すぷりんぐぶろぐ

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叱る側にある望ましい権威

2005年11月27日 | 読書
叱る、叱られるという関係は、平たく言って叱る側に権威があり、叱る側が優位に立っている。これが望ましい関係である。ひとまずそういう関係を正常と考えた場合、叱っている中味そのものの吟味は大切であるが、「叱り方」というようなところはあまり心を向けることは、却って叱る者の自信を無くし、望ましい権威を崩しかねないのではないか。
野口芳宏『楽しい学級経営 1996.7』(明治図書)


「相手の身になって」ということをどこまで具体的にするか
どこまでも微細に考えていくことが
果たして、教育の本質に結びつくのか…
小賢しい言辞などよりは、強いリードと迫力が
心を鍛え、引き締めていくのではないか。