東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

日照りの中、ダメ元で枝豆(鞍掛豆)の種をまく

2016年08月16日 | 野菜:豆類ほか
 去年の8月に枝豆の種を蒔いて秋に収穫して枝豆パーティーにして食べました。私が作る枝豆は、主に東北で食べられている鞍掛豆と呼ばれている枝豆です。黒白の模様がある枝豆です。今年は日照りがひどいため種を蒔くのを止めました。
  ところで、去年収穫した豆はこのまま蒔かないでいると発芽力がなくなります。つまり、蒔かないでいると秋に捨てることになるのです。この日照りではとても芽が出ないと思いますが、ダメ元で種を蒔いてみることにしました。一つでも芽が出て種ができれば、来年蒔くことができます。
 
           日照りの中、カラカラの畑に枝豆の種をまく
 

 枝豆の種をカラカラに乾いた畑に蒔いていると、近くの雑草の間に枝豆の葉があることに気が付きました。去年こぼれた種から芽が出て育ったようです。まだ花は咲いていないようです。花が咲いて種ができたら、食べないで来年蒔く種に使おうと思います。この枝豆、雑草や日照りに負けないで大きく育っています。ど根性枝豆です。
 
   白黒模様の枝豆(鞍掛豆)       去年こぼれた種から育った枝豆
 
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ついに壊れてしまった愛用の腕時計

2016年08月15日 | パソコン,電子機器

 20年位前に購入して、永い間使い続けてきた腕時計がついに壊れてしまいました。時刻が変更できなくなったのです。がっかり!この腕時計を購入する前は、学生の頃から使ってきた安い腕時計でした。20年位前、やはり壊れてしまったため何を購入しようかと思っていた頃、Gショックブランドが出ました。高かったものの、Gショックを購入しました。このGショック、私の期待どうり20年以上使うことができました。捨てるのは忍びないため飾っておきます。
 1年位前のことです。Gショック腕時計の字がどうにも見えにくくなりました(老眼で)。その頃、田布施町Sスポーツ用品店に、たまたま数字が大きい腕時計が陳列されていました。すかさず購入しました。今後は、この腕時計を主に使うことになりそうです。

     左は田布施Sスポーツ店で購入、右は壊れたGショック

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サツマイモの草取り、畑の耕耘、麻郷盆踊り

2016年08月14日 | 野菜:芋類

 一滴の雨も降らない日々が続いていますが、今回はサツマイモの除草をしました。このところの日照りでサツマイモは息も絶え絶えの様子です。サツマイモの間に生える雑草も枯れそうな色をしています。何年振りかの日照りで、作物も雑草も生きるのに必死のように見えます。

           雑草を取り払っているサツマイモ畑


 サツマイモの畝をよく見ると、枯れてしまったサツマイモが目立ちます。枯れた箇所は雑草だけが残っているのです。その雑草も枯れたような茶色をしています。やはり、人間が育てる作物は雑草より弱いことが分かります。枯れないでいるサツマイモも、葉が虫に食われたのか日照りで枯れそうなのか、葉が透けています。

  ×:枯れてしまい消えたサツマイモ      枯れる寸前の透けて見える葉
 

 今年は、サツマイモの収穫はあまり見込めません。私が作っているサツマイモは麻郷公民館祭りで出す焼き芋用なのですが、必要量のサツマイモを確保できるか心配です。今すぐにでも雨が降って欲しい今日この頃です。

        サツマイモの草取りが終わった後、トラクターで畑を耕耘


 ところで、夕方は麻郷公民館で盆踊りです。今年は、郷土館などの仕事が忙しくて盆踊りのお手伝いができませんでした。そのため、今年は見学するだけとなり、申し訳けないような気持ちで参加しました。
 この春に中学生になった子供の1人と話をしました。去年までは小学生で太鼓を叩いていましたが、今年は太鼓を鑑賞する側に回っていました。子供達は年々交代しています。そのためか、太鼓を叩く子供の顔ぶれが去年と違ってみえました。一方で、太鼓や踊りを指導する大人の顔ぶれはあまり変わっていませんでした。毎年の指導、ご苦労様です。

