私が制作した古事記の入門冊子『つぎはぎ古事記入門』を、読売新聞奈良版(2/20付)が取り上げてくださいました。見出しは「引用多彩に入門冊子 ぜひ親しんで」です。記事によると《古事記の概要をまとめた冊子「つぎはぎ古事記入門」(A4判・38ページ)を作成した。同会のホームページからダウンロードできる。神話の世界を描いた上巻と歴代の天皇の事績を記した中、下巻の内容を紹介。古事記に関する本やホームページからの引用を中心に、読み下し文や解説を加え、英訳も織り交ぜるなど多彩な内容になっている。巻末には参考図書や県内のゆかりの地を記している》。
《古事記について、因幡の白兎など有名な神話しか知らなかったため、昨年6月から有志で勉強会を開催してきた》《「古事記は日本人の物の考え方の原点があるように思え、興味深い。心の琴線に触れるエピソードもあり、ぜひ親しんでほしい」と話している》。『つぎはぎ…』というタイトルが「あまりにも卑下しすぎ」とのお声もいただきますが、文字どおり「パッチワーク」のように既存の書物やWebサイトからの引用で作りましたし、私独自の説というものもありませんので、このまま通しています。
ダウンロードしてお読みになった方からは、「古事記の概要がよく分かった」「難しいと敬遠していたが、もっと早く読めば良かった」「今度は現代語訳で全文を読みたい」などのお声をいただきました。
私のお薦めは、県観光局が制作した『なら記紀万葉 名所図会~古事記編~』との併読です。県の冊子は、大和にまつわる話をきれいな写真とともに紹介されていて、いわば「各論」です。私の冊子は、古事記の全体像を大づかみに紹介した「総論」になっています。これらの両方を読まれると、古事記全体のなかでの大和の話や位置づけをよく分かっていただけると思います。
古事記完成1300年を迎え、本屋さんには、古事記に関する解説本や特集雑誌が平積みされています。ぜひこの機会に、古事記に親しんでください!
《古事記について、因幡の白兎など有名な神話しか知らなかったため、昨年6月から有志で勉強会を開催してきた》《「古事記は日本人の物の考え方の原点があるように思え、興味深い。心の琴線に触れるエピソードもあり、ぜひ親しんでほしい」と話している》。『つぎはぎ…』というタイトルが「あまりにも卑下しすぎ」とのお声もいただきますが、文字どおり「パッチワーク」のように既存の書物やWebサイトからの引用で作りましたし、私独自の説というものもありませんので、このまま通しています。
ダウンロードしてお読みになった方からは、「古事記の概要がよく分かった」「難しいと敬遠していたが、もっと早く読めば良かった」「今度は現代語訳で全文を読みたい」などのお声をいただきました。
私のお薦めは、県観光局が制作した『なら記紀万葉 名所図会~古事記編~』との併読です。県の冊子は、大和にまつわる話をきれいな写真とともに紹介されていて、いわば「各論」です。私の冊子は、古事記の全体像を大づかみに紹介した「総論」になっています。これらの両方を読まれると、古事記全体のなかでの大和の話や位置づけをよく分かっていただけると思います。
古事記完成1300年を迎え、本屋さんには、古事記に関する解説本や特集雑誌が平積みされています。ぜひこの機会に、古事記に親しんでください!
※2/23追記。本日付の奈良新聞でも、紹介されました!
