東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施少年少女発明クラブ 作品を田布施に持ち帰る

2019年11月15日 | 子供の育成関連

 山口市県庁近くのビルにある県発明協会に行きました。子供達が工作したアイデア作品を取りに行くためです。出品したアイデア作品は周南市で展示され、同時に表彰式がありました。田布施町の子供達の何人かは表彰式に出席しました。ところで、今年は36人ものたくさんの子供達の工作指導をしてとても疲れました。しかし、何人かが表彰されたので良かったです。

     山口県発明協会に出品した作品を車に詰め込む


 朝10:30に田布施を出発して早めに山口市に着きました。時間があるため、久しぶりに県庁の食堂に入ってお昼をとりました。私は美味しいイカリング定食を食べました。昼食後、県発明協会に行って子供達の作品を受け取りました。田布施に帰ると、田布施西小学校の工作室に作品を置きました。12月の少年少女発明クラブで、子供達は保護者や兄弟に自分が作った作品を紹介します。何故この作品にしたのか、どんな工夫をしたのか、苦労した所とかなどを発表します。

 お昼のイカリング定食   車に詰め込んだ作品    田布施西小学校工作室
  

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天日干ししていた紅花から種子を選別

2019年11月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 初夏に花びらを収穫した紅花、その後ずっと軒下で天日干しにしていました。知人のお話では、私が現在栽培している紅花は花を楽しむ品種だそうです。染料用の紅花は花びらがずっと大きいそうです。そう言えば、その昔ボランティアで紅花から花びらを取ったことがありますが、その紅花はとても花が大きかったように記憶しています。私の紅花は染料用ではないので花びらをたくさん収穫できません。ですが、それでもなんとか染料として使えます。そろそろ種を蒔かなければならない季節になりました。そのため今回、天日干しした紅花から種子を取ることにしました。


          唐箕のハンドルを回して紅花とゴミを風選


 天日干しした直後の花は、硬く棘があり触ると痛いほどです。しかし、数ヶ月経つと硬くありません。乾いた花を指で揉むようにすると、ぽろぽろと種が落ちてきます。ヒマワリの種に似ており、ヒマワリとの違いは種が白い事です。ちなみに、この種子には脂分が多く含まれています。絞った油をサフラワー油と言うようで、バターなどに加工されています。

  乾いた紅花の花     花びらを揉み砕く     砕いた紅花の花
  

 すべての紅花の花を砕くと、棒で叩いてさらに細かく砕きます。ただし、種を砕かないように弱く叩きます。そして、網を通して大きなゴミを取り除きます。最後に、唐箕で細かなゴミを風選します。これで、紅花の種だけを選び出すことができます。冬は近いので、数日以内に畑に蒔こうと思います。来年の初夏には紅花の花びらを収穫できると思います。そして、今年と同じように皆さんと紅花染めを楽しもうと思います。

   網を通して大きなゴミを取る       種子だけを選別した紅花
 

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小麦の種まき準備

2019年11月13日 | 麦,穀類,雑穀

 10月まで枝豆と小豆を栽培していた畑の残渣を綺麗に片付けてから耕耘機で丁寧に耕しました。小麦の種まき準備のためです。去年とほぼ同じ11月中旬の種まきになりそうです。去年はたまたまですが隣町の子供に種まきを体験してもらいましたが、今年は成器塾の子供に小麦の種をまいてもらおうかと思っています。来年の5月中旬頃に刈り取って収穫して製粉機で小麦粉にして、パスタ,うどん,またはパンに加工します。

          明日の小麦の種まきに備えて丁寧に耕耘


 現在栽培している綿の間にも、小麦の種をまきます。そのため、綿を倒さないように注意しながら、綿と綿の間を耕耘しました。なお、少な目1kgの小麦を蒔くため、種と種の間が空くように種まき器の調整をします。以前は手でばらまいていましたが、ここ10年位は手押し機械で種をまいています。来年は何kgの小麦を収穫できるでしょうか。

   綿と綿の間も丁寧に耕耘        何度も往復してふかふかの畑に
 

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光市 田布施町 石城山神籠石など史跡巡りウォーキング(2/2)