           子供が太鼓を叩き、子供が歌う、田布施音頭

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猛暑の中、猫のリンちゃん夏バテ気味

2016年08月13日 | 生き物

  このところの猛暑は、人間だけではなく動物も同じように辛いようです。外飼い猫のリンちゃんは、我が家に近寄るのは涼しい夜だけです。そのため、餌をやる昼間は姿がありません。日が差し込まない山か、小川の近くで寝ているのではないかと思います。涼しい夜、我家に来て餌を食べています。※婆さまの猫嫌いで、やむなく外飼い。
 山で暮らしているためか蚊にやられて耳が血だらけです。痒くて思わず耳をかいてしまうからでしょう。近くの山には、キツネ,狸,イタチ,最近はアナグマが出現します。餌を盗まれないように気をつけています。ライバルばかりの山の中、リンちゃんは生き抜いているようです。

        夕方、我家の玄関前で寝そべる夏バテ気味のリンちゃん

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脱穀した小麦の日光消毒

2016年08月12日 | 麦,穀類,雑穀

 昨日脱穀した小麦は、刈り取りから2ヶ月野外に半ば放置していたため虫にやられていました。特に、コクゾウムシがたくさんいました。乾燥を兼ねて虫を退治するため、日光消毒をしました。消毒といっても、薬をまくわけではありません。小麦の粒を直射日光に当てて熱や紫外線で消毒し殺虫するのです。

  ブルーシートと小麦   シートを広げ小麦を置く  小麦粒をレーキで広げる
  

 去年もブルーシートを広げて日光消毒をしました。去年は虫があまりいませんでしたが、今年はたくさんいました。シートを広げて小麦をその上に置きました。そして、レーキを使って小麦を平らに広げました。すると、小麦の中からたくさんのコクゾウムシが出てきました。日光から逃げようとしているのでしょう。

         ブルーシートを広げ、小麦粒をその上に薄く広げる


 コクゾウムシは、たった1粒の小麦があれば1匹が育つようです。また、水分が無くてもデンプンを水分に変えるようです。卵から成虫になるのに2週間もかからないのではないでしょうか。だから、2ヶ月も小麦を野外に放置するとネズミ算式に増えるのだと思います。恐るべしコクゾウムシ。

小麦粒から出て逃げまどうコクゾウムシ   コクゾウムシと食べられ穴が空いた小麦粒
 

 私が子供の頃にも日光消毒をよくしました。筵(むしろ)を敷いて、その上に籾を置いてレーキで薄く広げるのです。それは秋の農家の光景でした。今はライスセンターができたため、個人で日光消毒することはありません。たくさん敷かれた筵とその上に広げられた籾の光景は、秋の風物詩だったと思います。その光景は懐かしい日本の原風景でした。

         筵(むしろ)を敷いて、その上で籾を日光消毒 2000.11.25 東京八王子市

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遅れに遅れた、小麦の脱穀とジャガイモの収穫

2016年08月11日 | 麦,穀類,雑穀



 6月初めに刈り取りした小麦、だいぶ遅れて脱穀しました。1ヶ月前に脱穀できれば良かったのですが、8月になっての脱穀は猛暑で汗だくでした。まず、脱穀機や発動機を畑に設置するのが大変でした。午前中は婆様の通院だったため、午後になってからの設置となりました。当然、一番暑い時刻でした。

            直射日光が突き刺さる中、小麦の脱穀を開

 2ヶ月間前に刈り取りした小麦を、半ば畑に放置していました。雨だけには当たらないようにしていましたが、予想通り、一部を鳥に食べられていました。一番弱ったのは、コクゾウムシが小麦に入り込んでいたことです。明日にでもすぐに日光消毒しないと、すべての小麦を食べられてしまいます。

