鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ヒメダカの冠はエビノコバンと判明

2008年06月30日 19時22分48秒 | 随筆或いはエッセイ

ヒメダカにくっ付いているのはサカマキガイだと思い込んでいたのだが、本日そうではないことが判った。なかなか調べられなかったのだが、脚が6本らしいので水生昆虫で検索して探し当てた。ヌマエビなどに寄生して体液を吸う虫なのだという。等脚目ニセウオノエ科エビノコバン。

何回もヒメダカの頭に載っているのを見た。一昨日は横腹に付いていた。今日は、ちょっとずらしてオシャレな帽子のかぶり方みたいな状態なのを見た。デジカメのマクロ設定で、うまく焦点が合って撮れれば判るのだが今まで駄目だったのだ。

それが今日なんとか水槽に手を入れて掬うことができた。デジカメで撮れる!と喜んだのもつかの間で、二匹は私の手の中で離れてしまった。離れたのを見たら、サカマキガイではない。5~6ミリ程しかないが、丸みがないし明らかに貝ではなく初めて見る生き物だった。

川エビ(ヌマエビ?)は確かに1匹いるのだが、それには寄生していなかったように思う。だんだん大きくなって来たのか? それとも、カブトエビに付いてきたのか? それにしたってエビではなくメダカに寄生していたのは解せない。しかしそういうこともあるのだろう。ウチの水槽では、ヒメノコバンだ。

7/1 追記 エビノコバンをどうしたものかと思い悩んでいる。ヒメダカにくっ付いていたのは偶然だったのだろうか? エビではなくて魚からも体液を吸うことはできていたのだろうか? マンタやジンベエザメにくっ付いてるコバンザメは吸血してるわけじゃないけれど、このエビノコバンは全くの寄生でヒモだ。ヒメからせっかくヒモを取り除いたわけだから、戻したくはないし・・・。たらいに隔離して飼っているのだが、寄生主がいなけりゃコバンも困るだろうし、ネットで調べてもあまり詳しくは載っていない。珍しいものなのだろう。これを専門に研究している学者はいないようだ。観ていると面白い。すごい速さでススーイと動く。足で動いているのではない。尻の方にあるスカートが櫂状になっていて水を後方に猛烈な速さで押しやっているのかも知れない。でも、スーイスーイと5センチ単位の泳ぎだから、吸い込んだ水を噴射してるのかも知れない。とにかく尻の方は推進力に大いに関係している筈だ。エビを手に入れて一緒に飼ってみたいとも思ったり、詳しく調べたら面白いだろうなぁと思うけれど、顕微鏡もないし、私が持っていても猫に小判だ。

コメント (6)
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