津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■地震にあらず「地籍」

2020-08-04 16:53:11 | 徒然

                                                               

   今日の散歩の途中、市道の数ヶ所に直径10センチほどの写真のような鉄蓋を見つけました。
過日 ■街角風景「地震の爪痕」で書いた「地震■■」は多分これだろうと、再び現物を確認するとまさに同じものでした。
こんなものがあるんですね~。しかし現役のものは中央部の小さな円形のなかに、何やらナンバーが打たれたプレートが張り付けられています。
プレートがないということは御役御免ということでしょう。

地籍調査のポイントが地震で動いたために掘り起こされたのかなと、首をひねりながら退散しました。
帰り道、注意して歩いていると、いろんなマンホールに出会え、マニアが沢山おられるということも知り、少々興味が湧いてきたことでした。
報告おわり。

 

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■文久三年「恕斎日録」(32)

2020-08-04 13:46:40 | 恕斎日録

229
      御前通ニ者 差身一重 にしめ一重 上ミ酒を奇麗
230
      ニ拵御取次迄差出候處 被 召上候後様子なり
      其外御家老衆以下ニ茂 同様の品ニ にきり飯を
      そへ差出 上ミ酒ハ濁酒の上ハと申而地酒ニ
      相添差出候處 いつれも欽被申候事
       下方ヘハ相応ニ品下ニ而出し候事
      右支度相済 漁師共へ綱被 仰付被遊 御覧候
      上江者右御小屋前ゟ直ニ被遊 御乗船 御取次
          (ママ)
      幷御小姓数御同舟 其外銘々乗舟ニ而御供被 
      申上 小子茂乗舟ニ而御供被仰付 歩御小姓高山
      秋蔵と同舟いたし 御用弁之ため御跡ニ付参候
231
      候事
      右御小安見所ゟ被遊 御乗舟候節 被召出候ニ
      付 御舟前ニ平伏いたし候處 此節ハ役々世話い
      たしたてあらふとの被遊 御意候ニ付 此節者 
       (遊脱ヵ) 
      被 御出難有仕合奉存候 惣庄屋以下所柄者共
      迄茂難有奉存候と申上候處 此間亀之助江伝言
      いたし候通り 諸事簡易ニいたし候様被遊 御
      意候間 委細 御意之通ニ相心得可申 難有仕合
      奉存候と申上候處 池之様子共委敷被遊 御尋
      候ニ付 一通り申上候上 尚申上候ニ者 先日迄者
232
      物部ゟも申上候通り □の根等水中ニ沈ミ 網も
      沈ミかね可申見込ニ御座候處 此節ニ至り□の
      根ハ大方腐れ葉数ハ少々沈居可申 格別網の障
      りニも相成申間敷 被遊 御延引候而却而者御
      都合御宜敷相成候段申上候
      夫ゟ直ニ乗舟 漁師一人高山秋蔵と同舟ニ而御
      跡へ奉附候處 御舟近被 召出 いつ方ヵ取れる
      との被遊 御意候ニ付 此所二ノ池と申第一之
      取れる所ニ而御座候 其後度々御舟近被 召出
      種々被遊 御尋候ニ付 夫々御返答申上 下手之
233
      様被遊 御下 井樋口ゟ被遊御上 同所ニ而漁
      師共漁之品々被遊 御覧候事
       右漁之品々大鮑数十本 大鯰数十本 大鮒小鮒
       五六荷も取れ 且又歩打之者共すみ漁之者共
       よりも差出候間 大分之御得物弐相成 中ニも
       鯰ハ御好物ニ被為在被遊御満悦 其内大ふり
       之品を御先ニ御台所へ御遣ニ相成候事
      右上り場ニ者小サク□□ひ菰ニ而風除 置座薄    
      縁ニ而拵有之候處 今日風強く上 寒気強有之 中
      之御供衆ニも寒気ニこまり候程ニ有之候處 何
234
      そ焼物ハ無之カとの被遊  御意候ニ付 高山秋蔵
      馳廻り 下小屋え麦柄荷を取出し焼付候得とも
      夫位に而者火気薄候處 幸に其側に唐芋かつら
      の枯たる有之候ニ付 御次手ゟ銘々手ニ/\曳
      参り 小子茂曳参り 御前に而大分焼もへ上り候
      處 不怪煙り申候得とも 却而 御笑被遊候而
      御興ニ被為入 是而よひとの被遊 御意候 右之
      内両度被 召出 是ゟ宿江者何方へ参る欤 何里
      程有之と 御尋被遊候ニ付 御道筋ハ夫々申上
      里数は三四合も御座候段申上候 夫ゟ田表通り
235
      御歩行被遊候處 餘り寒有之候故ニか 俄ニ御走
      り出し被遊候處 中々 御速ニ被為在 御供面々
      漸走附候 内田林兵衛宅江被遊 御着座候御
      門前迄 御供申上候事
      右相済 小子宿所着 羽織袴ニ着替ニ而 直ニ御泊
      所内田林兵衛宅御小姓頭詰間へ罷出 御機嫌
      奉伺候事
       右宿所者 伊倉町御□会所も一所ニ而 御惣
       庄屋中其外役々相詰候事
      右相済 松野亘殿宿今川善之助宅 平野九郎兵衛
236
      殿宿荒木哲之助宅見舞申候處 両殿共逢被申候
      而 此節心配之挨拶等被申候事
      夫ゟ御用大木織部方・長岡衛門方宿今川善七郎
      宅尋向右同断 夫ゟ御小姓頭両人宿善七郎惣屋
      敷見舞候處 酒肴出し居候ニ付相伴いたし酒興
      ニ入 わやくを申一笑いたし候而引取候事
       贈大鉢さしミ同頭付 丼
       酒は地酒を出し □ゟ酒を濁酒上澄と申
       出し候處いつれも欽候事