  脱穀機を回す発動機    干した小麦を渡す       脱粒した小麦
  

 小麦の脱穀が終わると、掘り残したジャガイモの収穫に取り掛かりました。これまた刺すような直射日光の中での収穫です。乾いてカチカチのジャガイモ畑でした。今年はニジュウヤテントウムシが大発生したため、ジャガイモの葉が十分茂らないうちに枯れてしまいました。そのため、いつもの年よりも少ない収穫量でした。

        刺すような直射日光の中でジャガイモの収穫


 小麦の脱穀とジャガイモの収穫を手短に済ませて、木陰で休憩しました。冷たいコーヒー、お茶、パインジュースを飲んで一休みです。今回収穫した小麦にはだいぶコクゾウムシが発生していたため、食用には使えない見込みです。そのため、この秋の種まき専用にしようと思います。
 この猛暑の中で、小麦の脱穀やジャガイモ掘りを手伝っていただいた方々、ありがとうございました。助かりました。

         小麦の脱穀とジャガイモの収穫を済ませ、木陰で休憩

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平生町の花火大会、田布施川から鑑賞

2016年08月10日 | ふるさと



 真夏の花火大会の季節になりました。去年と同じように、麻郷八海側から平生町の花火を鑑賞することにしました。その2時間前、E邸に数人が集まって夕食を取りました。美味しい料理に舌鼓を打ちながら、楽しい話題で盛り上がりました。そして、20時頃にE邸を出発しました。田布施川堤防の道を1km位歩いて、花火がとても良く見える麻郷八海まで行きました。

       美味しい料理に舌鼓を打ちながら、楽しい話題で盛り上がる

 ところで、田布施町では花火大会がありません。その昔、麻郷新川地区の浮島神社で花火大会が行われていました。当時の新川には花火師がいたため、花火を自前で打ち上げることができたのです。子供の頃、毎年浮島神社のお祭り時に花火を見に行ったものです。しかし、いつの頃か浮島神社の花火大会は無くなってしまいました。今は無き浮島神社の花火大会を思い出しながら、今年も対岸の平生町の花火を鑑賞しました。

    かつての浮島神社の花火大会を思い出しつつ、平生町の花火を鑑賞

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時期遅れの、ジャガイモ掘り上げ

2016年08月09日 | 野菜:芋類

  夏ジャガイモは毎年6月頃に掘り上げします。しかし、今年は忙しくてすっかり遅れてしまいました。そのため、この猛暑の中で仕方なくクワを振り上げて収穫しました。しかし、ジャガイモが埋まっている畝は、この日照りでカチカチに固まりなかなか掘れません。汗だくで何度もクワを打ち付けての収穫です。こんなに畝が硬くなっているとは思ってもみませんでした。

        カチカチに固まったジャガイモ畑でクワを振り降ろす


 ジャガイモを掘っていると、汗が目に入って痛くなりました。そのため、1畝だけジャガイモを収穫しました。残りの畝のジャガイモは後日、涼しくなって掘り上げようと思います。こんな猛暑の中で、ジャガイモを収穫したのは初めてのことです。

    出てきたジャガイモ           カチカチの土から芋を取り出す
 

 今年は、芋にしても野菜にしても収穫が思うようになりません。来年はもう少し野菜の種類を減らしたり、一番手間のかかる小麦などを止めようと思います。やはり、野菜作りもコスパを考えて作らないといけないようです。

         カチカチのジャガイモ畑、左隣の畝は後日収穫

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田布施町 麻里府漁港 昼市、魚の争奪戦

2016年08月08日 | ふるさと



 午後、田布施町麻里府の漁港に向かいました。お目当ては漁協の昼市です。紆余曲折を経てこの8月の鱧まつりが中止となりましたが、そもそも私自身漁協を知りません。漁協を知る一歩として、昼市に友達数人と行ってみました。

  人が集まり始める     一人ずつ籠を持つ      いつの間にか人だかり
  

 30分早めに着いたので、最初は2,3人しかいませんでした。そのうちの1人は、防府などの漁港にも魚をよく買いに行く方した。その方とお話しをしていると、買い物籠が配られました。そして、たくさんの人だかりになりました。そして、時間になると、倉庫からたくさんの冷凍ものを中心とした魚が箱に入って出てきました。すると、魚の争奪戦の始まりです。私はあっけに取られて見ていました。