2019年11月12日 | 歴史探訪他ウォーキング

 日本(やまと)神社のさざれ石や四季桜を見学すると、石城山で一番高い高日ヶ峰に向かいました。日本神社から15分位登ると、高日ヶ峰にある高日神社に到着します。この場所は柳井側が開けており、なかなかの景色が広がっています。この絶景を眼下に昼食休憩を取りました。健康ウォーキングクラブは6年前にも石城山に来ました。この時も高日ヶ峰で昼食休憩をとりました。

         眼前に広がる柳井方面を眼下に昼食休憩


 昼食休憩が終わると、石城山一番の史跡である神籠石を巡りました。山道を降りる途中に「東坊跡」と書かれた半ば朽ちた木柱がありました。幕末まで、この石城山には神護寺を中心にした僧坊がたくさんありました。今は亡き谷さん(三国志城主)は、元々は石城山の山本坊の出身です。山本坊は薬草を担当する僧坊でした。

  高日ヶ峰に向かう    高日ヶ峰の高日神社     神籠石を巡る
  

 神籠石の東水門に着いた時、山姥のお話をしました。山姥のお話は、田布施町の紙芝居に出てきます。この山姥は元々は千坊山に住んでいましたが、手狭になったため東水門に引っ越したそうです。引っ越している時に休憩したのが田布施町竹尾の「姥ケ盥」とのこと。姥ヶ盥は2段になった滝です。その2段が山姥が休んだ椅子に見えたのでしょう。竹尾にはその他、山姥が蹴った大岩があるそうですが私は見たことがありません。その山姥は元々は優しいお婆さんでしたが、里人の裏切りにあいました。そのため、今では怖い山姥伝説になっています。

  石城神社の山門      石城神社を参拝    三鍛冶屋口と伊賀口の分岐
  

 石城山には山姥伝説の他にいろいろな伝説が言い伝えられています。例えば龍石や夜泣き石などです。神籠石の途中にあるちょっとした奇岩です。それらの言い伝えは、石城山周辺に人が住んでいた痕跡なのではないかと思います。神籠石は発掘調査されて、今では古代朝鮮式山城が正しい呼び名のようです。しかし、長い間「神籠石」と呼ばれていたため、石城山周辺に住んでいる人には「神籠石」の方がなじみがあります。

 荒れた竹藪の連続、三鍛冶屋口登山道     三鍛冶屋口登山口に到着
 

 神籠石を巡った後、城門の礎石にした二つの巨大な沓石を見学しました。その後、石城神社をお詣りしてから三鍛冶屋口方面に下山しました。竹が生い茂った荒れた道でしたが、下見で一度通っていたため楽に下ることができました。ふだんは車で行く石城山ですが、今回は古来たくさんの人々が往来していた古道を通りました。快晴で展望がきいた楽しいウォーキングでした。参加された方々、お疲れ様でした。次回は田布施町波野の木地の古戦場などの史跡を巡ります。

   石城山神籠石等史跡巡り、登り降りした石ノ口古道と三鍛冶屋口古道

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田布施コットンクラブ 綿繰り,糸紡ぎ,玉巻きなど

2019年11月11日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 2週間ぶりのコットンクラブ、私は下手な編み物をしてみたり、箱型のチャルカで糸紡ぎしたりしました。編み物はまったく初めてで勝手が分かりません。古書店で参考書(¥100)を購入したのですが、あまりに古い参考書なのでよく分かりません。麻郷小学校の放課後学習成器塾で、田布施農工高校の羊の毛をこれから紡ぎます。その後、紡いだ毛糸を使って織ったり編んだりします。織るのはできるのですが、編み物はくさり編み以降がさっぱりです。棒編みが良いのかかぎ編みが良いのかも分からなくなってきました。来月の成器塾までには、コースター程度の編み物を子供に教えられるように練習しています。やっぱり編み物は女性に向いているのでしょうか。自信喪失気味です。

