昨夜のパリーグのCSシリーズロッテVSソフトBの第3戦、おもしろかったですねえ。どちらも勝利すれば次のステップへ行けますが、ロッテは引き分けでも勝ちとなります。そういう条件下での両者の戦いは文字通り死闘というか全精力を傾け全員でなんとか勝とうという気概にあふれていました。
(分流の最上流域)
投手戦となり9回終了まで0-0というスコアでした。しかし、10回表に何となんとナントソフトBが得点、しかも3点も得点しました。これでもう勝負は決まったなあと誰しもが思ったことだと思います。私もそうで、どういう終わり方になるのか見届けてやるかという気持ちで見ていました。
結果論でしょうが、ソフトBの投手がいまいちだったのでしょうね。ヒットを2本打たれ、挙句の果てには3ランホームランです。いやあ、これにはびっくりしました。これで同点。さらに1アウト後ヒットは続き、とうとうロッテのサヨナラ勝ちとなってしまいました。4-3でロッテの勝ちとなりました。
ソフトBの打たれた投手の気持ちはいかばかりか・・・・・。本当に済まないと落ち込んでいましたね。誰もがソフトBの勝ちと思ったことでしょう。それがものの見事にひっくり返されました。誰か一人がチャンスをつくったりすると次の人にうつったりするようですね。チームが盛り上がります。
私はどっちのファンでもないですがみていて面白かった。面白くなかったのは地元の東北楽天ゴールデンイーグルスの試合運びです。実につまらない試合運び、これは指揮官の問題です。このブログでなんども書いてきました。だから最後の方はもう相手にしませんでした。
(テレビでやっていました。コキアです。)
(部分アップです。堤防にも咲いています。)
きょうみたSNSのニュースにまさに私の考えを代弁してくれる記事が載っていました。「現代ビジネス」という媒体です。なぜ東北楽天は振るわなかったかという問題を分析していました。いろいろいいことが書いてありました。箇条書きにしてみますと;
(ちょっとドアップしすぎかな)
年棒格差による選手間の溝。チームの年棒総額は12球団で5位だそうで、外からの選手のみ厚遇されていること。後継者が育たなかったこと(小郷とか村林は終盤活躍しましたが)。契約更改の満足度アンケートでは12球団中ダントツの最下位で24.2%であること。
(秋桜と小型の蝶です)
そんなことで魅力のないチームとなってしまい、その結果観客数も2万人を切ってしまい、これは東北楽天のみという結果になりました。勝てない、おもしろくない、見に行かないという悪循環の結果でしょう。どうしても地元のマスコミはチヤホヤしがちです。これがよろしくないのではないかと思うのですが。
ようやく石井も辞めることになり、新監督は今井打撃コーチのようです。抑えの松井はいなくなり、島内もこんな球団にはおさらばしたいでしょうし、新しく獲得するであろう助っ人の外国人は期待通りの活躍をしてくれるかどうか水物ですし、来期は大変ですね。
(魚は16日の撮影です)
いかに若手を育成していくか、しばらくは5位か6位と低迷することになるでしょうね。まあ、仕方がないです、若返りのためですから。投手も打者もどしどし若手を起用して鍛えながら育成していくよりほかないでしょうね。
きょうはほぼさわやかな一日でした。一時曇ってきたことがありましたが、長続きはせず明るい過ごしやすい一日といっていいでしょう。正午の気温も20.2度でした。