今年は自己愛の人の異常行動に悩まされた一年でしたが、自己愛性人格障害といえばトランプで、こちらもこの一年、いろいろとトンデモない言動や行動をして人々を怒らせました。
アメリカがエルサレムをイスラエルの首都とみなすという議会での案は30年ほど前からあったそうですが、これまでの大統領はそれを宣言するようなことをしませんでした。そうすれば、当然世界最大の宗教を持つイスラム圏の国々から猛反発を受け、パレスティナ問題はさらに紛糾し中東戦争から世界大戦と拡大する可能性があるからでしょう。わざわざ、騒ぎを煽って問題を大きくするのはバカです。しかし、トランプは何しろ自分のことしか考えていませんから、世界大戦になろうが、人々が大勢死のうが知ったことではなく、自分がユダヤとの約束通りにエルサレム首都宣言をして派手に目立てばそれでいい、という自己愛行動をとります。
パレスチナ自治政府のマルキ外相は「米国がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことで、中東和平における米国の将来の役割を無効にした」と非難。米国は中東和平の公平な仲介者になれなくなったという認識を表明。
親米政権のトルコもさすがにイスラム国、エルドアン大統領は21日、首都アンカラで演説し、「トランプ大統領、あなたは米ドルでトルコの民主的な自由意思を買うことはできない」と批判した、とのこと。
幸い、国連は、- 米トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と認定した問題について、国連総会(193カ国)で、米国に方針の撤回を求める決議案を128カ国の賛成多数で採択。反対は9カ国、棄権は35カ国。日本は英仏中ロや韓国、ドイツなどとともに賛成した。-
と当然の判断。
私がホッとしたのは、日本がこの国連決議案に賛成したことです。何しろ、アベのトランプのxx舐め外交は惨めなぐらいですから、良くて棄権、下手すると反対に回るのではないか懸念しておりました。(もし、そうなっていたら、日本は独立国などではなく完全にアメリカの飼い犬であることを公言するに等しいですからね)ま、日本は中東諸国とは比較的良好な関係にあるので、ここでトランプのxxを舐めるよりは、イスラム系中東国との関係を悪化させる方がまずいと理性的な判断をしなのだろう、と思います。
トランプは、エルサレム首都案に賛成しない国には援助を打ち切る、と言ったらしいですが、さすが自己愛性人格障害ですな。この手の人間は、その巨大で醜いエゴのために、物事には勝つか負けるかしかなく、みんなで共栄共存することを考えられないのです。他者に対する共感性のなさ、他人の身になって考える能力の欠如のために、レシプロカリティーという概念が無いのです。
当然、トランプ以外のアメリカ人も理性的な人々はおります。アメリカ外交評議会の会長、Richard Haassは、「対外援助はいざという時に協力してくれる友人を作る国家安保の一環であり長期投資であり、一時の激情で出したり引っ込めたりするものではない。」と述べ、「エルサレムで一方的独断を強行して批判されると国連や世界の殆どの国を敵に回して恨んだり恫喝したりしたトランプ政権は今度どんな面を下げて北朝鮮やイランの制裁に国連の枠内に皆で協力しろと言えるのか?あの政権には外交や優先度を戦略的思考出来る者はいないのか?」と批判。
ごもっとも。
対してトランプの腰巾着、ヘイリーは、各国の国連大使に「われわれは一票一票に留意する」とするけん制のメールを送り、「国連に対する米国の見る目は変わる」と国連への拠出金削減をチラつかせて、恫喝。
類を持って集まり、朱に交われば赤くなる、バカ殿にはバカな家来が寄り集まるのは洋の東西を問わないようで。
さて、報道があまりされていないので、アベがらみの犯罪に関して。
今治では加計学園問題に関して裁判が開かれたようです。
20日、松山地裁で「加計裁判」の第1回口頭弁論があった。今治市民が、菅良二・今治市長を相手どり加計学園への補助金支出の差し止めを求めた訴訟だ。被告は今治市長なのだが、準備書面は計画が「アベ案件」であったことを冒頭から厳しく指摘する ― 安倍晋三が「私的利益」の為に恣意的に加計学園に開設を認めた学校法人への寄付などは地方自治法232条の2の「公益上必要がある場合」に該当しない。安倍晋三、加計晃太郎の「私益」の為の寄付、補助金の交付決定であり違法である。― アベと加計学園の補助金詐欺を問う裁判です。
アベの太鼓持ちTBS元記者が犯した強姦逮捕をガースーの子飼いで当時の警視庁刑事部長が逮捕直前でもみ消した事件が、国会でも取り上げられています。このアベ友である男の性犯罪の被害者として、記者会見を開き、告発本まで出した詩織さんの勇気ある行動が人々の共感と呼ぶと同時に、犯罪を権力でもみ消すという法治国家にあるまじき事件に対する怒りも惹起しました。最近、NHKが日本でも性犯罪やセクハラの被害にあった人が声をあげつつあるという現況を報道したそうで(堰を切った、日本の#MeToo)、てっきりこの詩織さん事件を取り上げているのだろうと読んでみました。しかし、さすがは「アベさまの日本偏向報道協会」、詩織さんのことも、アベ官邸がもみ消したと疑われるこの強姦事件についても一言も述べていません。
アベがらみの犯罪の報道が忖度なのか圧力なのか知りませんが報道されない、報道自由度180国中、72位の報道後進国ニッポン。
