津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

さて、どうしましょう・・・・・

2014-03-27 14:25:38 | 新聞

7月から9カ月間休館へ 県立図書館

 
 
 県立図書館(熊本市中央区出水)が改修工事に伴い、7月から約9カ月間休館する。現在地に移転開館して以来初めての大規模改修となるが、26日の県立図書館協議会では、休館中の対応策を求める意見が相次いだ。

 県立図書館は1985年に同市中央区千葉城町から移転し、熊本近代文学館を併設して開館。約30年が経過して老朽化し、貴重資料などの保存環境が悪化しているため、隣接する熊本近代文学館の機能を拡充するにあたり、図書館内にも貴重資料収蔵庫を整備するとともに、館内空調設備を全面改修する。

 県によると、休館は図書館が7月から2015年3月ごろまで、文学館は7月から15年度後半までの予定。県立図書館協議会の委員からは、利用者への休館の周知徹底を求める意見のほか、「臨時の仮設図書館を設けるなど、休館中も一部サービスを継続してほしい」「市町村や学校など他の公共図書館と連携し、利用者への書籍や資料類の情報提供に努めてほしい」など注文が多く出た。

 一方、「休館期間をどう生かすかが大事。市町村など他機関との連携強化や、図書館利用を推進する取り組みを考える期間としてぜひ活用してほしい」「個別資料の保存方法も見直してほしい」といった提案や意見もあった。

 県は現時点で、市町村への配本や出前講座など、施設外で提供できるサービスに力を入れる方針で、「休館中にどのようなサービスを提供できるか検討を進める」と話している。(浪床敬子)
 
 
                                さてこの間、どう過ごしたものかと今から思案している。

 

 
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■秀頼公御ふらせ候ハゝ・・・

2014-03-27 06:19:33 | 史料

 寛永八年という年は誠に不思議な気象現象がつづき、細川家史料にも多く書き残されている。
この年は。豊臣秀頼の十七回忌の年という事も有って、書かれている記事もいささか腰が引けている感じがする。
実は以前 寛永八年の天変地異 を書いたのだが、五月廿六日の忠利宛て三齋の書状が欠落していたので、一部重複するかもしれないがご紹介したいと思う。

一、日坂ゟ佐世之中山あたり臼井近所之山ニ砂糖ふり候由終ニ不聞珍敷さにて候事
一、去八日江戸かミなり雨にて八王寺ニハ大あられふり孤子狸とひからす数もなく打ちころし候 御鷹場ニ候故鳥けた物御城へ持て上候由是も奇特成儀候 
   あられの大キさ一尺五寸廻未それゟ大キなるも在之由餘之事候 此時鎌倉之海ニて龍水をまきあけ伊豆より通候舟十艘御入候を悉まき上五艘ハ下ヘ
   落人十人たすかるのよし是ハ前代未聞恐敷儀候 残ハまき上られしはらく虚空にわめき候由昔物語ニも無之候 此あたりにも大あられふり家をうちぬき
   死候ものけかを仕候者数多在之由候 不思議成儀候 秀頼様十七回忌殊五月八日にて皆奇特刈り候由我々ハ左様候 秀頼公御ふらせ候ハゝ小米ほと
   成あられにて候ハんと存候事
一、四月六日・五月六日・八日之月有明にて候つる由 爰元も左様ニ候つる哉一切其沙汰無之候 是ハ第一不思議にて候事
一、木曽・飛騨山火出木焼申候由是ハ風吹候ヘハ木と木すりあひ焼申事も御入候 此前一両度も聞申候それハ少つゝにて候 今度之様ニ大焼きとくにて候
   浅草の神木ゟ火出焼申之由猶以不思議成儀候
一、川口之海・増上寺之堂も夜ル/\焼申候由兎角魔の所行たるへく候

まさに奇妙な現象がおこり、秀頼公の祟りとも考えたくなるのだろう。
三齋は否定しながらも、「秀頼公御ふらせ候ハゝ小米ほと成あられにて候ハんと存候事」と書いているのが面白い。  

     
 

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