            Kさんの織物を中心に情報交換


 ところで、箱型のチャルカで糸を紡いでみました。回転数がとても速いので、細い糸がすばやく紡げます。カバンに入るほど持ち運びしやすいですし、これは便利です。手で回すスピンドルはなかなか糸を紡げず、せっかちの私には向いていないように思います。教えるだけならばスピンドルで良いのですが、たくさん糸を紡ぐにはチャルカや足踏み紡ぎ器が良いようです。ただ、チャルカは正座に近い姿勢なので腰がとても疲れます。やはり、楽に座って連続的に糸を紡げる足踏み式が私に合っているように思います。

  いろいろな種類の綿を綿繰り       いつものように糸を玉巻き
 

 コットンクラブが終わった後、数人の方にタマネギやニンニクの植え付けのお手伝いをしていただきました。私は早めに帰ってタマネギの苗を掘り出しておきました。何人か到着すると、15分程度で植え付けが終わってしまいました。数は力ですね。手伝ったいただいた皆さん、ありがとうございました。助かりました。お礼として、余ったタマネギの苗を差し上げたり、好きなだけ甘柿を収穫していただきました。
 ところで、農作業のうち小麦の種まきは、成器塾で種まき体験してもらおうと思っています。冬はすぐにやって来ます。残った紫麦,紅花,リネンなどの種まき、インド藍(葉)の収穫をどうしようかと思案しています。さらに、里芋や秋ジャガイモの収穫,シイタケの植菌,果樹や庭木の剪定,山の下草刈り,不要樹木の伐採,紙漉き調査,農機具の調整/修理など、限りなく農作業があります・・・・やれやれ。

 タマネギ苗を掘り出し    タマネギの植え付け    甘柿の収穫
  

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田布施町 波野 木地の史跡巡りウォーキングの下見

2019年11月10日 | 歴史探訪他ウォーキング

 今月の史跡巡りウォーキングの下見に行ってきました。場所は波野の木地です。朝10:00に田布施町交流館を歩いてスタートしました。JR田布施駅を越え、田布施農工高校横を過ぎて、10:40頃に木地公民館に到着しました。その後、木地の史跡を案内していただくKさんに会いました。最初、史跡ではないのですが猿を捕まえる巨大な罠を見学させていただきました。その後、山の中や山道を歩きながら史跡を案内していただきました。ありがとうございました。

          行者山の西裾に広がる木地地区に向かう


 猿の罠を見終わると堀川の源光様に行きました。山口県では事例が無いと思いますが、即身仏伝説の場所です。続いてKさんの自宅裏にある五輪石に行きました。次に首切り場跡に行きました。霊感が強い人はその前で怯えるそうです。その場所は小さな広場になっており、石が何基か据えられていました。その後、木地公会堂に戻りました。

  即身仏 堀川の源光様   明治39年移転の祇園社     明法寺跡
  

 木地公会堂で昼食休憩をしました。しばらく休んだ後、明法寺跡に向かいました。数基の住職墓地がありました。鹿鳴館で踊ってた方が一時住んでいた事があったそうです。次に祇園社、お別れ石、釈迦坊跡に行きました。釈迦坊跡には祠がありました。その祠は今でも、お世話しつつお詣りしている方がいるそうです。

      お別れ石              釈迦坊跡の祠
 

 次に早乙女塚や儀正寺跡を探しに行きましたが、圃場整備でお大きく地形が変わっているため探すことができませんでした。今回の下見は、あちこち同じ道を歩きました。本番ウォーキングでは効率的に歩けるようルートを考えようと思います。そして、できれば木地と上段の峠にある五輪石も見学しようと考えています。

         下見して歩いた波野の木地地区の史跡巡りルート

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タマネギ、ニンニクの植え付け準備

2019年11月09日 | 野菜:根菜

 仕事の合間をみながら秋の種まきや植え付けをしています。今回は、ニンニクの植え付けのための準備をしました。ニンニクは毎年、普通のニンニクとジャンボニンニクの2種類を栽培しています。ジャンボニンニクは粒がとても大きくて重宝するのですが、分げつが少ないためなかなか増えません。普通のニンニクは分げつが多いためよく増えます。その2種類のニンニクの株束を分割して、植えやすいよう1粒1粒に分けました。その1粒を、先日作った黒マルチの一つの穴に植えます。ちなみに普通のニンニクは、春先に花芽を収穫して食べたり葉ニンニクとして食べることができます。

