またしても台風15号や秋雨前線が悪さをしています。 被害に会われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。 被害が最小限で済みますように祈っています。
それにしても仙台は寒いです。きのう以上に寒い!!何度も言っていますように、私は寒いのは嫌い、歳とともにますます嫌いになってきています。(心身ともに充実していないからなのでしょうか?) きょうの寒さは尋常ではない!!午後3時で19度ですか。 私としては雨降りということもありましたが、二重に寒く感じた一日でした。 長袖シャツに長袖の上着を着用して外出しました。 あしたからは少しは暖かくなりそうなのでホッとはしていますが。 強い風雨は御免です。
天気の寒さは我慢できますが、愛知県の日進市ですか、花火大会のやり方は我慢できません。 体は悔しく、怒り狂っていますが、こころは冷え冷えとしています。 やりきれない、癒されない寒さです。 京都、福岡、成田、日進ですか、国内における差別、原発差別の一環が”花火”という形でまたしても浮き彫りにされた。 次は”何をもって”差別扱いをするのでしょうか。風評被害といって片付けられる問題でしょうか。
花火大会の開催趣旨には、東日本大震災の「復興を支援」しようと、被災3県(岩手・宮城・福島)の花火を含めて打ち上げようとあります。 趣旨はすばらしいといっていいと思います。 ですが、福島の花火は打ち上げられなかった。何が「にっしん夢まつり・夢花火」ですか、スローガンが泣きます。 復興支援を利用しようとしただけではないか、とさえ言いたくなります。
「汚染された花火を持ち込むな」という20件の苦情によって、折角菅野煙火店の77歳の社長が造った花火、社長としては””福島から愛知に避難されている人も多いと聞き、花火を見てもらって元気づけたかった””という思いが込められた花火、しかも菅野煙火店は川俣町にあるとはいえ、避難区域外にあり、放射線量だって基準値を大幅に下回っていたところで造った花火、なのです。
どうして各地の実行委員会や行政は一部の、ほんの一部の反対意見に屈服する形で、反対意見を取り上げ中止したりするのでしょうか。 どうして堂々と反論してくれないのでしょうか。 きちんとした理由を挙げて実施しても問題はないといえないのでしょうか。 薪にしろ、農産物にしろ、花火にしろ、放射能に汚染されているものを持ち出すわけがないではないですか、自分で自分の首を絞めることに他なりません。どうして行政は、こういう反対意見があるが市民のみなさんはどう思うとか聞くことができないものでしょうか。(これは時間的な制約があるでしょうが、不可能なことではないはず)
こういうことが続けば、いわゆる風評被害の拡大にほかならぬ行政が大いに加担しているということになります。 そもそもお祭り等の実行委員会には行政側の委員も当然加わっているでしょうし、そうでなくても費用負担等で行政は強く関わっているはずです。 行政の立場を鮮明にできるはずです。 でもしてこなかった。 実行委員会の陰に隠れる形で、責任を放棄している。
悲しくなります。 私に言わせればこれらの一連の動きは、感覚的にですが、昔から続いてきた「みちのく差別」の一つと捉えるべきものではないかと考えます。 福島県だけの問題ではない。 被害の大きかった岩手、宮城、福島3県だけの問題ではない、もっとひろくみちのく全体の問題と捉える必要があると考えます。 実証はできませんが、これからも福島県を中心にしてまだ、まだ陰に陽に差別的な行為は出てくると思います。これからも注視していかないとどのようなことを言われ、どのようなことをされるかわかったものではありません。 みちのくのみなさん、今こそ連帯です、絆です。団結が必要です。 今は耐え、エネルギーを蓄え、復興を目指しましょう。 そしていつの日にか目に物見せてやりましょう。(これが私の被害妄想であればいいのですが)
「汚染された花火を持ち込むのか」ということがエスカレートして、(失礼な言い方になって申し訳ないですが)「汚染された福島県民を受け入れるのか」ということにならないという保障がありますか。 今東京電力福島第一原発は小康状態を保っているようですが、それでも依然として放射能を出し続けていますし、今後いつ原発の大事故が起きないとも限りません。その危険性は常にあり続けるのです。 もしも東電福島第一原発が大爆発でも起こしようものなら、県民(隣県民も)の大移動が必要です。 みちのくだけではカバー仕切れません。 そうなったらどこに避難すればいいのでしょうか。 どこに避難できるのでしょうか。
日本中至る所に原発があります。 日本は地震国です。 活断層はたくさんあります。 大きな地震には津波を伴います。 いつどこの原発が爆発するか分かりません。 どの県民がふるさとを捨て、遠いところに避難しなければならなくなるか分かりません。 いつあなたが、あなたの家族が避難しなければならない状況に追い込まれるか分からないのです。 そのことを今回の東電福島第一原発事故から学んだ人がどのくらいいるのでしょうか。
そういう中、きょうの東京での脱原発のデモ行進、主催者側発表で6万人の参加があったということですが、これは明るい希望です。 この流れ、このエネルギーをさらに大きく、力強いものにしていきましょう。 根気強く、粘り強く、ともに前へ進みたいですね。