       魚の争奪戦が始まったかと思うと、魚箱の中はすぐに空っぽに


 争奪戦をしている方のほとんどはおば様でした。その中に4,5人のおじ様が混じっていました。そして、子供が数人おば様の隙間にいました。この子たちも、将来は立派なおば様になって魚の争奪戦に参戦するのでしょう。とても熱気のある魚販売でした。

 お母さんの魚を待つ子供?   籠を持って支払い     魚を購入したA君
  

 ところで、昼市会場に「鱧まつり中止」と掲示されていました。それを見てがっかりして声をあげる方が数人いました。開催場所などいろいろな問題はあるのでしょうが、復活して欲しいものだと思います。ところで、この日は田布施交流館では夏祭りもありました。交流館でも魚が売られていたのではないでしょうか。私にとって、初めての漁協の昼市でした。漁をしているところや、加工しているところも見たいものです。

          争奪戦の喧騒が終わり、静かに支払いを済ませる方々

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田布施町 夏休み中の少年少女発明クラブ、猛暑の工作室で

2016年08月07日 | ふるさと

 夏休み中、少年少女発明クラブが田布施西小学校の工作室でありました。私も指導員として参加しました。冷房がなく窓から通る風だけが頼りの工作室で、発明工夫展用の工作をしました。この工作を、8月中になんとか完成させなければなりません。

 指導員と一緒に工作      電気ドリルを使う     丁寧に工作物を装飾
  

 今回、夕方の盆踊り準備のため数人の指導員が休みでした。そのため、指導員がいない班には、他の班から指導員が急遽応援しました。8月に入ると、作った工作の調整などが難しくなってきました。子供達同志で、見せ合ったり、知恵を借りているようでした。子供達同志が協力しあうのは良いことです。それでも困難な工作は指導員がアドバイスします。

           子供達同志で、動作を試したり工夫を話し合う


 子供達の中には、1人でもくもくと工夫する子もいました。また、友達に相談したり、指導員に応援してもらう子もいました。蒸し暑い工作室のことです。時々休憩しながら、時々扇風機で涼みながら、そして時々雑談しながら工作します。集中力が切れる時は大人も同じです。友達同士で雑談したり、他の子供の工夫を見たり試したりします。

  1人でもくもくと図面   あー涼しい!扇風機     工作したレールで遊ぶ
  

 4月に始まった少年少女発明クラブ、4ヶ月も経つと他の小学生達とも仲良しになります。男の子も女の子も、工作を楽しんでいるよう見えます。時には工作物を見せ合い、時には相談しあっているようです。大人の指導員よりも、仲良しの友達の方が相談しやすいのではないでしょうか。私は指導員として、なるべく子供達に出しゃばらないで見守ることにしています。

      子供達はどんな相談をしているのでしょうか、工作?宿題?旅行?


 冷房が無い工作室は、とても暑く蒸します。そのため、ぼんやりして注意不足になりがちです。特に、電気ドリルや電気ノコギリは怪我が出やすい機械です。子供が1人で勝手に使わないように注意しています。指導員の見守る中で機械を使わせるようにと、事前の打ち合わせ時に指導員に話をしています。とにかく、怪我無く楽しく工作をして欲しいと願っています。

  指導員と工夫を練る  一緒にアイデアをひねる    指導員と動作確認
  

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不揃いのピーマンをたくさん収穫

2016年08月06日 | 野菜:果菜

 5月初めに苗を植え付けたピーマン、この猛暑にもかかわらず収穫しています。世話をしておらず半ば放置して育てているため、とても不揃いな形のピーマンばかりです。大きさもまちまちで、中には赤いピーマンも一つ混ざっていました。ミニパプリカのように見えるピーマンです。

 枝になるピーマン     ハサミで切って収穫   赤いピーマン、パプリカみたい
  

 ピーマンの不揃いの理由を考えました。一つは、猛暑と日照りです。この2週間ほど、全く雨が降りません。そのため、水分不足で形が不揃いになったと思います。もう一つの理由は、農薬をいっさい散布しないため、カメムシが発生していました。カメムシはピーマンの茎や葉から汁を吸います。実からも汁を吸うようです。そのために実の形が不揃いになったと思います。形は不揃いですが、綺麗な緑色をしています。とても美味しいピーマンぱかりです。

         形も大きさも不揃いのピーマン、でも美味しそう!

