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学力全国1位の原動力

2007年10月25日 | 雑記帳
 学力調査・小学校の部全国1位の県から発信する

 と大げさに構えてみたが、このようなブログに訪問してくれる他県の方々へ、秋田県の地方紙はこんな感じで載せているということを知らせるのも少しは有益かなと思ったのだった。
 ネット上ではこんな感じであるが、今日の朝刊はもちろん一面トップ。紙面の半分以上が占められている。二面、三面にも関連記事がある。

 一言で表せば「びっくり」ということになろうか。
 そして、それなりに今までの「成果」を口にし「展望」を語る。比較の順位にはこだわらずという原則?がある以上は素直に喜びを爆発できない?事情もあるのか。
 それにしても何故、有数の過疎県であり少子化が喫緊の課題となっている本県が1位を独占したか…その分析は教委なりに行うだろうし、公的ないくつかの要因を挙げることは比較的簡単だ。

 だから、ここは私なりの解釈を…。
 今日、学校をはじめ多くの教育関係の職場では、朝からこの話題であろう。
 一様に「びっくり」したのではないか、と思う。
 そして、そのあとである。
 本校でもこのことばは聞かれたし、多くの職場でささやかれたと想像できる。

「来年は、また大変だな」
 
 この気持ちである。
 この気持ちが間をおかず湧き上がってくることが、国語・算数のABそれぞれの部門1位独占に輝いた原動力ではないか。
 県民性というべきか、予想される「連絡・指示事項」が見える先見性(笑)というべきか。

 けして卑下しているわけではないが、素直さ従順さがもたらした結果だとすれば、それは「新しい学力」が目指したものの中心ではなかったはずだ…

 それにつけても、全国一覧を見て、最南端の県ではその結果を「ナンクルナイサ」と受け止めたとすれば、それはそれで羨ましくもある。