津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■細川小倉藩(321)寛永五年・日帳(七月十六~十八日)

2020-08-17 08:23:38 | 細川小倉藩

                      日帳(寛永五年七月)十六~十八日

         |              
         |   十六日
         |

忠利川狩     |一、今日も御川狩に被成御座候事、
         |    (松井興長)(有吉英貴)(三淵重政)
三家老取勝ノ川狩 |一、式ア殿・頼母殿・右馬殿、此三人ヘハとりかち二魚可被取旨二而、御取候事、
川狩ニ町在ヨリ漁 |一、町人在々ゟ、あミ其外ノ道具を持出申人数之事<
具持出シノ人数  |            (規矩郡)
 投網      |   一、唐あミ三てう ■当郡ゟ出ル、
 鰻掻      |   一、いなきかき壱本  同
         |              (小倉)
         |   一、唐あミ七てう  当町ゟ
鵜飼ノ鵜二羽ヲ一 |   一、鵜二羽 老人ニ而遣    
人遣       |
漁具ニ銭十貫ヲ給 |  右野あミ共ニ、銭十貫文被遣候
ス        |
         |      内
         |    壱貫文ハ、 (小倉町奉行)       鵜遣ニ被遣、
         |         吉田少右衛門ニ渡ス、 町あミ七てうニ被遣、但、此中ノ御かりニも罷出候あミ
         |    五貫文ハ、           打二ハ其かけん候て、後割苻佳有由、申渡候、
         |          (規矩郡奉行)
         |    弐貫文ハ、小崎與二兵衛二渡ス、 御郡ゟ出申候あミ三てうと、うなきかき壱本持出候もの
         |                    ニ被遣、
         |    弐貫文ハ、           此中ノ御川狩ニ、浦々ゟあミを出申候ニ付、被遣候、
         |
         |一、明日ハ秀林院へ、五つ時ニ御参可被成旨、被 仰出候事、

         |              
         |   十七日
         |

鉄門番ノ代リ   |一、北村平右衛門被申候鉄御門番長右衛門儀、永々相煩申候間、かわりのもの壱人申付候儀ニと、被
         |  申ニ付、津留田久左衛門明日ゟ可遣由申候、則久左衛門ニも申渡候事、
秀林院法事用具  |一、秀林院ゟ御屏風弐双半・もうせん十枚、内四枚ハ新敷也、■■何も御そうち坊主休心・宗喜二渡
         |  ス由、今池作右衛門申候事、
         |(黒引ニテ抹消セリ)
         |「一、一両日中ニ、江戸へかわりニ被遣御掃除坊主見達・宗印・久羽・久清、此四人也、
         |一、右同道ニ而、被遣御鉄炮衆明石源左衛門与池田次兵衛・芦田與兵衛与吉川源兵衛遣候、此弐人と
         |  坊主四人と合六人、九月九日之呉服、京ゟ江戸へ差下奉行旁々二、其上坊主も御鉄炮衆も彼地久
         |  々詰居ものゝかわりに遣候事、                             」
         |                      (三淵之直)
         |一、三斎様ゟ、次飛脚二而、 御書被進之候を、則佐膳殿を以上申候事、
江戸詰鉄炮足軽交 |一、江戸ニ詰居候御鉄炮衆ノかわり、来ル廿一日ニ四人差上可申候、則九月九日ノ呉服、京ゟ江戸へ
替  重陽ノ呉服 |  下候間、此御物を、右四人うけ取、奉行仕、可罷下通申付候、此段得 御意如此候也、
江戸へ運送    |

