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桜と絵本と豆乳と

もの想う冬支度前

2018年11月03日 | 雑記帳
 毎年のように高まっていく「騒ぎ」の中で、いったいハロウィンという行事を認識したのはいつだったかと思い出してみる。米国の留学生射殺事件だったか。それとも…と思いついたのが、ユーミンの『りんごのにおいと風の国』。本当に晩秋らしい響きを持つ曲だった。ぴったり。


 垣根代わりに植えていた二十数本のカイズカイブキ(と思う)を業者に頼みバッサリ短くした。冬囲いが出来ないので雪が上部に溜まるのを防ぐためだ。処理してから半月程経つが、寒くなる時期にも関わらず、植物はやはり陽の当たる方、当たる方へと葉を伸ばすと改めて思う。



 先日のくすのきしげのり氏の講演、質疑での面白い言葉を一つ思い出した。執筆された作品を「根も葉もあるフィクション」と表現された。そこには事実に基づいた見方があり、対象に向けての願いも込められる。物語にとって必須な根と葉だ。寒くなると、見つめるにいい時期だ。


 以前、ペンキを通販で買ったことを書いた気がする。今度は冬用のスタッドレスタイヤも注文した。どちらも近くの販売店に在庫がなく、店を通しての注文より、直接の方が安価になる。便利で無駄がないようだが、同時に買い物する楽しみが減ってきた。これも一つの冬なのか。


 『ためしてガッテン』1000回記念は「免疫力」が特集されていた。自称健康オタクはやはりという思いにとらわれた。免疫力を高めるためにはリラックスが大事と誰しも思うが、それだけでは駄目で、負荷が掛かっている時に力の素が育ち、弛緩によって放たれ効果を発揮するのだ。

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