早くも、「月ヶ瀬梅林」「見ごろ」のキーワードで当ブログに来られる方がちらほら出てきた。そんな方のために、日々の開花情報を掲載されている小谷商店さんのHPへのリンクを貼っておくので、ご参考にしていただきたい。
『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』(山と渓谷社刊)の「梅」(奈良の花の名所)には、《万葉時代、花といえば梅を指すほど愛されていたという。桓武天皇が平安遷都した時、紫宸殿の前庭には右に橘、左には梅が植えられていた。百八十年ほど後、内裏が炎上して梅の木も焼けてしまい、再建に桜が植えられてから梅は左近の座を譲った。時代によって好みが変わった例であろう。梅はもろもろの花にさきがけて咲き、花の兄や春告げ草、薫り高いことから匂草、香栄草などと呼ばれる。好文木という呼び名もあるが、これは晋の武帝の「文を好めばすなはち開き、学を廃すればすなはち開けず」という故事からの名付けという》。
また、同書の「月ヶ瀬梅林」(奈良の自然)には、合併によって奈良市となった旧月ヶ瀬村地区の《高原を下刻して深さ百数十㍍の名張川の峡谷があるが、下流域の京都府南山城村に高山ダムが建設されて月ヶ瀬湖が形成された。この両岸に国の名勝である梅林が続いている。江戸時代に訪れた多数の文人墨客(ぶんじんぼっかく)によって有名になった梅林で、現在は月ヶ瀬橋を中心に右岸の高原部・尾山地区および下流部の桃香野(ももがの)地区にかけて約一万本もの梅の木が植えられている。尾山から月ヶ瀬橋にかけて一目八景・天神の森・祝谷・一目千本・鶯谷などの景勝地がある。吉野地方の賀名生梅林、広橋梅林とともに奈良県の三大梅林といわれる》。
毎年開花情報をご提供くださる小谷商店さん(奈良市月ヶ瀬尾山2867-1)は、梅の期間中は現地で営業されているので、せいぜいご利用いただきたい。またメールフォームでいろんな問い合わせにもお答えいただける。
春期のみ(2月10日~3月末まで)期間中は園内にて営業しております。
小谷商店 鹿飛谷店
小谷商店 天神の森・ ふれあい館店
(喫茶・写真展示・DVD)
営業時間 10:00~16:30(定休日:期間中無休)
今年は厳しい寒さが続いているので、平年より開花は遅れそうであるが、この開花情報をしっかりチェックして、月ヶ瀬梅林をお訪ねいただきたい。
月ヶ瀬梅林の見頃情報はこちら!
奈良県下7か所の観梅名所の見頃情報はこちら!
『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』(山と渓谷社刊)の「梅」(奈良の花の名所)には、《万葉時代、花といえば梅を指すほど愛されていたという。桓武天皇が平安遷都した時、紫宸殿の前庭には右に橘、左には梅が植えられていた。百八十年ほど後、内裏が炎上して梅の木も焼けてしまい、再建に桜が植えられてから梅は左近の座を譲った。時代によって好みが変わった例であろう。梅はもろもろの花にさきがけて咲き、花の兄や春告げ草、薫り高いことから匂草、香栄草などと呼ばれる。好文木という呼び名もあるが、これは晋の武帝の「文を好めばすなはち開き、学を廃すればすなはち開けず」という故事からの名付けという》。
また、同書の「月ヶ瀬梅林」(奈良の自然)には、合併によって奈良市となった旧月ヶ瀬村地区の《高原を下刻して深さ百数十㍍の名張川の峡谷があるが、下流域の京都府南山城村に高山ダムが建設されて月ヶ瀬湖が形成された。この両岸に国の名勝である梅林が続いている。江戸時代に訪れた多数の文人墨客(ぶんじんぼっかく)によって有名になった梅林で、現在は月ヶ瀬橋を中心に右岸の高原部・尾山地区および下流部の桃香野(ももがの)地区にかけて約一万本もの梅の木が植えられている。尾山から月ヶ瀬橋にかけて一目八景・天神の森・祝谷・一目千本・鶯谷などの景勝地がある。吉野地方の賀名生梅林、広橋梅林とともに奈良県の三大梅林といわれる》。
毎年開花情報をご提供くださる小谷商店さん(奈良市月ヶ瀬尾山2867-1)は、梅の期間中は現地で営業されているので、せいぜいご利用いただきたい。またメールフォームでいろんな問い合わせにもお答えいただける。
春期のみ(2月10日~3月末まで)期間中は園内にて営業しております。
小谷商店 鹿飛谷店
小谷商店 天神の森・ ふれあい館店
(喫茶・写真展示・DVD)
営業時間 10:00~16:30(定休日:期間中無休)
今年は厳しい寒さが続いているので、平年より開花は遅れそうであるが、この開花情報をしっかりチェックして、月ヶ瀬梅林をお訪ねいただきたい。