あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

いにしえの蓮の花

2006-07-09 23:33:11 | プチドライブ・地域の事
曇り空で、午後から雨の確率が高かった今日。
朝から地区の側溝の清掃作業があり、仕事だった夫の代わりに出席。
時間は8時半からで、1時間もしたら終わるかとたかをくくっていたが
かなり時間がかかってしまい、終わったのが11時近くになってしまった。

今日はこの間テレビで放送していた、古代の蓮の花を見に
長女と行くことにしていたが、蓮の花は咲く時間が短いと聞いていたので
お昼近くでは花も終わってしまうのではないかと気を揉んでいたが
今日の時折小雨が降る中、思いがけずに美しい花を閉じる事なく迎えてくれた。

古代蓮とは大賀ハス
                       ここをポチッと大賀ハスの説明。                      

龍興寺

場所は会津若松市の隣町で会津美里町にある龍興寺で蓮の花のお寺として知られている。
昔より蓮は『花見る人多く、泥見る人少なし』と言われて
蓮は泥に咲く花として、境内の一隅に蓮池『華芳園』が作られ
本堂の北側で駐車場のすぐ側に見る事が出来る。

蓮池の回りには散策できる小道があり
手を差し出せば、触れる事が出来るくらいのところを眺められたのが感激だった!

 
ピンクやクリーム色・白などの蓮の花が重なり合うように咲いていた。

 

ちなみに蓮の花は仏教で『蓮華』と言い極楽浄土を象徴する花で
仏教とかかわりの深い花として有名だ。

さらに調べ、蓮の花と睡蓮の花の違いとは。
蓮の花は学名はネルンボ。養分のある水で育ち、水上へ立ち上がる茎があり
レンコンになる地下茎でどんどん増え、レンコンからも種子でも芽が出る。
睡蓮の花は学名はニンフェア。水に浮かび少し立ち、葉は一箇所が割れ、種子でも球根でも芽が出る

また蓮の名前の由来は、花托(花の中心部)が蜂の巣に似ているところから
ハチス』と呼ばれるようになり、略されて『ハス』という名前になったといわれている。

小雨降る中を傘も差さずに、私達の他にも蓮にカメラを向けている人が何人かいて
お寺さんの関係者の方だろうか…蓮についていろいろと説明してくれた。



マウスオンで開花

睡蓮とは違った蓮の花の美しさに、しばし時を忘れて魅入ってしまった…。

コメント (18)
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