いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝い、アマチュア無線移動運用など。

ひとり夜桜見物

2006-03-28 22:01:10 | 雑記
本日仕事帰りに東大和市内を自転車で徘徊した。目的は夜桜見物だ。
東大和市駅前や東大和南公園を見てきたが、7分咲きぐらいにはなっている。
しかし天気予報では今晩雨が降るらしく、花見をしている人はいなかった。

桜


東大和南公園

東大和南公園
昼間の東大和南公園


私は花見が大好きで、知人・友人は「どがうせお前は酒が飲めればイイんだろ!」と言われるがその通りである。しかし実は酒も好きだけど桜そのものを見るのも大好きなのである。咲きはじめから一週間ほどで満開になり、すぐに散ってしまう。そんなはかなさがいいのだと自分で思っていたが最近気づいた理由がある。私が桜の花が好きなのは、何を隠そう子供の頃の記憶である。

私が育った家の前には川が流れている。
扇状地で冬には干上がってしまう川だ。
寒い冬を終えその両岸に美しい花を咲かせる桜は私が子供の頃に自治会で植えた数百本、いやそれ以上の苗木だ。

それから十数年その地で過ごし、毎年寒い冬が終わり新しい学年になる頃になると花を咲かせ、その桜吹雪の中を登校していたのである。
夏は枝から毛虫が落ちてくるのをおびえながら登校し、冬は男体おろしといわれるからっ風に吹かれながら枯れ枝の下を歩き、ようやく春になって桜色の雪が積もったような木の下を自転車で走ったのである。

そして18の春、桜のつぼみが膨らむころに上京してからは東京での桜しか見ていない。
その経験からか、私にとって桜の花は「ふるさと」であり「思い出」なのかもしれない。このあたりより一週間ほど遅れて満開になる栃木の桜、来週末にでも見に行こうかな…。きっと子供の頃より大きくなっているんだろうな。

その頃は、まさか大人になって花見で毎年飲んだくれるようになってしまうとは予想だにしなかったことだが…。
あ~、あの頃の自分に今の私を会わせるワケにはいかない。ゴメンよ、昔の自分。




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アレレ!?順位が下がってますねぇ。
コメント (6)
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