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とても疲れる真夏の草刈り(3/3)

2016年08月05日 | 稲:田植え,草取り

 このところの猛暑で、草刈りがいっこうにはかどりません。しかし、秋に備えて少しでも草刈りを進めています。今回は、草刈機を使った草刈りではなく、トラクターを使った草刈りをしました。草刈りと言うよりも、土ごと雑草を耕します。そして、直射日光で雑草を根,茎,そして葉ごと乾かして枯らします。

  トラクターで耕耘      雑草を土から剥がす    ほぼ耕し終わる
  

 次の作業は、6月に刈り取りした小麦の脱穀です。確か、去年も同じ頃に脱穀しました。真夏の脱穀は大変です。ところで、毎年小麦を作っていますが、思ったほど小麦を食べません。そのため、来年は小麦を栽培しても、脱穀するのは止めて畑にすき込むようにしようと思います。
 今年は、郷土館、子供の工作指導などいろいろと仕事が忙しくなりました。何かを捨てなければ、とてもやりきれません。

       このまま放置すると、根ごと耕された雑草が乾いて枯死

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種まきして育てたアメリカフヨウが開花

2016年08月04日 | 花,野草

 春に種をまいて育て、この6月に移植したアメリカフヨウが、花を咲かせているのに気が付きました。今咲いているのは二番目の花のようで、最初に咲いた花はすでにしおれていました。最初に咲いた花に気が付きませんでした。
 ピンク色の花を想像していましたが、赤に近い鮮やかな大柄な花でした。移植したのは3本なので、残りのアメリカフヨウはどんな色の花を咲かせてくれるのか楽しみです。宿根性なので、これから毎年花を咲かせて楽しませてくれることでしょう。

          アメリカフヨウの大柄で鮮やかな赤色の花

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山口県 少年少女発明クラブ交流会 2016に参加

2016年08月03日 | イベント,行事

 この猛暑の中、山口市へ行ってきました。山口県内の少年少女発明クラブの交流会のためです。数年前までは電車で行ったそうですが、今回は田布施町中央公民館からバスで行きました。クラブ員,保護者,そして指導員が行きました。私は去年は参加しませんでしたが、どういう訳か今年は主任指導員となってしまったため、不参加と言う訳にはいきません。どんな雰囲気なのを知るためにも行ってみました。

山口県児童センターに到着     会場に早めに着き受付    交流会開催の辞
  

 会場に着くと受付を済ませました。そして、子供達は指定の席に着きました。交流会らしく、各市や町の子供達が混ざるように配置されていました。子供達は、今は知らない同志でも、将来高校や大学で出会うかも知れません。

          午前中は、それほど難しくない水陸両用車の組み立て


 午前中は、水陸両用車の組み立てです。基本的にはめ込み式なのですが、よーく説明書を読まないといけません。先入観で組み立てると失敗します。今回の組み立てで、一番難しかったのは、モーター軸とピニオンギヤを接続するゴムチューブの切断です。ちゃんと半分に切らないといけません。目分量で切断したため、動かなかった子供が何人かいました。。

 保護者の見守りの中    ちょっと難しかったかな    ちゃくちゃくと組み立て
  

 去年の工作は確かカブトムシでした。先頭の角が当たると向きを変えるのですが、少しばかり難しかったそうです。そのため、午後になっても、帰るころになっても、出来上がらなかった子供がいたそうです。しかし、今年は容易で、昼までには全員が組み立てを終えることができました。たくさんの子供達が、組み立てた水陸両用車をステージで動かしていました。

     昼休み、遊具広場で一緒に遊びましたが猛暑で汗だく!


