やっぱり人の子で食べられない…というか食べたくないものもあって
そのうちのひとつが茗荷って代物で、なんともあの独特な風味と言うか
食べられない事はないのけれども…好き好んでは食べたくないなぁ~~と思う。
ところが!
いつもコメントをくださる、オシャレなお店の紹介や自分で作られる超美味しそうなお弁当を
UPしてくださるgetさんのブログで紹介されていた茗荷の天ぷらに
何故だか強く惹かれて、一度作ってみようと思っていた。
が、最近まで正直忘れてました…getさん ごめんなさい^^;
つい先日、我が家の小屋の脇を見たら茗荷が凄い勢いで生茂っていて
その茎の根元を見ると、ちっちゃい赤ちゃんの手のような
可愛らしい茗荷がニョキニョキと顔を出していた。
炒め物や薬味に、または漬けたりとかって聞いてはいたのだが
どうもあの風味が、二の足を踏んでしまっていた。

だけど…なんだかそのままにしておくのも勿体無いかなぁ~~と思い
頭に閃いたのが、getさんのお弁当に紹介されていた、あの茗荷の天ぷら。
あれを思い出した!!
まぁ getさんに騙された思って、幾つか採って天ぷらに揚げてみた。
(getさん 好き勝手な事書いちゃってすみません…

あぁ~~らららら!! なんとまぁ さすがgetさんが紹介するだけあったわ!
苦手な茗荷の風味がほどよく薄れて、なかなgoodなお味♪
特に我が家の夫の酒のツマミに出したら、よっぽど美味しかったと見えて
瞬く間に平らげてしまったではないか!

考えてみれば、フキノトウなどの食べられる野草は
大概のものは天ぷらにしたら美味しく食べられる。
茗荷だって同じなんだろうと思った。
あの独特の臭みが薄れて、わずかに香る茗荷は
夏ばてやストレス風邪予防などに効果がある。
しかも更に調べていけば眠気を覚ましたり消化を促進する働きがあり
辛味成分には解熱作用や解毒作用があると言われている優れもののようだ!
ちなみに茗荷を食べると物忘れがひどくなるという俗説があるが
よく家紋に使われているのをご存知だろうか。
これは茗荷は冥加(知らないうちに受ける神仏の加護)に通じると言う
縁起をかついでの事のようだ。
という事で、今日の一枚茗荷の花をUP!

とても茗荷の花とは思えない上品な蘭を思わせる花だった。