鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

嗚呼!みちのくの河川、

2015-09-08 16:44:19 | 思いつくまま

 何なのでしょう、この涼しすぎる気温は・・・・。またこの長雨、いつまで降るのでしょうか?きょう一日ずーと降っているわけではなく、時折申し訳なさそうに止んだように見せかけまた降ってきます。

 広瀬川も増水し、濁っています。 雨が降っているのですから、至極当たり前のことですが、この分では活かしておいたオトリはもとより、曳舟も流されているかもしれません。 もしかしてまだ踏ん張っているかもしれませんが・・・。

          (午前九時二十分頃)

 

 先週末は、今日あたり最上川に入ってみようかなと思っていました。もう寒河江川や最上川は無理かなと諦めかけていたのですが、最上川の上流部の漁協のホームページを見ていたら、何となんとナント9月の2日あたりから最上川でも鮎が釣れはじめたというではありませんか!!

                       

 9月の2日・3日・4日と二桁の鮎が釣れているということは、そろそろ下流域の(といっても本当の意味での下流域ではありませんが)寒河江付近の最上川でも釣れ始めるのではないか、とそういう淡い期待を抱いたわけです。 当然ですよね。

   

 北上川にももう一度行きたかったのですが、8月7日の水位と比べるとずーと高水となっています。最初の頃は30センチくらいなので、これもうまくいけば行けないこともないと期待しつつ、水位を注視していたのですが、9月初めにまたしても増水してしまいまして、振出しに戻りました。

 そういうこともあって期待は最上川!となっていったわけですが、その最上川も7日に一気に1.5メートルも増水しているじゃありませんか。 今でも1メートルも高水です。ついていません。うまくいきません。

 小国川はnewoneの好きな水量から言うと、まだ10センチくらい増水していることになります。 でも竿を出せない水量ではないですね。 どこもかしこも駄目ならば、残るは小国川だけとなりそうです。 淋しいですね。

 

 淋しいと言えば、きょう午後雨の中家にいてもつまらないので車で釣具店へ行って来ましたが、鮎コーナーはもう風前の灯火?一応鮎コーナーとしては機能しています。 機能していますが、他のコーナーのにぎやかさと比べたらこの寒さ同様にうら淋しいものがあります。 

 今月の中旬でみちのくの鮎釣りは終わってしまいますので、夏の風物詩である鮎釣りは消え去る運命にあるのは致し方ないことです。 でもそうはおもっても侘しさが漂ってきます。高齢になるということと重なっているからなおのことそう思うのかもしれません。

 何も買わないで店を後にしたらなおのこと無常を感じてしまいますので、径7ミリのハナカン(20本入り)とハリス止めつき逆バリ(24本セット)、それに珍しいなとおもって東レの複合メタル0.05号・10メートル巻きを買ってきました。

  

 野田聖子議員、よく頑張りました。今の自民党では総裁選の立候補しようと考えるだけで風当たりはものすごいものがあるでしょうから、何とかして20人の署名を集めて立候補しようとしたことだけでも大したものだと思います。

 みんな日和見主義であり、長いものには巻かれろであり、事なかれ主義が蔓延している理性も教養もなく、国民の信託を受けていることなんて考えもしない集団の自民党の中にあって、何とか複数の議員が立候補して、お互いの考えをぶつけ合い議論し合おうとしただけでもう立派なことです。

 対立相手のいない、無風な状態が望ましいと考えること自体が極めておかしいことで、もう自民党は死んでいるということを世間に知らしめたということになります。 いろんな考えを出し合い、お互いに議論し合う中で政党としても風通しがよくなり、活性化されるわけで、それを見ている国民も民意が反映されるかもしれないと関心を持とうというものです。 それなのに自らその芽をつぶしてしまった。

 

 だからこのような危機が日本を覆っているのです。

 きのうの朝日新聞の歌壇からです。

 『総理大臣からその国を守らねばならないといふこの国の危機

                                                (岡山市:梶谷 甚一さん)

 『十歳が八十となり敗戦忌もどりさうなる不快深まる

                                  (東京都:大村 森美さん)

 『三百万以上の死者の戦争を七十年で清算をする

                                (松戸市:をがはまなぶ さん)

 そういえばnewoneの小さいときはお祭り等でよく見たものです。

 『駅頭に傷痍軍人ゐたる日のことにおよびて話続かず

                                   (厚木市:櫻田  稔さん)

 

 

 上の写真は中洲の除草をして集められた草の山です。 でもこの状態を夕方から夜に見たらどうなるか? 先週も見てしまいました、邦画の「ビルマの竪琴」です。何故水島上等兵がビルマにのこならなければならなかったか、それは至る所に野積みにされたままの日本兵の死体の山があったからです。

 一番最初にこの映画を見たのは近くの高校の文化祭でした。小学生でした。だから白黒映画ですし、なおのこと迫力があり、怖かったですね。 中学校になって小説を読みました。読書感想文に書きました。そういう思いでのある映画です。

 

 自然界でも生き死にの現象は、静かにしかし確実に起きているようです。 こんなことはなかったのですが、この蝶は近付いても、草に触っても、揺らしてもそのままの状態で飛び去りませんでした。

 

                       

 

             

                 (もしかして生まれたばかりだったりして)

  (濡れた葉っぱに蝶の羽が一枚)

 きのうはこのような状態の葉っぱは見なかったのですが・・・。

             

 

コメント (4)
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