          ニンニクの株束を、次々に粒ごとに分ける


 ニンニクを粒ごとに分けていると、ニンニクはすでに小さな芽を出していました。粒のお尻を見ると、これまた小さな根が出ていました。本来ならば10月に植え付けするべきだったようです。ニンニクは芽を出したり根を出す季節が分かっているようです。

   ニンニクの株束   尖った先に小さな芽が   1mmほどの小さな根が  

 ところで、9月に種をまいたタマネギが移植期に入りました。いつ移植してもよい大きさに育ちました。何本あるか分からない(200本?)ほど多いので、植え付けに時間がかかりそうです。最近何だか忙しくて、いつも追われているような毎日です。そのためか農作業が遅れ気味です。来週なんとか麦の種まきを済ませようと思います。それが済めば一区切りつきそうです。

    植える予定のニンニクの粒      移植を待っているタマネギの苗
 

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郷土館、今年度最後の草刈り、草刈機初心者講習会

2019年11月08日 | ふるさと

 先日、田布施町郷土館で草刈りをしました。年に3度(5月,8月,10月)草刈りをしますが、今回が今年度最後の草刈りです。これまで草刈機を使うのは私一人でした。他の2人は草刈機を使ったことがほとんどありません。そのため今回、草刈機を使うための講習会をしました。古い草刈機から新しい草刈機まで3台の草刈機(私1台,K君2台)を持ち込みました。そして、K君に講習をしてもらいました。ありがとうございました。

      草刈り作業を始める前に、K君に草刈機の使い方を教わるY君


 K君とY君が使う草刈機にはチップソーを取り付けつけました。私の草刈機には紐刃を取り付けました。紐刃を使う理由は、石垣やコンクリートの隙間から生える雑草を刈り取るためです。もう一人の方には、刈り取った草を熊手で集める作業をしてもらいました。夏のような猛暑ではないこともあり、しかも3台も草刈機があるため、思いのほか草刈り作業がはかどります。1時間ちょいで草刈り作業が終わりました。お疲れ様でした。次の草刈り作業は来年の5月の予定です。

 エンジンをかける練習   新旧3台の草刈機      綺麗になった郷土館
  

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光市 田布施町 石城山神籠石など史跡巡りウォーキング(1/2)

2019年11月07日 | 歴史探訪他ウォーキング



 元々は10月の予定だった石城山の神籠石を含む史跡巡りウォーキング、下見が遅れたために本番は11月上旬になってしまいました。快晴で石城山からの景色は絶景でした。17人もの参加者がわいわい言いながら、石城山の史跡を楽しむことができたと思います。ふだんの石城山は舗装道路が山頂まで続く、宿井口側からか三国志城がある側から登ります。今回は、だいぶ昔に廃道になった石ノ口古道から登り、最近登られなくなり実質廃道になった三鍛冶屋口古道に降りました。共に、竹が生い茂る古道をみなさんと登り降りしました。

   日本神社本殿前の四季桜前にて、石城山史跡巡りウォーキング参加者


 当日は田布施町交流館に集合して分乗し、石ノ口に住む同級生O君邸前に駐車しました。車を降りて歩いていると、中学生時代の同級生Yさんに出会いました。今の時期は農作業が忙しいのでしょう、つなぎの服を着ていました。Yさんの家からしばらく、のんびりとした里山風情がある緩い登りの田んぼ道を歩きました。イノシシが入ったのか、田んぼはだいぶ荒れていました。

 里のコスモスと石城山    最初はのんびりと    石ノ口古道の入口
  

 登ったのは、田布施町の石ノ口八幡宮近くにある石ノ口古道です。廃道になる数十年前までは、山頂付近に住んでいるTさん家族が麓との行き来に使っていました。その頃、山頂付近に住んでいた子供達は毎日のように自宅と城南小学校,田布施中学校,そして熊毛南高校に通っていたそうです。雨風の中、高度差300m以上ある山と里を往復していたことになります。昔はそのような方々が山村にたくさん住んでいたとの話を聞くことがあります。

