トラクタからはずしたタイヤのパンク修理にとりかかりました。自転車のパンクは何度となくしましたが、こんな大きなタイヤのパンク修理は初めてです。まず、タイヤからリムを取り外す作業にはいりました。てこの原理を応用して鉄の棒を利用しながらじわじわとはずしていきました。
タイヤのリムからゴムタイヤをジワジワとはずす
思いのほか簡単にタイヤをはずすことができました。はずした後、タイヤの中からゴムチューブを取り出します。これも簡単にはずすことができました。
タイヤからチューブをはずす はずしたゴムチューブ
はずしたゴムチューブの破損した箇所を探しました。チューブに空気を入れて耳を澄ますと空気が漏れる音がかすかにします。ある程度めぼしを付けると、その場所に水を付けます。すると、空気が漏れる箇所から激しく水があわ立ちます。その空気が漏れる箇所に空気漏れ防止のパッチを当てます。
空気が漏れる箇所に当てたパッチ
再度ゴムチューブをタイヤとリムの間に収めました。ただし、タイヤとリムを元のようにはめるのが大変な作業でした。リムを入れようとすると、反対側のリムが外れてしまうため困りました。しかし、鉄のハンマーでたたくなどしてやっとの思いではめることができました。
パンクを直したタイヤに規定の空気圧の空気を入れて聞き耳をたてましたが、漏れている様子はありません。パンク修理の成功です。元のようにそのタイヤをトラクタの前輪にはめて修理の完了です。自転車のパン修理の何十倍の大変さでした。
パンク修理を終えて再びトラクタに付けたタイヤ