百醜千拙草

何とかやっています

ああ、またやった

2018-10-09 | Weblog
数日前のニュース。何を言われても「ワン」と尻尾をふるだけのあの底なしのXXがまた国益を損じたという話。例によって無能をゴマかすためにウソを言う。本当に悪口言いたくないですけど、クズの中のクズ、という言葉しか思い浮かびません。

東京新聞。
、、、、ペンス米副大統領は四日の演説で「日本と歴史的なFTAに関する交渉を間もなく始める」と明言した。日本は米国と交渉する協定は「物品貿易協定(TAG)であって包括的なFTAとは異なる」と主張し、食い違いが表面化した。、、、日本はこれまで、国同士の力関係が反映される日米FTA交渉は劣勢が見込まれるため、応じない方針だった。米国との過去の協議も「FTAの予備協議ではない」と説明してきた。しかし米国が輸入車への追加関税をちらつかせる中で方針を転換し、二国間交渉を受け入れた。、、、

赤旗はもっと直接的に批判。
「TAGは捏造の疑い」日本政府の訳にのみ記載。首相答弁との矛盾隠す。
 先月開かれた日米首脳会談で発表した共同声明で日本市場のいっそうの開放に反対する世論を欺くため、日本政府が日本語訳を捏造(ねつぞう)した疑いが出てきました。 安倍晋三首相は、これまでのトランプ政権との交渉を「日米FTA(自由貿易協定)交渉と位置づけられるものではなく、その予備協議でもない」(5月8日、衆院本会議)としてきました。日本語の仮訳は、この安倍首相の発言との整合性を取るためのものとみられます。、、、ハガティ駐日米国大使は新聞のインタビューに答え「われわれはTAGという用語を使っていない」「共同声明には物品と同様にサービスを含む主要領域となっている」(「産経」3日付)と発言しています。、、、日本共産党の志位和夫委員長は、ツイッターで「(首相の発言との)矛盾を糊塗(こと)するために、翻訳まで改ざんしウソで国民を欺く。こんな卑怯(ひきょう)、卑劣なやり方はないではないか」と指摘しました。
 東京大学教授・鈴木宣弘さんのコメント。、、、日米はTAGなるものを合意していません。今まで日米FTA(自由貿易協定)交渉をやらないと説明してきたのに、やることにしてしまったから、日米FTAではないとうそをつくために、無理やり編み出した造語です。非常に悪質です

無能につけこまれ、プーチンに続いてトランプにも、しっかりカタに嵌められました。これで日本の農業が壊滅し、アベノリスクで日銀に擦り散らかさせた日銀券のおかげで近い将来に起こるであろう「円」の暴落が起きたら、食料の4割を輸入している日本人はどうやって喰っていくつもりでしょう? 

かつてソ連崩壊前後の強烈なインフレと物資不足のロシアを思い出しました。それでもロシアが生き延びて今日があるのは、ソ連時代の政策で広まったダーチャのおかげだと私は思います。個人が郊外に菜園を持ち週末に野菜などを栽培し、食料の一部を自給する習慣です。残念ながら日本の特に都会に住む人は食料は買うしかありません。円の暴落で食料輸入が困難になり、自給するしかない状況に追い込まれた時、日本の農業はすでに壊滅しており田畑は荒廃しているとなれば、日本人は難民化するしかなくなるのではないでしょうか。

間も無く大学受験を迎える子供を持つ親戚に、ウチの子供は将来どういう職業がいいでしょうね、と聞かれて、つい農業を兼業するのが良いのでは、と答えていました。
コメント
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