すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

自立も依存も現実だ

2023年01月06日 | 雑記帳
 今年の正月は…と書き出せば、まずは穏やかな天候に安堵の気持ちが湧く。全国的にみると大雪のところもあったようだが、我が横手盆地の方々にとっては過ごしやすかったろう。ちなみに昨年はごく普通に降ったし、一昨年はもう雪下ろしで「ヘロヘロ」と記していた。積雪172㎝とある。このままで…それは甘いか。


 箱根駅伝、今年は見応えがあった。デッドヒートが多かったからか。それにしても1区ではこの先どうなるかと思ったが、やはり収まる所に収まる。「最初で最後の」と冠言葉をつけられた選手が名門にも少なくなかった。そこで力が発揮できなかった者は、この時をどんな糧にしていくだろう。そんなことを考えた。


 駅伝を見つつ、ノートPCのメンテをする。確か6,7年前の購入。Windows10でcore i7なのだが動きが鈍く最近あまり使っていない。やはり東芝Dだからか…。その程度の知識なのでうまく活用できないのだ。それにしても以前のデータを見入ってしまい遅々と作業が捗らない。このPCは主人(笑)に似ているのだ。



 4日は初仕事。担当しているエントランス展示には「自立力」の語を掲げてみた。人間は一人では生きられない。その意味では実は「依存力」こそ生き抜く術のように思うが、それはあくまで自立の精神が下地にあるからこそではないか。子どもから高齢者まで意味合いは個によって異なっても、常に心しなければ…。


 同年代の元同僚が賀状に「日々『できない』ことが増えてきて、がっかりしています」と記していた。もちろん自分も着実に(笑)できないことが増すばかり。ただ、そんなにがっかりを意識しないのは、目前の物事に紛らわせているからか。現実から目を逸らしているわけではない。『復路の哲学』(平川克美)を読み直そう。