2日半ほど続いた頭痛がようやく治った。普通に日記風に書いてみよう。私のブログは自分で何だか変だな・・と近頃思ったりする。一定の雰囲気を保てないのは、興味がいろいろに向いてしまう生まれつきの気質だからどうしようもないのかも知れない。まぁいっか・・。
毎朝ヒメダカの水槽をでかける前に観る。孵化したばかりの仔魚がいないか目をこらして見る。2~3日おきに見つかる。細い尻尾の先まで入れても3ミリ位しかないから、よくみないと見つけられない。居たら直ぐにひしゃくで掬う。救うと言ったらいいのかも知れない。
2週間程前に、救いだした仔魚だけを入れている水槽から、かなり成長して緋色に色づいてきた稚魚を親の方に戻した。だいぶ動きもすばやかったし、入れた当初は親が来たらすばやく逃げていたので大丈夫だと思っていたのだが、1週間程で姿を見せなくなった。おそらく食われてしまったのだろう。
親に食われたどうかは実はわからない。春先に水槽を洗ったときに小振りで臆病な個体が1匹いた。ヤツは群れたりせず常に底の物陰にひとり隠れ暮らしているようで、ほとんど見ることがない。たまに緋メダカなのに色白のヤツがチラッと姿を見せる。それがヤツなのではないかと思っている。先だって親の方に入れた稚魚もヤツと同じ道を選んで底の方にじっと引きこもり、世にでる機会を窺うというのか、身体の成長を待っているのかも知れない。
カブトエビを6匹入れた。ヒメダカとは平和共存すると思っていたのだが、カブトエビがあまり姿をみせなくなったので少し心配した。でもメダカもカブトエビも息災だった。昨日はカブトエビの脱皮した殻が浮いていた。大きいのはもしかしたら寿命が尽きたかもしれないが、少なくても3匹はまだ存命が確認できた。もぬけのからという言葉があるが、脱皮した殻のことで『蛻』という字なのだと今日初めて知った。
さてカブトエビ、こいつらは猛烈な動きで水中を泳ぎ回っている。水面に甲羅を見せたり反転して腹を見せたり動きに法則がない。水草をかじるのか草に止っていることもある。腹を見せている時に、上からメダカの餌をふりかけてやると水面に留まって無数の脚をさわさわとさせて水流を作り、餌を吸い込もうと必死になる。ところがあまり効を奏さない感じで見ていて飽きない。
水槽には近頃、貝が大発生している。これは飼っているつもりはないのだが、いつのまにか居る。モノアラガイだと思っていたのだが、調べたらサカマキガイだった。巻き方が左巻きなので逆巻き、そうだろうね、ウチに居つくんだから・・。こいつがまた、ゼリー状の卵塊をガラス壁に産み付ける。たぶんそうなるだろうと思いつつ、放っておいたから稚貝が無数にいる。
このサカマキガイもなかなか面白い。肺呼吸をするのだそうだ。水面に逆さまに浮いて、天井歩きで滑っていく。垂直沈下浮上もする。雌雄同体だそうで、よく組んづほぐれつウニュウニュやっている。ところがその卵塊が最近見られない。たぶんカブトエビの仕業だろうと踏んでいる。
だからというわけではないだろうが、ヒメダカの頭に乗っているサカマキガイを少し前に見た。そして今日は、ヒメダカの横腹に付いていた。ずっとそいつらは一緒に過ごしているんだろうか・・・。水が濁っているので観察は出来にくいのだが、ヒメダカの方はオスで、嫌がっているふしはない。ときどきそういう異種間の勘違いというのか、成り行き上の恋というのか、そんな不思議があるものだが、これもその例か。画像は頭に乗っているときのもの。行く末を見守っていきたい。