 戦争を煽り、死ぬことを強制したような神社は平和を願う場所としては、これ以上に相応しくない場所と言わざるを得ません。

 しかもたかだか明治時代に入って造られた神社です。そもそもが官軍を、官軍の戦死者の霊を弔うために造られた神社です。そのような神社はそもそも我々みちのくの、奥羽越の人間にとって、根本から認めるわけいにはいかない存在の神社です。 

 別に本当に平和を願う祈りの場所を造るべきです。沖縄、広島、長崎を根底において、平和資料館を兼ねた永遠の平和を祈る場所の早期建設を望みます。

 

 菅直人首相は総スカンを喰らって、辞めざるを得なくなってしまいましたが、私としてもがっかりすることは一杯ありました。やることなすこと全てが中途半端、尻すぼみ、何をしたかったのか、本気でする気があったのか、疑問に思うことばかりでしたが、最後の最期になって、彼に自分から言い出した『脱原発』(反原発)の政策をやらせてみたかったなあと思いました。まあ、今となってはどうにもしようがないですが、首相を辞めても民主党において脱原発で存在感を示してくれればありがたいかなと思っています。彼のような人間でないと、周りから何を言われようと唯我独尊、かえるの面にしょんべん、聞く耳を持たない、良くも悪くもそういう人間でないと、脱原発なんてできやしないと思うのですが。

 次期民主党の代表に誰がなるのか、少しは興味がありますが、野田や前原、仙石のような政治家には代表になって欲しくない!!と強く思っています。 

 ここまで書けばお分かりかと思いいますが、いわゆる””大連立””は望ましくない、大連立は目指すべきではない!!と思うからです。民主党、自民党、公明党の3党が連立を組んで、大政党による独裁体制になっていいのですか??

 (政党は他にもあります。この3党だけが政党ではありません。いずれも少数のため表舞台には出てくる機会が少ないですが、少ないだけに、国会の中ではもっと活躍する場所を与え、その経過等をマスコミもきちんと報道し、少数政党も存在価値があるのだということを国民に知らせるべきです。)

 大震災、経済不況、政治の空白等国が大きな問題を多数抱えている現状を追い風にしての「大連立」構想。 危険です。 衆議院と参議院のねじれ現象が迅速な政策の実行を難しくしている、問題の解決を困難にしているとかいいますが、冗談じゃないと言わざるを得ません。

 いずれの政党も党利党略に拘束されているから、国会での議論が活発ではないし、建設的な議論ができないようになってしまっている。答弁する側は揚げ足をとられないように、言説をとられないようにすることばかりに腐心し、政治家としての政治生命をかけた、党利党略に縛られない議論が行われていないからです。

 国会での政治生命を賭けた論戦、白熱した議論が求められているし、マスコミもその様子をきちんと伝えるようにしていく姿勢が必要です。 国民が国会の議論が面白いと思うようになれば、すばらしい本当の民主主義が日本にも根付いたといえるでしょう。

 そのためにも「大連立」なんかあってはならないことです。「オールジャパン」、「救国内閣」なんていう言葉は不要です。 不要どころか、害悪です。時代に逆行するにもほどがある!!

 みなさんは「大政翼賛会」を望むのですか?!一党独裁の政治を望むのですか?!そうなった場合(なってはならないのですが)、戦前と異なるのは、戦後の大政翼賛会は、国民のことはどうでもよく、生かさぬように殺さぬようにして、アメリカ一辺倒、アメリカのためになんでもするということでしょうか。

 議員ひとりひとりが所属する政党の駒・員数になるのではなく、議員ひとりひとりが自分の考え政策を持ち、自由に発言できるような雰囲気のなかで言論を戦わせることができる国会であってほしい。

 ということは議決においては、政党ではなく一政治家として行動する覚悟を持つことが必要です。時には信念を持って、政党を超えた投票も行う決意が必要です。

 でも以上のことは夢物語でしょうね・・・・。所詮は儚い理想論ですか。

 

 1週間前に終わった仙台七夕の一部を何回かに分けてお知らせしようと思ったのですが、あす以降にします。


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