東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古老から頂いた黒斑小豆

2009年09月12日 | 野菜:豆類ほか
 7,8年前に奥多摩地方を訪れた時、古老から小豆の種を頂きました。普通小豆と言えば赤茶色の小豆を思い浮かべます。いわゆる小豆色の豆です。しかし、古老からいただいた小豆は、黒色でところどころ斑が入った小豆です。数十粒頂いたのですが、それ以降種を蒔くことを忘れていました。
 今年気が付いて種をまいたのですが、どうやっても発芽しませんでした。何年も経ていたため発芽率がほぼゼロになっていました。やはり2,3年ごとに種を蒔いて更新すれば良かったと思いました。ところが思いがけず、何十粒も蒔いた種のうちたった一粒だけが発芽しました。この発芽した小豆から来年蒔ける種子が採種できればいいのですが。

         古老から頂いた小豆のうち、たった一粒発芽した小豆
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雑穀が出穂中

2009年09月10日 | 麦,穀類,雑穀

 今年も雑穀の穂が出ています。今年はヒエとシコクビエ,そしてタカキビの穂が勢いよく出ています。アワ,キビ,キノア,アマランサスは今年作りませんでした。これらの雑穀は、10数年前に山梨県などの山間部に住む古老を訪ねながら種子をいただいたものを毎年作り続けているものです。古老には栽培方法、収穫方法、精米や調理方法などを教えていただきました。しかし、その古老達は今な亡くなりさびしい限りです。

                青空に向かって伸びるヒエの穂


 これらの雑穀の特長はお米と比較すると、美味しくない,寒さに強い,収穫が早い,収穫時期が長い,粒が小さい,病気に強いなどの特徴があります。お米が作れないような山間部の畑で主に作られた作物です。例えば、シコクビエは収穫時期が9月から霜が降る12月頃まで次々に穂が出て収穫できます。

          鳥の足を逆にしたような形をしたシコクビエの穂

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中古耕運機の試運転

2009年09月09日 | 農機具,工具
 6月に中古で購入した耕耘機がようやく運転できるようになりました。これまでエンジンは快調に動くし大きな問題はありませんでした。ただ、ロータリーが車軸に固着していたため、移動用のタイヤなどに交換できない欠陥がありました。

      ロータリーを移動用タイヤに交換して畑に向かう途中


 固着していたロータリーを苦心の上で外していろいろな部品を交換できるようになりました。これでようやく畑で耕運できます。今日は天気が良かったため初めてこの中古耕運機を試運転しました。その結果、ちゃんと畑を耕運できることが分かりました。これからはこの耕運機で畑や田んぼを耕運しようとおもいます。

            ロータリーを回転させて耕運中の中古耕運機
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キャベツの植え付け

2009年09月07日 | 野菜:葉菜

 春にもキャベツを植え付けて収穫しましたが、この夏に種を蒔いて苗作りした秋キャベツ用の苗を、今日畑に植え付けました。明日台風の影響で朝から雨が降るとの天気予報のため急いでの作業です。一度雨が降ると二日ばかりは作業ができなためまた仕事の都合を考えると今日しか植え付けできません。

       堆肥を中央に蒔く           堆肥の上を土で覆う
 

 最初乾いた畑を耕運機で耕しました。そして、耕した畝の中央に堆肥を蒔きました。一輪車でニ往復して堆肥を運び込みました。その堆肥の周りに化成肥料も蒔きました。葉物野菜は結構肥料が必要です。

            雑草防除と保温効果のため透水性シートを被覆


 続いて黒いシートで畝を被覆しました。ビニールシートではなく、雑草防除と保温効果のある黒色のシートです。去年まではビニールシートを使いましたが、今年は透水性のあるシートを使ってみました。ビニールでは雨の水が畝にしみ込みません。この春に竹を切ってつくったU字型の支柱を刺して、その上を防虫用の寒冷紗で被覆しました。

     キャベツ苗を植え付け      竹製のU字型支柱を適度に刺す
 

 キャベツは我が家のベランダで約一ヶ月半かけて育てたものです。大き目のキャベツになる品種のため、もう少し早く移植すれば良かったのかなと思っています。このキャベツは春でも植え付けましたが1/4ほどが病気で枯れました。もともと秋作に向いた品種かも知れません。

           最後に防虫用の白い寒冷紗をかけて裾を土で閉じる


 毎年この時期にキャベツを植えつけていますが、キャベツは秋作が基本のようです。この時期のキャベツはほとんど失敗がありません。11月頃には美味しいキャベツを収穫できると思います。

                寒冷紗で覆われたキャベツの苗

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耕運機のロータリー刃交換

2009年09月05日 | 農機具,工具
 6月に購入した小型の耕耘機のロータリー刃を交換しました。この耕運機は永い間にローリーと車軸と固着していたため外せなくなっていました。このため移動用のタイヤなどのオプションが使えなく困っていました。
 解決策として耕運機のロータリーをドリルで穴を開けて無理やり外しました。そして、新しいロータリーを取り付けました。

           新しいローリー軸から6個のロータリー刃を外す

 
 しかし、新しいロータリーに付いていた刃が大きくて耕運機に当たります。このため、耕運機から外したロータリーに付いていた6個の小さいロータリー刃を新しいロータリーに付け替えました。これで耕運機が畑作業に使えます。

     耕運機についていたロータリー刃を新しいロータリー軸に取り付け
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