  石ノ口古道途中のお地蔵様と石柱      山頂近く、岩を乗り越えて 
 

 石ノ口古道を登っている途中に、石で囲まれた石柱とお地蔵様がありました。下見で何のお地蔵様か分からず、また石柱の文字が分かりせんでした。そこで今回、簡易拓本の道具を持っていきました。そして、石柱に掘られた文字らしきものを浮かび上がらせてみました。「南無・・」と読めるような気がしましたが、結局何の文字なのか絵なのか分かりませんでした。正式な拓本道具を持って調査しないと分からないようです。江戸の昔、旅の途中で亡くなった方か工事で亡くなった方を弔ったのでしょうか。今やそれを知っている人は誰もいません。

  墓地が並ぶ幽界   木の根でできたトンネル兼橋   手入れされたT邸
  

 石ノ口古道をどんどん登ると、幽界とも霊界とも言われる古い墓地を訪ねました。その墓地奥には、元神護寺住職と思われる墓石が何基か立っています。次に、綺麗に手入れされたT邸に行きました。その後、石城山山頂の駐車場に着きました。トイレ休憩ののち、日本神社に向かいました。この神社本殿前にはさざれ石があり、四季桜が咲いていました。

   石城山神籠石等史跡巡り、登り降りした石ノ口古道と三鍛冶屋口古道

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タマネギ,ニンニクなど、植え付けのための畝作り

2019年11月06日 | 草刈り,整地

 久しぶりの休日です。秋の農作業の遅れを取り戻しています。今回は、タマネギ,ニンニク,長ネギ,葉物根野菜などを育てる黒マルチをいくつか張りました。種をまいたり苗を植え付けるのは楽しいのですが、その準備は大変です。2週間ほど前にどの畑にするか決めると、事前に肥料をまいて慣らしておきます。そして、暇を見ては何度も耕しておきます。こうすると、肥料が畑全体に平均してなじみます。慣らしが終わると、いよいよ黒マルチで畑の畝を覆います。言葉で言うと簡単ですが、それなりに時間と労力がかかります。

       肥料をなじませた畑を耕し、鞍型にした畝に黒マルチを張る

 私は次のようにして黒マルチを被覆しています。①肥料を慣らした畑を耕耘機で丁寧に耕す。②黒マルチの幅に合わせて、三本クワで土を鞍型に盛り上げる③鞍型に盛り上がった畝を、レーキで凸凹がないように均す。④黒マルチを畝に被覆する。⑤黒マルチの両脇を土で押さえる。これらの作業は手作業のため効率が良いとは言えません。そのため、プロ農家ではこれらの作業を一度に済ませる専用の機械があります。

 耕耘機で丁寧に耕耘    鞍型に盛り上げる    レーキで凸凹を均す
  

 マルチで面倒なのは使い終わった後の処分です。私は2~3度使いまわしてから処分していますが、ビニールなので畑で燃やすわけにはいきません。幸い自家用のためごく少量です。家庭ごみと一緒に出しています。プロ農家では大量に廃棄されるマルチをどのように処分しているのかと思います。柳井市の焼却場に持って行くのでしょうか。ところで、イノシシにやられたサツマイモ畑は黒マルチがビリビリに破られました。踏みつけられて地中に埋もれた破片を回収するのが大変でした。

 黒マルチの両脇に土を載せて固定      別の個所の黒マルチも設置 

 もうすぐ寒い12月がやって来ます。今回はタマネギ,ニンニクなどの黒マルチ被覆が完了しました。あとは育苗したタマネギの苗を掘り出したり、ニンニクを一粒ずつ分けたりの作業が残っています。ところで、小麦,紫麦などの種まき作業も残っています。11月中にはすべての種まきを終えたいところです。しかし、それらの農作業が終わっても安心できません。枯れ木の伐採や山の下草刈りなどの作業が山のように待っています。

      収穫するのを忘れていたニンニク、芽生えたものを移植

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田布施町 麻郷 高塔区 生き生きサロン バス日帰り旅行(2/2)