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■ご近所さん・建築散歩

2020-08-04 13:26:32 | 熊本

             

 散歩コースから外れてとある道筋で見つけた住宅です。
南面した正面は車が二台於けるスペースを確保してゆとりある敷地です。
この格子の中は中庭があるらしく、4メートルほどの高さの木が格子のすき間から枝を延ばして面白い造詣を作り出しています。
設計者が意図していたかどうかは判りませんが、結果的にユニークなファサードになっています。
そのうちに夜景を見てみたいと思いますが、さぞかし豊かな表情を見せてくれるのでしょう。
現役引退した私ですが、まだまだ設計に携わってみたいなーと思っています。

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■細川小倉藩(309)寛永五年・日帳(六月廿日)

2020-08-04 06:08:52 | 細川小倉藩

                      日帳(寛永五年六月)廿日

         |              
         |   廿日         
         |
         |  (田中氏次)                    (可政)  (成政)   (立政)
田中氏次上京中ノ |一、兵庫為御使者、京都へ被罷上候ニ付而、被罷下候間ハ、加々山主馬・坂崎清左衛門・道家左近
代番三人ニ命ゼラ |            (浅山)
ル        |  右衛門かわり/\ニ、修理相番ニ被相詰候事、
         |  一番 加々山主馬  二番 道家左近右衛門  三番 坂崎清左衛門尉
         |                            (九郎兵衛カ)
伊勢貞重出府ノ人 |一、伊勢因幡被上ニ付、人数之覚、上下拾弐人、外ニ門川阿心上下三人、因幡殿荷物ハ半長持拾ヲ
数之覚      |  有之候事、
蜂須賀忠英飛脚町 |一、松平阿波守様ゟ御飛脚壱人、御文箱持下申候、三丁小■早ニ而下申由申候、則町宿申付候、賄ノ
宿に宿ス     |    (住江)
         |  儀、甚兵衛方へ申遣候事
         |       (相貞)
苅田茶屋ノ修繕完 |一、中村兵介・牧猪介方、かんだ御茶屋つくろひノ尾奉行ニ、五月朔日ゟ被遣候処、御つくろひハ
了        |  仕廻被申、今日罷帰候事、
         |                                    (芳)
船頭へ方々ヨリ給 |一、御船頭重田吉左衛門へ方々ゟ被■遣候物数之覚、一、紙一束・扇子五本、法長老様ゟ被遣候、一、紙
                      (春)
与ノ覚      |  壱束・たばこ壱斤、圭主座ゟ被遣候、一、帷子壱つ、小池右京殿ゟ被遣候、
         |    集中を
         |  右は〇今度上方へ乗せ上り候に付、重田吉左衛門ニ被遣候事、
阿波ノ飛脚へ京銭 |一、松平阿波守様へ之 御返書、式ア殿御持出被成候、幷京銭弐貫文、■■■阿波守様ゟノ尾飛脚ニ
給与       |                         御 衆
         |  被遣候を、御返書に相添、歩之御小姓山本喜兵衛幷横目〇御小人源三郎与孫介、則此孫介
         |  せ、山本喜兵衛相そいへ遣候事、
         |           〃
早鞆明神社修理ノ |一、隼友明神廻廊・廊下・橋懸り・ひさし・塀・同こしかけ・井かき・鳥居ノ立直・御料理間之た
入札    請切 |  な、此分請切に申付、入札之覚
         |  一、米九十九石六斗      二左衛門・孫四郎
         |  一、同九十八石五斗      又兵衛・六左衛門
         |  一、同九十七石六斗      作右衛門・喜右衛門
         |  一、同九十七石        彦左衛門・次右衛門
         |                                       ハ
修理料ノ交渉   |  右ノ文に書上申候内を、高八十石ニまけ候へと申付内候ヘハ、作右衛門・喜右衛門御まけ可仕と
         |  申候、内四十石只今御米、残分ハ銭を可渡と申候へにても可被げ由申候、又此方ゟ申候ハ、七十
         |                  〃〃〃〃〃〃〃      (林)   (河田)
         |  石にまけ候へと候ハヽ、御米斗可渡と申候、左様ニハいや申候、弥五左衛門・八右衛門まけ候へ
         |      〃〃〃
米ノミニ而支払ヒ |  と被申候ヘハ、左候ハヽ、七十二石ニ御まけ可申候間、御米斗可被下由、申候ニ付、七十ニ石ニ
七十二石に決定  |  定申候、内三十五石ハたゝ今、残分ハ新米出来次第可渡と、堅約束逢究候事、
         |   日  (加々山可政)
         |一、今■ゟ、主馬被詰候事、
忠利客人屋へ赴ク |一、殿様御客人屋へ被成御座候、
         |                  ニ而、山川惣左衛門
         |一、御六様はしか輙被遊、目出度奉存由〇被申上候処、被 召出、早々罷帰、甘候へとの 御意之
         |  旨、被申候事、

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