択一式で出題された論点、
これが選択式の空欄になるってこと、
けっこうあります。
ということは、択一式の論点をしっかりと押さえておけば、
選択式の空欄、
かなり埋めることができる可能性があり・・・
ということで、久々に
「過去問ベース選択対策」を掲載します。
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次の問題の空欄を適当な語句で埋め、完全な文章としてください。
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【 問題 】
公職の就任を使用者の承認にかからしめ、その承認を得ずして公職に就任
した者を懲戒解雇に付する旨の就業規則条項は、( A )を定めた労働
基準法第7条の趣旨に反し、無効のものと解すべきであるとするのが最高
裁判所の判例である。
労働基準法第15条第1項の規定によって明示された労働条件が( B )
場合、労働者は、( C )労働契約を解除することができる。
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平成23年択一式「労働基準法」問1-Cと問2-Bで出題された文章です。
【 答え 】
A 公民権行使の保障
※選択肢があれば、空欄を埋めることは、難しくないでしょう。
B 事実と相違する
※「労働基準法に違反する」とかではありません。
C 即時に
※さかのぼって、解除したりはできませんので。