2019年11月05日 | ふるさと

 木坂賞文堂の次に、松島詩子記念館(街並み資料館)に行きました。その昔に銀行だった建物を生かした資料館です。私が子供の頃から建っていたので、とても懐かしい建物です。2階は松島詩子記念館になっており、実際に着た衣装やSPレコードが展示されていました。私の婆様は戦前の柳井女学校(今の柳井高校)の出身なのですが、松島詩子は同女学校出身でかつ小学校教諭で婆様の大先輩だそうです。第1回紅白歌合戦から10回近く出たそうです。婆様は今でも自慢そうにその話をします。続いて湘江庵に行きました。

          フラワーランドの広々とした芝生にて


 湘江庵には、柳井の名の元になったと言われる柳の木があります。その柳の木は今は5代目とのことです。枯れた先代の柳の木の切株が、湘江庵の軒下に置いてありました。ただ歴史的には鎌倉時代にこの地を治めていたとされる掦井氏が由来との説もあります。それだけ古来から続く地名なのでしょう。おそらく、弥生~古墳時代にかけて呼ばれた何らかの地名が、「柳井」として漢字に置き換えられたのだと思います。

  松島詩子記念館    きじやで三角餅を購入   湘江庵の柳の木を見学
  

 湘江庵の見学が終わると、白壁の町の商家街の道を戻りました。そして、バスに乗ってフラワーランドに行きました。11月になったと言え日差しの暑い事、広大な芝生の木陰に座って昼食休憩を取りました。フラワーワンドの次は田布施町郷土館に行きました。みなさんが子供の頃に使ったことがある古い道具がたくさん陳列してあります。懐かしくて実際に動かしてみる方もおられました。バス旅行に参加された方々お疲れ様でした。また、このバス旅行を企画運営された方々、ご苦労様でした。

 フラワーランドに到着    花の観覧車と芝生     木陰で昼食休憩
  

 ところで、郷土館にお客さんが来るため、私は郷土館でみなさんとお別れしました。お客さんとは、去年の秋に筑波エキスポセンターで出会った神田さんです。神田さんは田布施町の名士の一人です。郷土館内を巡りながら神田さんやその同級生としばらく談笑しました。

  郷土館の古い民具を楽しむ皆さん     神田さん(右から2人目)と
 

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急いで春咲きの種をまき、球根を植え付け

2019年11月04日 | 花,野草

 気が付いたらもう11月です。春に咲く花の種まきや球根の植え付けを急ぎました。球根はクロッカス,アネモネ,ラナンキュラスなどです。種は私が好きなひなげし(ポピー),花菱草,ビオラなどです。球根を植えたり種をまく畝は、あらかじめ堆肥をまいて何度か耕耘機で耕しました。それから畝を作って種まきです。

           耕した畝に、春に咲く花の球根を植え付け


 球根を植え付けた畝は、数日前までは藍を植えていました。藍を草刈機で刈り取った後に堆肥を入れて耕しました。なお、種を取る藍は別の畑にあり、採種してから刈り取ります。種をまいた畝は、夏まではジャガイモを植えていました。同じように堆肥をまいてから耕耘機やクワで耕しました。球根を植えたり種を蒔くのは楽しいのですが、それまでの準備が大変なのです。

 クワで畝を丁寧に耕す    レーキで畝を整形   ラナンキュラスの球根
  

 球根で難しいのはラナンキュラスです。雨が降って地面が急に湿ると、球根が割れることがあります。そうなると腐って芽が出ません。種で難しいのはひなげし(ポピー)です。あまりにも小さな種なので、どこに芽が出るか分かりません。芽で出てもしばらくは雑草と見分けがつきません。また植え替えをとても嫌います。薄紙のような風にたなびくひなげし(ポピー)の花が私はとても好きです。

  ひなげしの種を注意深く散まき     ラナンキュラスの球根を植え付け
 

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田布施町 麻郷 高塔区 生き生きサロン バス日帰り旅行(1/2)

2019年11月03日 | ふるさと

 昨日、田布施町 麻郷 高塔地区の生き生きサロンのバス旅行がありました。高塔地区の民生委員や福祉委員が主催したバス旅行です。去年までは高塔公会堂での催しが中心でしたが、今年は晴れてバス旅行です。私も名ばかりとは言いながら福祉委員です。何度かの事前会議に参加して旅行コースや役割などを決めました。当日は快晴で、絶好のバス旅行日となりました。

