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大切なのは骨を豊かにすること

2007年10月11日 | 教育ノート
 外見からその核を見抜く力を養いたいものだ。それを骨と言換えてもいい。
 ここに書いた人や組織ということだけでなく、例えば授業についてもそれは言えるだろう…などと思考が拡がってしまった「旧体育の日」でした。


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 「体」は二年生で習う基本的な漢字ですが、ものの形から成った字などではなく俗字(正字ではないが世間で使われている字)の一つです。
 正字は「體」。「骨」と「豊」が組み合わせられた漢字です。
 「豊」にはきちんと並べるという意味があり、いろいろな骨が並んでまとまっている人のからだを表しているわけです。体が丈夫だということは、いかに骨が豊かであるかを表しているような気もします。

 さて、国体で盛り上がった本県もようやく落ち着いたようです。多くの活躍は間違いなく思い出に残りましたが、ある意味でそれらが本県にとっての「骨」を豊かにしたことだと信じたいものです。
 人でも組織でもからだ作りはそこから始まります。
(10/10)
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