         |              
         |   十八日
         |

忠利西溜池ニ鵜飼 |一、殿様、今日は西之ためいけ中橋にて、鵜を被成御遣せ候也、
セシム      |
         |一、大坂ゟ、御小早罷下候ニ、木下右衛門様御内山田蔵人所ゟ、中沢市丞へ之状披露状ノ文箱壱つ、
         |   (米田是季)
         |  監物殿ゟ御下候ニ付、様子書付、清左衛門方へ当テ、ためいけへ進上候処ニ、清左は不被有相
         |  ニ付、左膳殿御披露被成候処ニ、我々所ゟ、市丞へそへ状仕可遣旨、被 仰下ニ付、則御飛脚
         |  申付、遣候事、
         |      (間)
入牢人ノ煩ニ土々 |一、籠者赤熊村之與吉、此中相煩候ニ付、土々呂木以心くすりを用させ、此十日已前ゟに快気仕ニ
呂木以心ニ投薬ヲ |                                      〃
命ズ       |  付、薬を引由申候、然処、一昨日相■めしをたべ不申由、番衆申来候ニ付、又以心被見廻、薬

         |  可被与由、申渡候事、
         |   (俊治)       父・延俊
木下俊治書状同延 |一、木下左兵衛様ゟ、右衛門様へ被進之御状一つ、右ノ蔵人所ゟ、右衛門様へ被上条一つ、 殿様
俊宛       |                              (へ脱)
         |  ゟ右衛門様へ被進の 御書壱つ、以上三つ御鉄炮衆ニ持せ、日出遣候、我々ゟ、中沢市丞所へそ

         |  へ状仕、遣候事、
         |                                        (白井)
泰勝院前舟入ニテ |一、泰勝院前ニ而、あミを可被成御引せとて、今日たて切置候へ共、 殿様ハ不被成御座、兵介・
立切網漁     |  (鏡)
         |  善右衛門あミを引せ、魚可上旨、真下七兵衛奉ニ而、申渡ニ付、引せ申由ニ而、ぼら其外魚八十

         |  三取上候、則治アを以、上申候事。
三斎羅漢寺へ参詣 |一、山田喜斎ゟ 三斎様らかん其外へ被成御座由、次飛脚を以、書状被上候、我々方へも書状参候、
ノ報       |  但、酉ノ下刻と在之状、子ノ刻ニ参着候事、
長崎へ小麦ヲ積下 |一、長崎へ、小麦積下候御船頭上田惣吉罷上候刻、小左衛門舟ニ参候鳥・花木共積上り候へと、河村

ス  鳥花木ヲ小 |  弥右衛門を以、慥ニ申渡候、但、廻船ニはや積上せ候へば無申事由、星野半太夫所へもきり遣候、
倉へ廻漕セシム  |  但、弥右衛門ニ持せ遣候事、


 

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■只今「クーラー風邪」にかかって居ります。

2020-08-17 07:24:05 | 徒然

 お盆の期間中、熊本は猛暑日が続き、一昨日昨日は36.7とか36.8とか耐え難い暑さである。
今日明日は38℃の予報が出ていて、これでは一歩も外へは出られない。毎日外出は早朝の散歩のみである。
クーラーは随分以前から24時間付けっ放しでフル稼働状態で、過日はこれが壊れて動かなくなった夢を見た。
分りもしないのにあちこちを点検して、やけくそで室外機を蹴り上げたら動き出したというのが落ちである。
今、クーラーが故障したら、死に直結するな~と実感する。

私のデスクは、クーラーの吹き出しにもろにあたる為、長そで・長ズボンのいでたちで過ごしているが、27度程をキープするためにフル活動していたら、鼻水たらたらでティッシュの山が出来、完全にクーラー風邪に懸っている。
頭痛がするが、熱発はなくこの時候柄、コロナと間違われることはなさそうだ。
熊本では連日の感染者が続出している。お隣の福岡や宮崎が数が多く、油断が出来ない状況である。
22日は史談会の例会だが、市民会館から会場使用禁止の連絡が入りはしないかとヒヤヒヤしている。
あと5日ばかり、資料の作成や勉強をしなければならないが、強いられている巣ごもり状態で、何とか乗り切ろうと思っている。

散歩の跡のシャワーをあびて、さて今日も一日頑張りましょう。

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