那覇国際通り(牧志)、沖縄料理ブランチュ
[昼食]読谷村、「読谷山そば」、昨日はアオサ入りのアーサーそばだったが、今日はフーチバーそばを食べた。フーチバーとは、ニシヨモギというのだそうだが、香りが強く、どちらかというとセロリを思わせるような香り、しっかりした歯応え。
平和祈念公園に行って沖縄戦の犠牲者の名前が地域ごとに刻まれた石碑群を巡り、各県の記念碑、国立の記念碑をまわる。戻って、平和祈念資料館に入る。白人系のグループツアーの一団でいっぱい。他には、女子高校生の修学旅行と思しき一団。
ひめゆり資料館では、修学旅行の団体が複数入っていて、動きが滞る。ざっくりと要点を見た。ひめゆり学徒隊の生き残りの証言映像を少し見る。平和祈念資料館といい、こちらの展示といい、沖縄の人々の犠牲は大きい。それにしても、旧日本軍は、最悪だ。皇軍教育も最悪だ。
次に訪ねた佐喜眞美術館は基地内の土地にある一族の亀甲墓を含む土地の返還を求め、美術館にしたもの。今回は、丸木位里・俊の共同制作になる「沖縄戦の図」14点全てが展示されるという、またとない機会だったのおとづれることができてよかった。いずれも大作で、心打たれる。
今日は、沖縄戦鎮魂の半日と思っていたが、各所で涙が盛り上がってきた。なんてひどいことを!!!!
次に、読谷北窯、売店には昨日寄れなかったので、共司さんの作品でもあればと探したけれど、見当たらなかった。全体的に陳列は少なくなっていて、寂しい感じだった。宮城さんという名前で記録される深皿を2枚買った。そのまま、那覇に直帰する。途中何度もにわか雨になる。
壺屋焼物博物館、宿の近くにあったので、駐車場に車を停めて、佐喜眞美術館で購入したカタログなどを置いて、見に行ってみる。壺屋窯の歴史が分かる。官窯だったようだ。現代にまで至る様子が展示されていた。宿の南西が壺屋町になるのだが、もちろん、今は販売店はあるとはいえ、作家たちはここにはいないだろう。金城次郎も、人間国宝指定前に、読谷に写っていたようだ。
壺屋焼物博物館の前の通りが「やちむん通り」で販売店が立ち並ぶ。この週末はお祭りだったようで交通規制がされ、やちむん通りは賑わっていた。裏道を通って、宿に帰ってくる。しばらく休んで夕食に出るが、雨。探索を程々に切り上げる。
沖縄料理ブランチュ:ミミガー酢の物、ワタガラス豆腐、グルカン唐揚げ、ゴーヤースライスここは、意外なほど、期待していなかった割には、悪くなかったかも!