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桜と絵本と豆乳と

教育用語の防衛的武装

2005年11月12日 | 読書
教育用語は、いつでも、「防衛的武装」をしている。どこからも、何も文句を言われまいとして、個性と独創性と具体性を欠いた表現になってしまっている。
野口芳宏『第二著作集 5』(明治図書)


学校要覧や研究計画であれば
どの部分を読んでも、
大方が批判を飲み込んでしまうような美辞麗句が並ぶ。
一般の方がはっきりとわかる具体的な表現でないのは
具体的だと、現実に対しての批判をかわせないという
心理が働いているのではないか。