津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■蝉鳴きだす

2018-07-09 10:54:47 | 徒然

 全国各地で雨の被害が連日伝えられているが、心からお見舞いを申し上げる。
暑さが厳しくなる中、跡かたずけなど本当に大変な作業が続くことだろうが、昭和28年の熊本大水害の体験者として随分健康に留意される事をお祈り申し上げる。 

  熊本市内は久しぶりに朝からドピーカン、蝉の合唱が始まったようだ。
あちこちのマンションのベランダは洗濯もので満艦飾に成ること間違いない。
今日の散歩は朝食後と相なった。すこし風があって気持ちよく歩き出したが、ドピーカンのお陰ですぐさま汗が噴出・・・・
カメラを持って出かけたが、空蝉を発見・・・脱皮した蝉はどこでないていることやら?
帰ってのシャワーの気持ちの良い事、しかししばらく汗が止まらない。
不思議なことに歩き始めてから16日目だが、天気のせいで休んだことはない。雨の日も大ぶりということもなく今日に至って皆勤状態が続いている。
しかし今日くらいの時間帯でも熱中症になりそうな感じ、夏の散歩は早朝でないとまずいという教訓だ。

 

 

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■井田衍義・歛法條諭 十二・十三(28‐2)

2018-07-09 06:59:22 | ご挨拶

 六月廿七日、帳口之同役三人ニ當番相添、御家老間へ罷出
 候様御郡頭衆より被申聞、内藤勘左衛門・中嶋傳九郎・
 内藤儀左衛門・當番小野武次郎四人罷出候處、平太左衛       小野武次郎=細川家記「綿考輯録」編者
 門殿御申聞候は、當秋御免方之仕法先達て一通及達、猶又
 三ヶ條之儀付て覺より被申達候趣も有之、いつれも存寄
 之通相濟候、然處早田御徳懸唐時迄ハ毛上よりもはり上
 候を毛上有前ニ極、扨、籾干減之事等いつれも御免ハ下
 り方ニ可相成ヶ條迄にて候得共、徳懸隙取不申候ヘハ中
 損之憂なく速ニ苅揚、御蔵拂も手はやく、諸作仕付等之手
 廻能、彼是上下之益有之意味合等委ク被申達候、左候へ
 ハ早田も無躰之上り方無之様毛上有前ニ極、若難受合所
 ハためしも可致候、所詮むつかしきハ例之いたし方ニて、
 鬮あたり之坪可然と御郡間よりも申達有之候得共、是ハ
 各不同意之由、左候得は外ニ各別依存も無之ハ、不相應
 成たとへにてハ候得共、於江戸越後屋店なと現銀懸直な
 
と有之候得は、ねきるのまけるのと言事なく、扨其品

 かつて高直ニも無之候、大概如此の心得ニて有前之下見
 ニ成候得はむつかしき事も有之間敷候へ共、左様にハ成
 申間敷か、いかゝ致候て可然候ハんやとの儀相談之様御
 申聞有之候間、勘左衛門より申達候ハ、私共も追々申談
 候趣有之、先達て御郡頭迄内意申達候段申候得共、不被聞
 届との事候間、左候ハヽ一通可申上段申候て、先例しニ
 付て之難澁は餘計之延畝ニて御座候、依之一割二割位ニ
 延之かきりを仕可然歟、又ハ其村之延かね一統しらへを
 も仕置可然抔申談候得共、未熟シ不申、急ニは難調可有
 御座候、毛上無不同見揃候儀ハ相前ニて、重疊委敷入念
 候事勿論ニ候へ共、損高餘計ニ出候事一村ニても五日も
 七日も下見ニ懸り、初日見置候坪後にハ、目かね違候様な
 る儀も有之、纔にても風雨之難等も有之、御内檢之しら
 へ濟、立合見分ニ成候迄之内にハ、彼是を以餘計之坪々少
 も不同不見様4にとの事は、至てかたく決て相成申間敷歟
 と奉存候、然るニ鬮極仕候て萬一見おとしのツボ、又は延
 縮ニ寄候ては甚タ難澁之儀出來仕、不意之御所務抜も有
 之、村方不意之難儀も出來仕、人により及潰申程之者も
 可あり御座候、乍恐一村之御免下り候迚、押撫候ハヽさま
 て上之御損ハ見へ申間敷歟と奉存候へ共、下方様子ニ寄、
 及潰候程之者多候へハ惣市村之勤ニ相成、詰る所は御難
 題ニも相成申候、例しの儀上毛・下毛・毛上不同之坪な
 とハ、私共よりも存寄を加へ申事も御座候得共、畝之延
 縮は竿えお入不申候而は難分候間、いか様ニも心底ニ任せ
 不申、依之以來は先竿を入候て多ク之延縮有之候ハ差留、
 程能坪ニ可申付候、左候へハ下方之例坪も望候儘ニ仕せ
 可申様無之、不都合之儀有之候ハヽ是又夫々申付差替さ
 せ可申候、當時迄は左様之儀強て難申付勢ひ自然と有之
 候へ共、御内檢之仕方廉直ニ有之候へハ、下方之教示も
 随分仕よく御座候、其上にも萬一不直之儀有之候ハヽ、
 先ツ例之儀ハ只今迄のかたちにて相濟可申との儀、内意
 申達置候段申候處、左様之委儀ハ初て承候と有之、受方
 悪くハ見へ不申、左候て御申聞候ハ、猶又書附御渡被有
 筈ニて、被認候前以各へ申入、存寄をも聞しらへ可然と
 の説も有之候得共、左様ニ致候ては此方之意立不申、折
 角相渡し候詮も無之、存寄有之候ハヽ少も無遠慮可申達
 候、此通ニ書附被渡候間、もはや難申達なとゝの儀決て
 無之様、手前ニも徳懸の仕法不案内故、功者之御役人を
 相手ニいたし、タ表之様子繪圖にあらわし、立札等を先
 として地方引合之様子迄漸々致合點候、乍然是迚も耳學
 文ニて各野様に可有之様も無之、此書附も各披見有之候
 ハヽ、相知候事をくとき事之様におかしくも可被存候得
 共、書立見候へハ連續不致候てハ難成、相知候事も書付
 置候、所詮少ニても存寄有之候ハヽいつにても可被申聞
 候、扨、追々被相達候趣をを(ママ)以夫々被仰付候故、猶又委
 敷教示も可有之と存候、其上にも不都合之下見不直之筋
 なと有之候ては、各も恥辱之事ニ候間、とかく厚ク被申
 談候様ニと有之、左之書附御渡し被有候、勘左衛門より
 委細被仰渡趣奉得其意、同役中通達仕、追て御受可申上
 談申達候、右之外ニも御申聞候事も有之、自是も申達候
 へ共、繁雑ニて旦は枝葉のミニ候間、肝要ハ大概右之通
 と覺申候

 

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