数日前、たまたまバスで一緒になった同業の人と初めて話をしました。別の機関で働いていますが、同じ街に住んでいます。お互い研究費に苦しんでおり、同病相哀れむかのような、それでも頑張りましょうみたいな、暗いのか明るいのかわからないような話になりました。
誰でも研究者なら研究が好きでそのためにいろいろと苦しい思いもガマンしているわけですが、楽しい部分と苦しい部分のアンバランスがとくに最近は酷過ぎると思います。好きでもないグラント書きに忙殺されて研究は進まず、ようやく申請書を出しては落とされて、レビューアには批判されて傷ついて、それでも、やりたい研究とカーちゃんのためならエンヤコラ、貧乏研究者の頭に浮かぶヨイトマケの唄、、、、ちょっと大げさですけど研究者ならわかってくれるでしょう。
現在、二ヶ月半先の研究費申請の再提出に向けて、アイデアを練っておりますが、多少うっすらと光明が見えてきたような感じです。いくつかの再提出の条件のうちはっきりしている一つのことは、それまでに、あと1-2本の論文を出さないといけないことです。一本は数日前にまずまずの雑誌にアクセプトになり、ちょっとホットしました。この論文、リバイスの原稿を提出してから週末を挟んで4日でアクセプトの通知が来ました。私の記録では最速です。想像するに、レビューアのコメントに対するレスポンスとしてシングルスペースで7ページになったものを送りつけたので、きっとレビューアーは「真面目に読むのも面倒くさい、どうでもいいや」という気分になったのだと思います。多くの忙しい人にとっては、他人の論文レビューはわざわざ忙しい自分の時間を割いてやっているボランティア活動で、平日は忙しいので週末にまとめてやる雑用仕事であろうと思います。私だったら、この手の仕事は週末の始めにパッパッと片付けて、後はすっきり、のんびり楽しみたいと思いますから、きっと今回のレビューアの人々もおやつでも食べながらレスポンスだけザッと見て、パラパラと本文をチェックして、OK、ぐらいのノリでやっつけてしまったのでしょう。
そう思うと、論文のリバイスでは、丁寧かつ不必要に長いレスポンスをして、週の後半に再投稿するのが早く論文を通すのに有効ではないか、とどうでもよいことを考えました。(なにしろ、一つ前の論文のリバイスでは、アクセプトの返事をもらうのに二ヶ月またされました)次もその手でやってみたいと思います。
誰でも研究者なら研究が好きでそのためにいろいろと苦しい思いもガマンしているわけですが、楽しい部分と苦しい部分のアンバランスがとくに最近は酷過ぎると思います。好きでもないグラント書きに忙殺されて研究は進まず、ようやく申請書を出しては落とされて、レビューアには批判されて傷ついて、それでも、やりたい研究とカーちゃんのためならエンヤコラ、貧乏研究者の頭に浮かぶヨイトマケの唄、、、、ちょっと大げさですけど研究者ならわかってくれるでしょう。
現在、二ヶ月半先の研究費申請の再提出に向けて、アイデアを練っておりますが、多少うっすらと光明が見えてきたような感じです。いくつかの再提出の条件のうちはっきりしている一つのことは、それまでに、あと1-2本の論文を出さないといけないことです。一本は数日前にまずまずの雑誌にアクセプトになり、ちょっとホットしました。この論文、リバイスの原稿を提出してから週末を挟んで4日でアクセプトの通知が来ました。私の記録では最速です。想像するに、レビューアのコメントに対するレスポンスとしてシングルスペースで7ページになったものを送りつけたので、きっとレビューアーは「真面目に読むのも面倒くさい、どうでもいいや」という気分になったのだと思います。多くの忙しい人にとっては、他人の論文レビューはわざわざ忙しい自分の時間を割いてやっているボランティア活動で、平日は忙しいので週末にまとめてやる雑用仕事であろうと思います。私だったら、この手の仕事は週末の始めにパッパッと片付けて、後はすっきり、のんびり楽しみたいと思いますから、きっと今回のレビューアの人々もおやつでも食べながらレスポンスだけザッと見て、パラパラと本文をチェックして、OK、ぐらいのノリでやっつけてしまったのでしょう。
そう思うと、論文のリバイスでは、丁寧かつ不必要に長いレスポンスをして、週の後半に再投稿するのが早く論文を通すのに有効ではないか、とどうでもよいことを考えました。(なにしろ、一つ前の論文のリバイスでは、アクセプトの返事をもらうのに二ヶ月またされました)次もその手でやってみたいと思います。