面白そうな本を見つけると、なんでも購入してしまうたちの私だが、コロナ禍の中本屋さんにも出かけられず、ついつい「書評」のサイトhttps://www.bookbang.jp/ で本を見つけ出してはAmazonで購入している。
この本はそうではなくてヤフーニュースで偶然読んだ本の紹介記事からである。
「現代ビジネス」の 驚愕!邪馬台国は「別府温泉」にあった…地下には卑弥呼の王宮が眠る? という記事だ。
これを読んでさっそく注文した。これが届くと一両日の巣ごもりにはもってこいだ。
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内容説明
「距離の単位は短里」、「上陸地は洞海湾」、「不彌国分岐説」―生命科学者である著者が、科学的アプローチで「魏志倭人伝」の著作郎・陳寿が遺した“暗号”を解いた結論は…。幾多の知の巨人たちが挑んできた日本史史上最大のミステリーを完全解読。
目次
第1章 魏志倭人伝と新井白石の呪縛
第2章 魏の使節の上陸地・末盧国はどこか?
第3章 末盧国から伊都国、奴国を経て不彌国へ
第4章 不彌国から投馬国、そして邪馬台国へ
第5章 邪馬台国の王都・別府
第6章 邪馬台国の遺跡は火山の噴火によって埋没した
第7章 女王・卑弥呼の墓はどこに?
最終章 謎はすべて解けたのか
著者等紹介
酒井正士[サカイマサシ]
1955年、東京都生まれ。博士(農学)。東京大学農学部農芸化学科卒。株式会社ヤクルト本社中央研究所にて生命科学、生物工学分野の研究に従事。全国邪馬台国連絡協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
江戸時代から続くミスリードの呪縛を解く!
邪馬台国はどこにあったのか?――
新井白石、本居宣長、松本清張……江戸時代から現代まで、多くの知の巨人たちが挑んできた日本史最大のミステリー。この謎を解く鍵は、唯一の“一次資料”である「魏志倭人伝」にあります。
しかし、驚くことにこれまで邪馬台国について論じてきた多くの研究者は、この貴重な資料に明記されている「距離」と「方角」を、軽視してきたと言わざるを得ません。
著者は、生命科学や生物工学の研究に従事してきた経験から、当時(中国三国時代)の科学技術を再現し、「距離」と「方角」を忠実になぞることで、邪馬台国の場所を探っていきます。
この科学的アプローチによって、地図上には魏志たちが邪馬台国へと向かった道筋がくっきりと浮かび上がったのです――。
江戸時代から続くミスリードの呪縛を解く、驚きの新説。