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五年前の非日常が届くこと

2021年06月10日 | 雑記帳
 そうだったか、と今頃になって思うことが誰にでもある。昨日、スマホにGoogleから「5年前の写真です」のようなものが届いた。今まであまりそんなことはなかったので開いてみたら、まだ開業前の道の駅うごの加工室で家人が菓子作りの作業をしている姿のスナップだった。ああそうか、スマホにしたのはその頃だ。


 1年前に新しい機種に換えたのになぜ?と一瞬思ったが、ああGoogleにはフォトがあって、ずっとデータが保存されているのかと本当に今さら思う。となると、最初どんなものを撮っていたか妙に気になる。スマホ初日は、場所はわかるが何かは失念した。人の集まっている姿が写っている。翌日はサツキ(花)だけ。


 それから延々と続くのは食べ物の写真だ。そういえば退職記念(笑)に「羽後のたべびと」と名づけて、食の記録でも残そうかと新ブログを立ち上げたっけ。挙げるネタには尽きなかったが、誰だったか「ある意味、フードエロだね」と発したことに妙に納得して、エロは控え目にすることにした。たまにだから面白い。



 5年前の今頃は、還暦厄払いの後厄で横浜に出向いている。その写真も懐かしい。帰ってすぐにまた東京へ出かけている。「ほぼ日」のイベントがあり東京ドームで巨人戦を観ている。試合後、グラウンドに下りて記念写真を撮ったり…、もう何か「今は昔…」の感。こういう「非日常」を入れ込めない日常が続いている。


 ブログやら日記やら残してはいるが、なかなか頻繁にプルはしない。こうしたプッシュ型のお知らせも時にはいいか。Fbのように頻繁だとまたかと感じるが、按配がいいと心に残る。ふと想う。この「今」もある意味で次に向かうためのしゃがみ込みと考えられるし、何年か後には懐かしいお知らせとして届くだろうか。


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