アべにアベ夫人、ガースー、その手下、それからアベ友、太鼓持ちジャーナリストと、ま、よくもここまで似た者同士が集まって、悪だくみできるものです。
アメリカがエルサレムをイスラエルの首都とみなすという議会での案は30年ほど前からあったそうですが、これまでの大統領はそれを宣言するようなことをしませんでした。そうすれば、当然世界最大の宗教を持つイスラム圏の国々から猛反発を受け、パレスティナ問題はさらに紛糾し中東戦争から世界大戦と拡大する可能性があるからでしょう。わざわざ、騒ぎを煽って問題を大きくするのはバカです。しかし、トランプは何しろ自分のことしか考えていませんから、世界大戦になろうが、人々が大勢死のうが知ったことではなく、自分がユダヤとの約束通りにエルサレム首都宣言をして派手に目立てばそれでいい、という自己愛行動をとります。
パレスチナ自治政府のマルキ外相は「米国がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことで、中東和平における米国の将来の役割を無効にした」と非難。米国は中東和平の公平な仲介者になれなくなったという認識を表明。
親米政権のトルコもさすがにイスラム国、エルドアン大統領は21日、首都アンカラで演説し、「トランプ大統領、あなたは米ドルでトルコの民主的な自由意思を買うことはできない」と批判した、とのこと。
幸い、国連は、- 米トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と認定した問題について、国連総会(193カ国)で、米国に方針の撤回を求める決議案を128カ国の賛成多数で採択。反対は9カ国、棄権は35カ国。日本は英仏中ロや韓国、ドイツなどとともに賛成した。-
と当然の判断。
私がホッとしたのは、日本がこの国連決議案に賛成したことです。何しろ、アベのトランプのxx舐め外交は惨めなぐらいですから、良くて棄権、下手すると反対に回るのではないか懸念しておりました。(もし、そうなっていたら、日本は独立国などではなく完全にアメリカの飼い犬であることを公言するに等しいですからね)ま、日本は中東諸国とは比較的良好な関係にあるので、ここでトランプのxxを舐めるよりは、イスラム系中東国との関係を悪化させる方がまずいと理性的な判断をしなのだろう、と思います。
トランプは、エルサレム首都案に賛成しない国には援助を打ち切る、と言ったらしいですが、さすが自己愛性人格障害ですな。この手の人間は、その巨大で醜いエゴのために、物事には勝つか負けるかしかなく、みんなで共栄共存することを考えられないのです。他者に対する共感性のなさ、他人の身になって考える能力の欠如のために、レシプロカリティーという概念が無いのです。
当然、トランプ以外のアメリカ人も理性的な人々はおります。アメリカ外交評議会の会長、Richard Haassは、「対外援助はいざという時に協力してくれる友人を作る国家安保の一環であり長期投資であり、一時の激情で出したり引っ込めたりするものではない。」と述べ、「エルサレムで一方的独断を強行して批判されると国連や世界の殆どの国を敵に回して恨んだり恫喝したりしたトランプ政権は今度どんな面を下げて北朝鮮やイランの制裁に国連の枠内に皆で協力しろと言えるのか?あの政権には外交や優先度を戦略的思考出来る者はいないのか?」と批判。
ごもっとも。
対してトランプの腰巾着、ヘイリーは、各国の国連大使に「われわれは一票一票に留意する」とするけん制のメールを送り、「国連に対する米国の見る目は変わる」と国連への拠出金削減をチラつかせて、恫喝。
類を持って集まり、朱に交われば赤くなる、バカ殿にはバカな家来が寄り集まるのは洋の東西を問わないようで。
さて、報道があまりされていないので、アベがらみの犯罪に関して。
今治では加計学園問題に関して裁判が開かれたようです。
20日、松山地裁で「加計裁判」の第1回口頭弁論があった。今治市民が、菅良二・今治市長を相手どり加計学園への補助金支出の差し止めを求めた訴訟だ。被告は今治市長なのだが、準備書面は計画が「アベ案件」であったことを冒頭から厳しく指摘する ― 安倍晋三が「私的利益」の為に恣意的に加計学園に開設を認めた学校法人への寄付などは地方自治法232条の2の「公益上必要がある場合」に該当しない。安倍晋三、加計晃太郎の「私益」の為の寄付、補助金の交付決定であり違法である。― アベと加計学園の補助金詐欺を問う裁判です。
アベの太鼓持ちTBS元記者が犯した強姦逮捕をガースーの子飼いで当時の警視庁刑事部長が逮捕直前でもみ消した事件が、国会でも取り上げられています。このアベ友である男の性犯罪の被害者として、記者会見を開き、告発本まで出した詩織さんの勇気ある行動が人々の共感と呼ぶと同時に、犯罪を権力でもみ消すという法治国家にあるまじき事件に対する怒りも惹起しました。最近、NHKが日本でも性犯罪やセクハラの被害にあった人が声をあげつつあるという現況を報道したそうで(堰を切った、日本の#MeToo)、てっきりこの詩織さん事件を取り上げているのだろうと読んでみました。しかし、さすがは「アベさまの日本偏向報道協会」、詩織さんのことも、アベ官邸がもみ消したと疑われるこの強姦事件についても一言も述べていません。
アベがらみの犯罪の報道が忖度なのか圧力なのか知りませんが報道されない、報道自由度180国中、72位の報道後進国ニッポン。
アべにアベ夫人、ガースー、その手下、それからアベ友、太鼓持ちジャーナリストと、ま、よくもここまで似た者同士が集まって、悪だくみできるものです。