すぷりんぐぶろぐ

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教師力、学校力に期待されるもの

2006年03月21日 | 読書
所得格差の拡大によって「勝ち組」「負け組」が顕在化し、子どもの学力や学習意欲も、親の所得や家庭の文化によって二極化しつつあることが指摘されている。家庭の教育力に格差のあることが明確になったから、教師力、学校力に、格差是正を期待する。そういうことではないのか。
勝方信一「学校マネジメント 2006.4」(明治図書)


ジャーナリストのとらえた全体像は的確なのかもしれないが
学力や意欲の格差、それは昔からあった。
その現実に対していつも向き合ってきた気がする。
しかし、時代背景をもとにした根の深い格差の進行を
はねかえすだけの力を持つことは、よりしんどい。
何から手をつけるか、
それは一時間の授業しかない気がする。