 昼休み、工作をしたテーブルでお昼ご飯です。配られたお弁当をいただきました。ご馳走様でした。昼食後少しばかり時間が空いたため、子供達が遊んでいる遊具広場に行ってみました。日光が容赦なく降り注ぐため汗が噴き出してきました。それにもかかわらず、子供達は元気に走り回っていました。うらやましいほどの元気さでした。

  溶解熱の実験        注意深く温度を測る    丁寧に水を混ぜる
  

 午後は科学の実験です。食塩,尿素,塩化カルシウムが水に溶ける時の熱の発生・吸収を体験します。いわゆる溶解熱の実験です。最初、食塩で実験開始です。食塩を水に溶かすと水が冷える実験です。思い起こすと、私が子供の頃に似たような事をしていました。試験管にジュースを入れ、塩をまぶした氷でアイスキャンデーを作っていました。

   ビニール袋に水を   水が漏れないようにシール  尿素を袋に入れる
  

 そして最後に、水を密封した袋と尿素を、別のビニール袋に入れて作る瞬間冷却材の工作です。ビニール袋に入った水入りの袋を破ると、水と尿素が混ざって冷えるのです。できた瞬間冷却材を家に持って帰る子供がたくさんいました。家で、お父さんかお母さんに見せるのでしょう。
 この猛暑の中、参加した子供も保護者も指導員も元気に工作や実験を楽しむことができました。この交流会の準備・あと片付けをしていただいた関係者の方々、本当にありがとうございました。

   交流会が終わり、会場前に揃った田布施少年少女発明クラブの子供達他

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田布施町 消えゆく杵崎さまの火祭り

2016年08月02日 | ふるさと



 31日田布施町麻郷三宅地区の毘沙門様に行きました。去年仕事で行くことができなかった杵崎さまの火祭りを見学するためです。このお祭りは、少なくとも80年くらい前には、田布施町のあちこちで盛んに催されていました。とても古く言われのある、一見たき火にしか見えない質素な火祭りなのです。しかし、今ではこの三宅の毘沙門様でしか催されていない貴重な火祭りです。

 三宅の毘沙門様      毘沙門様から見た石城山    バケツに防火水を用意
  

 火祭りの由来をお聞きすると、虫送り,雨ごいなど,五穀豊穣とのこと。さらにお聞きすると、今の人はこのようなことを知らない。今後この火祭りは絶えるだろうとのこと。この火祭りは今も、31日の光市室積の杵崎神社のお祭りに合わせて行い、6日に毘沙門様のお祭りをするとのこと。6日の毘沙門様のお祭りでは、綱を張り、提灯を並べ、高松八幡宮の宮司さんに来ていただくとのことです。

       杵崎さまの火祭りを見守る三宅萩尾班の方々、後ろは毘沙門堂


 この杵崎さまの火祭りは、三宅地区の萩尾班の10軒位の方が催しているとのこと。現在は班長が火祭りをして、当屋が6日のお祭りを担当するとのことです。かつては、6日のお祭り時にこの毘沙門様で盆踊りをしていたそうで、嵯峨音頭を踊っていたそうです。しかし、高齢化に伴い子供も少なくなり盆踊りはしなくなったとのこと。盆踊りに使っていた櫓が、毘沙門様の壁にぶら下げてあります。

           杵崎さまの火祭りに集まってきた方々6人


 杵崎さまの火祭りは、飢饉や干ばつが多かった江戸時代に、この火祭りが伝わったのではないかと思います。虫送り,雨ごいなどの言葉がこの火祭りの由来として伝わっていることからその古さが分かります。この三宅の火祭りが、田布施の最後の火祭りになるのではないかと思います。三宅萩尾班の方々も、この催しを伝える意義について悩んでいるように見えます。今この火祭りをしている方々がいなくなる時、この火祭りは消えゆく運命にあるようです。そもそも大元の杵崎神社でも31日にお祭りをしているのでしょうか。

    静かに消えゆく火            最後に水をかけて鎮火
 

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