今回は、平成22年平均(速報)結果のうち「労働力人口比率」です。
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労働力人口比率(15歳以上人口に占める労働力人口の割合)は、平成22年
平均で59.6%となり、前年に比べ0.3ポイント低下し、3年連続の低下と
なった。
なお、労働力人口比率は、前年に引き続き過去最低(ここでは、昭和28年
以降での比較について「過去最低」という)の水準となった。
男女別にみると、男性は71.6%と0.4ポイント低下し、13年連続の低下と
なった。女性は48.5%と同率となった。
また、15~64歳の労働力人口比率をみると、平成22年平均は74.0%と前年
に比べ0.1ポイント上昇し、6年連続の上昇となった。
男女別にみると、男性は84.8%と同率となった。
女性は63.1%と0.2ポイント上昇し、8年連続の上昇となった。
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労働力人口比率については、「労働力率」ともいいます。
この言葉は、【 10-記述 】で、
( A )は、( A )=就業者数+完全失業者数/15歳以上人口に
よって計算されるが、我が国の女性の( A )を年齢階級別にみると、
出産・育児期の年齢層で低下した後再び上昇するという、いわゆる
( B )カーブを描いている。
という出題がありました。
労働経済に関する用語については、選択式で出題されることがあるので、
基本的な用語の定義は、ちゃんと確認しておく必要があります。
労働力率の動向については、この記述式で出題されている女性の労働力率、
これに関する出題が多いですね。
たとえば、
【 12-3-B 】
我が国の女性労働力率を年齢階級別にみると、出産・育児期に低下し、
育児終了後に高まるという傾向がみられ、M字型カーブを描くといわれる。
M字型カーブが示すピークとピークの間の年齢階級で最も労働力率が低く
なるのは1990年代では25~29歳階級である。
【 21-4-B 】
働く女性の実情では、平成20年の女性の労働力率を年齢階級別にみると、
25~29歳(76.1%)と45~49歳(75.5%)を左右のピークとするM字型
カーブを描いているが、M字型の底は昭和54年に25~29歳から30~34
歳に移動して以来30~34歳となっていたが、比較可能な昭和43年以降
初めて35~39歳となった、とし、また、M字型の底の値は前年に比べ上昇
した、としている。
というような出題です。
【 12-3-B 】は、誤りです。
M字型カーブの谷間となる年齢階層は、出題当時「30~34歳階級」
でした。
で、【 21-4-B 】は正しいです。
M字型の底は35~39歳となっています。
女性の労働力率って、育児介護休業法の改正などとも関連すること
ですから、押さえておいたほうがよいですね。
【 10-記述 】の答えは
A:労働力率
B:M字型(又は「M字」)
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労働力人口比率(15歳以上人口に占める労働力人口の割合)は、平成22年
平均で59.6%となり、前年に比べ0.3ポイント低下し、3年連続の低下と
なった。
なお、労働力人口比率は、前年に引き続き過去最低(ここでは、昭和28年
以降での比較について「過去最低」という)の水準となった。
男女別にみると、男性は71.6%と0.4ポイント低下し、13年連続の低下と
なった。女性は48.5%と同率となった。
また、15~64歳の労働力人口比率をみると、平成22年平均は74.0%と前年
に比べ0.1ポイント上昇し、6年連続の上昇となった。
男女別にみると、男性は84.8%と同率となった。
女性は63.1%と0.2ポイント上昇し、8年連続の上昇となった。
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労働力人口比率については、「労働力率」ともいいます。
この言葉は、【 10-記述 】で、
( A )は、( A )=就業者数+完全失業者数/15歳以上人口に
よって計算されるが、我が国の女性の( A )を年齢階級別にみると、
出産・育児期の年齢層で低下した後再び上昇するという、いわゆる
( B )カーブを描いている。
という出題がありました。
労働経済に関する用語については、選択式で出題されることがあるので、
基本的な用語の定義は、ちゃんと確認しておく必要があります。
労働力率の動向については、この記述式で出題されている女性の労働力率、
これに関する出題が多いですね。
たとえば、
【 12-3-B 】
我が国の女性労働力率を年齢階級別にみると、出産・育児期に低下し、
育児終了後に高まるという傾向がみられ、M字型カーブを描くといわれる。
M字型カーブが示すピークとピークの間の年齢階級で最も労働力率が低く
なるのは1990年代では25~29歳階級である。
【 21-4-B 】
働く女性の実情では、平成20年の女性の労働力率を年齢階級別にみると、
25~29歳(76.1%)と45~49歳(75.5%)を左右のピークとするM字型
カーブを描いているが、M字型の底は昭和54年に25~29歳から30~34
歳に移動して以来30~34歳となっていたが、比較可能な昭和43年以降
初めて35~39歳となった、とし、また、M字型の底の値は前年に比べ上昇
した、としている。
というような出題です。
【 12-3-B 】は、誤りです。
M字型カーブの谷間となる年齢階層は、出題当時「30~34歳階級」
でした。
で、【 21-4-B 】は正しいです。
M字型の底は35~39歳となっています。
女性の労働力率って、育児介護休業法の改正などとも関連すること
ですから、押さえておいたほうがよいですね。
【 10-記述 】の答えは
A:労働力率
B:M字型(又は「M字」)