隣町に住む友人とデートの約束だったのだが、朝になってドタキャンの電話。
どうも保育園へ行ってる孫が、前日の夜から熱が出たと
確かに、孫太郎も一週間ほど前に急な熱で救急病院へ駆け込んだが
そういう子供がたくさんいたと、婿さんの話で
こう暑さが続いたんじゃ、大人でさえ体調を崩しちゃう…この頃。
せっかく予定を取っておいたので、暑い中の草むしりもどうかと
裏磐梯の五色沼でも見て来ようかと、49号線へ向かったけど
なんだか急に気持ちが萎えてしまって…かといって帰りたくも無し!
そんな気持ちで、久しぶりに鶴ヶ城にでも行ってみようか。
ただ今赤い瓦にリフォーム中の鶴ヶ城は
天守閣の上の銀の鯱が特別展示展示されているので
普段見れない物なので、それも見ておきたかったし。
平日の鶴ヶ城にある駐車場はがら空きで、市営プールに行くのかと聞かれてしまった。
きっとリフォーム中の鶴ヶ城への観光客は激減しているので
まさか、あえて鶴ヶ城に来たとは思わなかったのだろうなぁ…。
もの好きな!とでも思ったのかな^^;
駐車場から天守閣にある本丸へと、昔ながらの大木が多いので
木陰に入るとかなり涼しさを味わう事が出来る。
天守閣はすっかり囲われて、あれがお城かと思えるような
側面には完成予想図の鶴ヶ城が表示され、そう巨大な家って感じに変わっていた。
完成のあかつきには観光客でごった返しになる事だろうと容易に想像できた。
目的の鯱は天守閣に入らなければ見る事が出来ずに入場料400円を払って、薄暗い入口へと。
銀の鯱は出口の土産物売り場の奥に展示されて、透明のガラスケースに収まっている。
天守閣の上に飾られてるものなので、かなりの大きさを想像していたのだが
思ったよりも小さいので…ちょっと拍子抜け気分だった。
銀の鯱概要写真
鯱のダイヤモンドだと言われる目玉…いったい何カラットでいくら位するのか
その辺りが妙に気になてしまったワタシ^^;
ちなみに鯱を屋根の上に飾る由来とは?
天守閣は一般の建物に比べて高さがあり、落雷の可能性が高いので
落雷で火災が発生しても、当時は消火の手立てがなく
そこで「水の神」を建物の上に乗せる…いわば一種の「おまじない」のようだ。
たっぷりと銀の鯱を堪能して、日差し眩しい外に出てみれば
きれいに手入れされた芝生に…暑い中一生懸命に手入れしている人がいた。
こういう人たちのおかげで、鶴ヶ城の観光客は気持ち良く過ごせるんだろうな。
土手に上がりお堀から吹く風は、古から変わる事なく涼やかな風をもたらしている。
何を見て来たのだろうか…黙して語らず、変わらずに眩しい木漏れ日と凪いだお堀と
こんなふうに静かな気持ちになれたのは、随分久しぶりの様な気がした。
という事で、今日の一枚 鶴ヶ城を囲むお堀をUP!