あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

早春の大内宿へと

2011-04-06 22:39:01 | プチドライブ・地域の事

この頃何だか眠くて眠くて仕方がない。
朝食後にちょっとウツラウツラ…で、午後も短時間だけどお昼寝もしたのに
夕食後にすでに睡魔に襲われて、何とか後片付けはするものの
気がつけば風呂にも入らないで10時過ぎになってたり
気合いを入れて風呂に入ったは良いけど
髪の毛生乾きのまんまで、朝には爆発状態に焦ってみたり。

そんな話を友達に愚痴っていたら、家に引きこもっていると
寝てばっかになっちまうんだから…ドライブさでも行くべ!と
んで、大内宿くんだりでお蕎麦などは如何ー?と誘われた。

しかし ハタと気づいた。

ドライブに誘われたのは良いけど、友達はペーパードライバーなはず。
なんだ…結局運転は私かと…運転は嫌いじゃないし
久しぶりにプチドライブとしゃれ込もうか、お供付きだけど。

季節も一散に春めいて、ひょっとしたら大内宿までのこぶしラインで
白いこぶしの花が見られるかもと思ったけど、まだ冬枯れの木々と
残った雪の景色しか見られなかった。

それでも道路沿いの川には、雪解け水が流れる音が勢いよく流れ
一人だったら途中車を停めて…もっと写真を撮ったり出来るのだけどなぁ
こういう時のドライブにはちょっとストレスだったり。

災害があった為かそれとも観光シーズンには早い為か
行き交う車も極端に少なく、ゆっくりと走っていたら
いわきナンバーの車が猛スピードで追い抜いて行った…。


いつものダム湖で小休止をしたが、やはり4月に入っても
除雪された雪でダム湖の中までは入れず、道路わきから写真を撮った。
雪がなかったら遠くにこぢんまりとした大内宿が見えるはずだった。

老人が一人 袋と腰カゴになにやら山菜だろうか…重そうに歩いて来る。
この時期だったらフキノトウだろうか、聞いてみたい気もしたが
声をかけずに一路大内宿へと車を走らせた。

大内宿の駐車場は今までに見た事もないくらいの空きようで
天気が良かったせいか何台かのバイクが見られた。
他にも乗用車が3~4台…やっぱり原発事故の影響で
福島県観光地敬遠されちゃったのかなぁ~

気を取り直して友達と大内宿の中へと…。


閑散とした大内宿


国の重要伝統的建造物群保存地区。


家の裏側にはまだたくさんの雪が残っていた。


雪解け水に勢いよく回る水車。


サツキばぁちゃんの飾りぞうり…こういう土産物は好きだなぁ。


のんびりとお茶飲みをするお年寄り。
老人カーに座ってるのがサツキばぁちゃんだな…たぶん。

案の定 車が少ない分お休みしているお店もあり
とても閑散としたものだったけど、私はごった返す大内宿よりは好きかなぁ。
開いてるお店をゆっくりと眺めながら…一番奥まったお店へとお蕎麦を食べに入った。

昔ながらの店構えに、玄関から入った座敷に囲炉裏があって
燻くさい煙があがって、煤で黒くなった…鉄瓶かな。
とても懐かしい感じがした。

さてっと、お蕎麦を食べるのだが…ネギ蕎麦は有名だけど
ぶっといネギが箸代わりと、とんでもない!そんなんで食べられるはずもなく
薬味に齧る? 口は臭くなるし目から涙は出るしで
二人して普通に暖かい山菜蕎麦にした…そこに天ぷらを一皿プラスしたが。

打ち立ての蕎麦は田舎っぽい気持ち太く、蕎麦の香りが鼻に抜ける。
後ろの客はネギ蕎麦を食べていたが、食べにくいだとか辛いだとか
たぶん、あれは誰かが食べるのを見る分には良いけど
ぶっ太いネギ一本持て余して…どうするのか?
残して帰る人が多いんだろうなぁ~と思ったけど
以前食べ残したネギを持って帰ったオバちゃんを見た事があった。
オバちゃんパワー恐るべし!!


もち麩 麩の煮物大好き♪


「黒米入りきんつば」皮に黒米が練り込まれていて香ばしい味

そこでゆっくりと蕎麦を味わい
縁側に売られていた餅麩を買って買える事にした。
ホントは大内宿から塔のへつりと回ってみたかったのだが
私を引っ張り出した友達が買い物をしたいと駄々をこねるので帰る事にした。

ちょっと 振り回された気もしないでもないが
それでも久々のドライブで、なんだか気分スッキリとなったようで
季節は…遅かれ早かれの差はあるものの、平等に春は来るものなのだと思った。


という事で大内宿近くのダム湖の風景をUP!

ダム湖の奥の方は、まだ厚い氷に覆われていた。

 

 

コメント (24)
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