         柳井市白壁の町の甘露醤油記念館前でバス旅行参加者


 バス旅行の行先は、柳井市白壁の町,フラワーランド,そして田布施町郷土館です。最初に訪れる白壁の町ではボランティアガイドに案内をお願いしました。ガイドさんは元観光協会にいて、結婚後にボランティアガイドに転身したとのこと。まだ3ヶ月目とのことでしたが、一生懸命案内していただきました。ありがとうございました。白壁の町では、商家街を歩いた後に甘露醤油記念館、やない西蔵,木賞文堂に行きました。

カニが歩く商家街を散策  甘露醤油記念館を見学   次にやない西蔵を見学
  

 個人的にはやない西蔵に興味がありました。柳井縞の会長である池田さんがいるかどうか探しましたが、柳井縞関係の方々はいませんでした。そのため、置いてある柳井縞の織機を見学しました。特に柳井縞の経糸がどう織機にセットされるのかじっくり見学しました。やない西蔵を出ると、商家街に出て木坂賞文堂に入りました。次に、松島詩子記念館(街並み資料館)に向かいました。

  たくさん置いてある柳井縞の織機     木坂賞文堂に入って物色
 

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美味しいイチジク(無花果)を収穫

2019年11月02日 | 樹木,果樹

 たまたまイチジクの木の横を歩いていると、割れているイチジクに気が付きました。このイチジクは去年、幹の周りをぐるりと虫に食われて枯れる寸前でした。そのため、今年は葉が茂って生き返れば良いぐらいに考えていました。当然、実ができることを期待していませんでした。早速その割れた一つを収穫しました。割れてすぐだったのか腐ってはいませんでした。大きくはありませんでしたが、とても甘くて美味しいイチジクでした。

          割れていたイチジク、小さいながらも甘くて美味しい


 割れていたイチジクは、葉の陰に隠れてよく見えませんでした。その葉の下の周りを見ると、もう一つイチジクの実がなっているのを発見しました。まだ成熟していないので、そっとしておくことにしました。今年はこれ以上の実はならないと思います。来年は、肥料をあげてより育成できれば今年以上にイチジクを収穫できると思います。

   元気に茂ったイチジクの葉     もう一つなっていたイチジクの実
 

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今年の小豆は凶作、それでも収穫

2019年11月01日 | 野菜:豆類ほか

 小豆は去年より早く7月に種まきをしました(去年は8月)。そのため、去年より収穫が増えるかと思っていたら凶作でした。原因はカメムシの大量発生です。カメムシは小豆の鞘に口を差し込んで汁を吸ったり、花や新芽などに口を差し込んで汁を吸います。農薬を使いたくないため放置していたら、恐れていたとおり鞘は枯れるし花は落ちて豆ができませんでした。がっかりです。しかし、わずかばかり鞘は実っていました。ほんの少しですが小豆を収穫できそうです。

       小豆を根ごと引き抜き、わずかばかりの小豆を収穫


 まずは、すべての小豆を根ごと引き抜きました。そして、鞘が実っていない小豆は捨てました。約1/3は捨てたでしょうか。少しでも鞘が実っている小豆は1ヵ所に集めました。集めた小豆を数束ずつ根本を紐で縛りました。すべての小豆を選別して束ねると、束ねた小豆を天日干しする支柱を立てました。

小豆を天日干しする支柱  カメムシに吸われた小豆   数個実った小豆の鞘
  

 続いて、束ねた小豆を支柱に掛けました。雨がひどく降らない限り、1週間ほどすれば小豆はカラカラに乾きます。乾いた葉は地面に落下します。予定では再来週の放課後学習成器塾で、この畑に来て綿の収穫体験をします。その時、ついでに小豆の収穫体験をしてもらおうと思っています。収穫した小豆粒は、冬のお汁粉作りに使おうと思います。ついでに、麦の種まき体験もしてもらおうかどうか思案しています。

   小豆数束の根本を紐で結束    結束した小豆を支柱に掛けて天日干し
 

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