すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

「RUN」が沁みてくる

2023年01月27日 | 雑記帳
 今月最後のこども園読み聞かせは、山間部の園だったので峠道を上った。今日は比較的状態がよいが、今週はずいぶん冷えたし、いくらか緊張感を持って運転することになった。教員時代とはずいぶん違う。なんといっても勤務した期間が長い。数えてみたら5つあった小学校の4つに務め全部で19年。うち3年は教員住宅に泊まった経験があり、16回は冬の峠通勤をしたのだ。



 立ち往生の記憶は少ない。ただ、朝早く出勤したら直後にその峠が危険で通行止めになり、他の職員は回り道して遅くなったなんてことはあったなあ。一度だけ、出勤時に半年も経たない新車に衝突される目(過失割合は0%だった)に遭った。これは痛かった。いずれ雪道は慎重さが身に付いているはずだが、やはり運転する頻度が少ないとストレスを感じるとしみじみ思った。


 実は昨日は「道の駅」に出向いてほぼ一年ぶりの「出前図書館」の絵本入替をした。その折に駅長より頼まれごとがあると言われ、しばし懇談した。そういえばと話の折に某小学校に勤めていた頃、地域の義民の話を紙芝居仕立てにして演じた話になった。高学年の子たちと一緒にペープサート型で作り農業系新聞にも取り上げられたことがあった。BGMはなんと長渕剛だった。


 おそらく教員としての労働量が一番膨大であり、なおかつ一番楽しい時期だったと思い出される。この時のことは確かこのブログで書いているはずだ。…なんと、ちょうど10年前。2013年1月「20年前の冬花火」と格好つけた題をつけているではないか。それにしても繰り返し自画自賛(笑)するが、長渕を選曲したことだ。今さらに、あの「RUN」が沁みてくるではないか

 ♪賽銭箱に100円玉投げたら、つり銭出てくる人生がいいと、両手を合わせ願えば願うほど、バチにけっつまずき、膝をすりむいた♪

 ともあれ明日は「ゆきとぴあ」。穏やかであれ。