遠出をした仕事先で昨日、ふとした合間にカブトエビを発見。こんなに大きく成長したのは初めて見た。尻尾の2本のヒゲ(と言うのは変か?)を入れないでも4センチ近くある。頭が大きいので迫力がある。田圃に大発生していた。農薬を使っていない田なのだろう。
カブトエビは6匹持ち帰った。それと幼生のような小エビのような奇麗なヤツを2匹。これは細長くて3センチ足らず。帰ってみたら奇麗なヤツが2匹ともいない。カブトエビに食われてしまったようだ。まことに残念。
例によってネットで調べてみた。奇麗なヤツは豊年エビだった。おいそれと採取に行けない距離だ。美しかったのに残念。小さな容器に一緒くたに入れたからかも知れない。
カブトの方はアジアカブトエビのようだ。アメリカカブトエビと区別はできにくいらしい。アメリカの方は雌雄同体というのか、両性具有というのか、日本では雌しか見つかっていない・・などと妙なことを書いてある。
アジアの方は雌雄がいて交尾して、もつれ合ったりするので判るらしい。確かにもつれあって、じゃれあっていたのを観た。2億年前から変らぬ姿だという、生きた化石。
カブトエビは雑食で飼いやすいらしい。デジカメで撮った後、ヒメダカの親がいる水槽に入れた。ヒメダカを襲うことはしないだろう。水草を噛み切るそうだが、水を吸い込んで漉しとるやり方で食餌するらしいので、アオミドロが濾しとられて透明になればいい。水換えが面倒なので掃除係になってくれたらと期待している。