我が家の庭の西日のあたる一角に、農道にあったフキノトウを移植してから
毎年、年を越す前から収穫出来て、冬の間も何回かフキノトウが食べられていた。
春を待たずに、フキノトウの天ぷらとかフキノトウの味噌だとか
雪景色を眺めながらってのは、なかなか風流なものだったり。
ヒメに背丈よりもずっと高い屋根から降りた雪
今年もそう思っていたのだけど、年末からの大雪で
すっかりと雪の中…去年の元旦には蕎麦と一緒のフキノトウの天ぷらは
今年は実現出来ないままとなってしまった。
雪…多すぎだよ(~_~;)
庭の片隅まで行くに行けない雪の量。
こんなに雪が積もったのは、記憶にないくらい久しい事で
冬に食べるフキノトウ…。
先日の夕方、朝から寒い日で
この日も朝からの固雪は融けずじまいで
特に家の西側に屋根から降りた雪が山のようになってる所
ヒメの散歩の帰りに、長靴で何度か踏みつけてみたけど
屋根からの雪は固くて早々には融けないみたいで
岩のようにガッチリと固くなっている。
我が家も同じように家の脇が雪山と化してる!
今だったら、雪の上を歩いてフキノトウの所まで行けるかも!
思いついてカメラを持ちながら、慎重に壁に手を付きながら
山になってる雪の上を足場を探しながら歩いて行く。
その場所へと雪の上をゆっくりとなるべく体重をかけずに振動を与えずに( *´艸`)
突然 ズボッと膝辺りまで雪に埋まってしまった。
かなり拭き黙っていたようで、なかなか抜けずに
長靴の中雪だらけ…こうなったらなるようになるまでだと
ズボッズボッと歩いて雪の消えているところへと。
長靴がこれだけ深く埋まった跡
そこを通り過ぎて庭へと出てから、今度はフキノトウのある場所へ目をやると
松の木の下になっていて、西日が当たっていたからか
そこだけグルッと雪が消えてぽっかりと黒い土…。
ここだけ雪が融けて、一足お先に早春の兆し…かも。
枯れて落ちた枯葉の隙間から顔を出していたフキノトウ
恥じらうように…少しだけ顔をのぞかせているような…。
春がそこまで来てる錯覚を覚える。
そこからフキノトウが雪に押しつぶされたような格好で
今年もちゃんと出ていたんだね…なんだかホッとしたような気がして
まだまだ雪は降るだろう会津だけど、春は密かにこっそりと顔を出し始めたようで
そのうちに花が咲いたところを写真に撮ってみたいなと思いながら
この日は収穫しないでおいた。
雪と流れる川の風景をUP!