民主代表選に向けて、小沢氏が代表選に出るか出ないかで、マスコミは散々さわいでいます。アンチ小沢を出してきて、ネガティブキャンペーンを張り、メジャー新聞は社説欄を使って、小沢氏がまだ出るとさえ言ってもいない前から、小沢氏の首相就任の可能性阻止のための駄文を垂れ流しています。55年体制の中で甘い汁を吸ってきた既得権者はそれほどに小沢氏が怖いのでしょう。
民主党内での反小沢派の中では、岡田氏と渡部爺の発言に私はとりわけムッとしました。岡田氏は自分の出番を待っているのでしょうが、法学部出身らしいですが「起訴される可能性のある人間が代表選に出るのはどうかと思う」というようなトンでもない発言をしました。起訴される可能性のある人間というのは国民全員のことでしょう。この人は大学にいるときずっと居眠りしていたボンクラなのか、あるいは自己利益のためにわざとこういう怪しい発言をするintegrityに欠ける人間なのか、いずれにせよ大局観に欠け、現職閣僚でありながらいいようにマスコミに利用されるような不用意な発言をする、政治家としての能力に問題のある人には違いありません。渡部爺にいたっては、話になりません。この人の反小沢感情はどうも純粋に「嫉妬」だけによるもののようです。昔は七奉行で小沢氏と肩を並べた時期もあったのに今や彼我の差は余りに大きい、ああ小沢が妬ましいと、この人の発言を聞いているとその醜い妬みの心しか感じません。日本のことも国民のことも考えているように見えません。このままではこの人の人生は、ただただ小沢氏に嫉妬を燃やした一生でした、とでも総括される事でしょう。
マスコミは、首相がコロコロかわるのはみっともないとか、退陣した筈の小沢、鳩山コンビがまた出てくるのはおかしい、とかそういう理屈を上げて、小沢氏の代表選への出馬を牽制しようとしています。このことに関して、論語の言葉がしばらく前から心に浮かぶようになりました。
能力のない者、学ぶ努力をせず変わることを恐れる者、信念や国民との約束に正直でない人間は、首相をやってはいけません。カンさんではダメということですね。そして、過ちを犯したのなら改めることを逡巡してはいけないということです。鳩山民主党は参院選のために退陣しました。普天間で約束を守れなかったことが表面上の主な理由です。その後に、カンさんを首相にしたのが誤りであったことがすぐに明らかになりました。国民との約束であるマニフェストに反することを平気で口にし、経済や防衛について知識が足りないのに学ぼうともせず、首相としての見識に欠けるこの方が、首相がコロコロ変わるのが格好わるいとかいう下らない体裁を気にして、首相に居座り続ける害を考えたら、ダメなものをさっさと変える決断をためらってはなりません。ダメなものはダメです。誤りを正すのに体裁など気にしてはいけません。
小沢氏、党が割れるぐらいなら自分が引くという気持ちでこれまでやってきたのでしょうが、もうそんなことを言っている場合ではありません。義をみてせざるは勇なきなり、首相の能力のない人間はやめさせて、ふさわしい人に入れ替える、それができるのにやらないのではいかんと思います。
余談。
政治漫談の田中眞紀子師匠がカンさんが首相就任した時に言った言葉を最近知りました。
『新しく首相になった人が"クリーンでいきましょう"と言っているが、洗濯屋じゃないんです。クリーンだけで何もできない人がリーダーでいいんですか』
「洗濯屋じゃないんです」に爆笑しましたが、おっしゃる通りです。角栄を売った「クリーン三木」を思い出します。日中国交正常化などの角栄の業績は今でも評価されているのに、三木氏に関しては、角栄を売ったという以外に何をしたのでしょうか。カンさんも引き時を誤って社会に害をなすならば、三木氏と同じように歴史に扱われることでしょう。
民主党内での反小沢派の中では、岡田氏と渡部爺の発言に私はとりわけムッとしました。岡田氏は自分の出番を待っているのでしょうが、法学部出身らしいですが「起訴される可能性のある人間が代表選に出るのはどうかと思う」というようなトンでもない発言をしました。起訴される可能性のある人間というのは国民全員のことでしょう。この人は大学にいるときずっと居眠りしていたボンクラなのか、あるいは自己利益のためにわざとこういう怪しい発言をするintegrityに欠ける人間なのか、いずれにせよ大局観に欠け、現職閣僚でありながらいいようにマスコミに利用されるような不用意な発言をする、政治家としての能力に問題のある人には違いありません。渡部爺にいたっては、話になりません。この人の反小沢感情はどうも純粋に「嫉妬」だけによるもののようです。昔は七奉行で小沢氏と肩を並べた時期もあったのに今や彼我の差は余りに大きい、ああ小沢が妬ましいと、この人の発言を聞いているとその醜い妬みの心しか感じません。日本のことも国民のことも考えているように見えません。このままではこの人の人生は、ただただ小沢氏に嫉妬を燃やした一生でした、とでも総括される事でしょう。
マスコミは、首相がコロコロかわるのはみっともないとか、退陣した筈の小沢、鳩山コンビがまた出てくるのはおかしい、とかそういう理屈を上げて、小沢氏の代表選への出馬を牽制しようとしています。このことに関して、論語の言葉がしばらく前から心に浮かぶようになりました。
君子は重からざれば即ち威あらず。学べば則ち固ならず。忠信を主とし己に如かざる者を友とすること無かれ。過ちては則ち改めるに憚ること勿れ。
能力のない者、学ぶ努力をせず変わることを恐れる者、信念や国民との約束に正直でない人間は、首相をやってはいけません。カンさんではダメということですね。そして、過ちを犯したのなら改めることを逡巡してはいけないということです。鳩山民主党は参院選のために退陣しました。普天間で約束を守れなかったことが表面上の主な理由です。その後に、カンさんを首相にしたのが誤りであったことがすぐに明らかになりました。国民との約束であるマニフェストに反することを平気で口にし、経済や防衛について知識が足りないのに学ぼうともせず、首相としての見識に欠けるこの方が、首相がコロコロ変わるのが格好わるいとかいう下らない体裁を気にして、首相に居座り続ける害を考えたら、ダメなものをさっさと変える決断をためらってはなりません。ダメなものはダメです。誤りを正すのに体裁など気にしてはいけません。
小沢氏、党が割れるぐらいなら自分が引くという気持ちでこれまでやってきたのでしょうが、もうそんなことを言っている場合ではありません。義をみてせざるは勇なきなり、首相の能力のない人間はやめさせて、ふさわしい人に入れ替える、それができるのにやらないのではいかんと思います。
余談。
政治漫談の田中眞紀子師匠がカンさんが首相就任した時に言った言葉を最近知りました。
『新しく首相になった人が"クリーンでいきましょう"と言っているが、洗濯屋じゃないんです。クリーンだけで何もできない人がリーダーでいいんですか』
「洗濯屋じゃないんです」に爆笑しましたが、おっしゃる通りです。角栄を売った「クリーン三木」を思い出します。日中国交正常化などの角栄の業績は今でも評価されているのに、三木氏に関しては、角栄を売ったという以外に何をしたのでしょうか。カンさんも引き時を誤って社会に害をなすならば、三木氏と同じように歴史に扱われることでしょう。