去る24日、25日の両日、天気にも恵まれ盛大に開催された「縛不動明王祭典」ですが、イベントの模様を紹介させていただきます。
小さな高齢化が進んでいる町内ですが、江戸時代からの由緒ある「縛不動」を中心にしてまとまっています。 一年の最大の町内の行事となっています。 町内の核というか、まとまりの象徴としての縛不動であり、これは今後とも大切に伝承していかなければならないものと考えています。 でも。正直言ってお祭りを実施するというのはかなり大変なことではあります。 若手の参加が必須です、強く望まれます。
準備段階ですが、上が焼き鳥、下は焼きそばです。 まあ、お祭りの定番メニューですね。
食べ物としてはそのほかにフランクフルトもあります。 衛生上の観点から、食べ物は熱を通すものを用意しています。
下の写真はおもちゃやとすけコーナーです。 昔の1銭店屋にあった懐かしい、安い子ども向けの品物がいっぱい並べられています。
行燈(あんどん)やポスターを書いてくれた人には、金券を発行していますが、その金券の利用が一番多いのがこのコーナーです。 子ども会のお母さん方が担当です。
上下の、ほかの写真よりも大きい写真は造作コーナーで、上は竹細工関係(不肖newone担当)で、下は折り紙やビーズ、ふうせん(ジェットふうせんみたいなもので、動物等を作ったりするふうせん)等を使って遊ぶコーナーです。
23日に青竹を切ってきまして、一節の長さに切って、さらに鉈(なた)で加工しやすいように細長くカットしてあります。 切り出しナイフを使って、自分だけの箸を作らせています。 自分で苦労して作った箸で、実際にご飯等を食べてもらうのが願いです。 菜箸を作ってお母さんへのプレゼントにした子どもも過去にいましたが。
今の子どもたちは、危険だからということでナイフを持たされていません。だから使い方も分からないし、なにがどう危険なのか分かっていません。 そういう状況だからこそ、敢えてナイフを使わせています。 子どもがうまく使えないのは仕方ないとしても、その子のお父さんも使い方がはっきりしないことがあり、そんなことではとてもサバイバルゲームに勝ち残っていけないでしょう。
でも、ナイフを持たせているこちらとしては、常にハラハラドキドキで心配不安がつきまといます。
次の日は、仙台藩伝統の踊り、子どもたちの雀踊りと餅つきです。 いつもならお祭りですので当然”お御輿”渡御があるのですが、今年は東日本大震災のため中止となりました。
雀踊りも、未就学児と小学生の二つのグループに分けて演舞しました。上の写真は未就学児の雀踊りですが、言うことを聴いてくれませんので、指導者は大変です。 でも、可愛いですね。
最後は餅つきです。 15キロつきました。 若いお父さん方にもついて貰いました。 搗(つ)き立てのお餅は、あんこ餅・きなこ餅・納豆餅・生姜餅となって親子に振る舞われました。 何といっても最高のもちは「生姜餅」です。 醤油をつけた生姜の辛さがたまりません。 これぞ大人の味です。
今私の仕事はお祭りの決算をすることです。 収入は確定したのですが、支出の方はまだ流動的なところがあり、固まりません。 赤字にはならないので心配はしていませんが。
10月は河原での”芋煮会”があります。